カードローンは最大何社まで借りられる?複数社への同時申込みは可能?

カードローンは、最大で何社まで借りることができるのでしょうか。ネット上などでは、様々な情報が飛び交っているため、真実が分かりづらくなっているものです。

そこで今回は、カードローンの借入件数について取り上げながら、複数社への同時申込み最大件数、同時申込みする際の要点、おまとめローンや借り換えローンなど、詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

カードローンは何社まで利用することができるの?

カードローンは、何社まで利用できるのでしょうか。消費者金融系・信販系と銀行系では、件数に関する考え方が異なるため、この項では分けて解説していくことにします。

【消費者金融系・信販系の場合】
消費者金融系と信販系は、貸金業法の総量規制を遵守する必要があります。年収の1/3を超える借入はできないというルールです。実際のところ、法律上で『何社まで利用できる』といった規則は設けられていません。

一般的に、3社までは借入可能であるといった情報が出回っていますが、実際のところは分からないのが現状です。なぜなら、借入総額が年収の1/3以下になっていれば、法律上は問題がないことが関係しています。

つまるところ、各消費者金融や信販系の企業の独自判断によって、何社まで利用できるかが決まっているのです。

これだけでは情報は不足していますので、今回は例として大手消費者金融系のカードローン会社であるアコムのお試し診断ツールを使って、何社で借入が不可となるのか検証してみることにしましょう。以下の表にまとめましたので、参考にしてください。

年齢 / 独身既婚 / 借入件数 / 借入総額 結果
20歳 / 独身男女 / 3件 / 30万円
20歳 / 独身男女 / 4件 / 30万円
×
30歳 / 既婚男女 / 3件 / 30万円
30歳 / 独身男女 / 4件 / 30万円
×
40歳 / 既婚男女 / 3件 / 30万円
40歳 / 独身男女 / 4件 / 30万円
×
50歳 / 独身男女 / 3件 / 30万円
50歳 / 既婚男女 / 4件 / 30万円
×
60歳 / 独身男女 / 3件 / 800万円
60歳 / 既婚男女 / 4件 / 800万円
×

検証の結果、年齢、独身既婚、性別、借入総額はそれほど重視されていないことが分かりました。また、借入件数が4件になると利用不可となったことから、アコムの借入件数の目安は3件までであるといえそうです。

あくまでもアコムの判断基準となるため、すべての消費者金融系・信販系のカードローンに当てはまるわけではありません。しかし、消費者金融系カードローン会社が設けている基準の1つとして目安になるものです。

実際の審査では、総量規制に抵触していないかチェックしますので、借入件数が3件であっても審査に落とされてしまう可能性はあるものです。そのため、あくまでも2件から3件程度まで利用できると考えておきましょう。

【銀行系の場合】
この項では、『三菱東京UFJ銀行カードローンバンクイック』のお試し診断ツールを利用して、検証してみることにしましょう。

年齢 / 独身既婚 / 借入件数 / 借入総額 結果
20歳 / 独身男女 / 3件 / 30万円
20歳 / 独身男女 / 4件 / 30万円
30歳 / 既婚男女 / 3件 / 30万円
30歳 / 独身男女 / 4件 / 30万円
40歳 / 既婚男女 / 3件 / 30万円
40歳 / 独身男女 / 5件 / 30万円
×
50歳 / 独身男女 / 4件 / 30万円
50歳 / 既婚男女 / 5件 / 30万円
×
60歳 / 独身男女 / 3件 / 800万円
60歳 / 既婚男女 / 4件 / 800万円
60歳 / 既婚男女 / 5件 / 800万円
×

以上が検証の結果でした。年齢、独身既婚、借入総額に関係なく、借入件数が5件になると借入不可の結果となっています。

特に注目したいのは、60歳・既婚男女・4件・800万円でも借入可能という結果だったにもかかわらず、借入件数を5件へ変更をすると借入不可となった点です。

そもそも60代で4件もの借入があり、借入総額が800万円ある時点で、一般的には新たな融資を受けることはかなり困難だといえます。しかし、診断ツールでは、借入可能という結果が出ていました。

そのため、三菱東京UFJ銀行カードローンバンクイックの判断基準は、4件までである可能性が高いといえます。他の銀行系がどのような基準となっているかは不明なものの、おおよそ4件程度と考えておけば問題ないといえそうです。

複数借入のメリット・デメリットについて

複数借入をした際、具体的にはどのようなメリットやデメリットが存在するのでしょうか。まずはメリットからみていくことにしましょう。

結論からいいますと、複数借入のメリットはほとんどありません。そもそも、お金に困っていなければ、複数社から借りることはないものです。
現時点で複数社から借入しているということは、相当お金に困っている可能性が高いということになります。

人によっては、月々の返済額が生活を圧迫しているケースもあるものです。最悪の場合、返済するお金を用意することができず、新たに借入をして自転車操業となっていることも少なくありません。

このようにして見ると、複数借入はメリットが一切ないように見えてしまうものです。しかし、1つだけ複数借入ならではのメリットがあります。

それは、複数社からお金を借りて、上手にやりくりをすることで、家計の状態を改善できる可能性があるということです。

容易なことではありませんが、借入と返済のタイミングに気をつけながら、より収入が安定した職へ転職を図るなどして工夫をすれば、状況が改善する余地は残されています。

ケースバイケースですので、必ず家計の状況が改善するとは限りませんが、複数の借入があるからといって諦めることなく、最善を尽くすようにしたいものです。

次にデメリットですが、最大のデメリットはやはり多重債務者となりやすい点です。多重債務者と呼ばれている方は、3件から4件以上のカードローンを利用しているケースがほとんどとなります。

このような状況になると、まず新規での借入は難しくなるものです。カードローンは高金利な金融商品ですので、自転車操業で家計を回すようになると、あっという間に利息額が大きくなります。

その上、延滞すると20%もの延滞利息が掛ってくるのです。このような状況となる前に、おまとめローンや借り換えローンなどの低金利な金融商品へ一本化する他、早めに弁護士などへ相談するのが得策だといえます。

何社まで同時申込みが可能なの?

カードローンは、何社まで同時申込みが可能なのでしょうか。先に結論からいいますと、カードローン会社ごとで対応は異なります。

同時申込みが発覚した時点で、件数に関係なく審査に落ちることもありますし、2件から3件程度の同時申込みをしても重要視しないカードローン会社もあるのです。そのため、この項では3つのケースを取り上げながら、同時申込みに関する考え方についてご紹介していきます。

【ケースその1】総量規制に抵触する可能性がある
あくまでも消費者金融系や信販系のカードローンに限ったお話となりますが、たとえば年収が300万円だったとしましょう。この場合、借入上限は100万円となります。すでに80万円の借入があった場合、残り20万円分まで借入が可能です。

この段階で2社へ申込みをした際、希望する融資額にもよりますが、2社とも10万円ずつと少額融資希望だったとしても、審査に落ちる可能性があります。なぜなら、総量規制ギリギリの状況だからです。

一般的に、同時申込みは2社までなどといった話がありますが、必ずしもそうとは言い切れません。『借入状況』によって、同時申込み可能な件数は変わるものだからです。

なお、消費者金融や信販系のカードローンの傾向としては、2社から4社程度の同時申込みが限界であるように見受けられます。年収や借入状況によってもお話は異なりますが、件数が増えるということは、総量規制に抵触する可能性が高まるということです。

そのため、総量規制に抵触しないように、かなり厳しく審査を行っているのが現状だといえます。

【ケースその2】年収と返済利率がアンバランスになっている
年収と返済利率を重要視しているのは、銀行系のカードローンとなります。基準となる返済利率は法律上で決められておらず、各銀行の判断に一任されているのが現状です。

年収に対して30%から40%程度の返済利率が上限となっているケースが多く、複数社へ申込みをすることで返済利率が基準値を超える可能性がある場合、審査に落とされることがあります。

つまり、申込みの件数で判断されているわけではないのです。また、すでに借入をしている件数と、申込み件数を合わせて5社を超えるという場合も、返済利率の関係上、審査に落とされることがあります。

【ケースその3】他社の借入がなく借入上限金額が10万円程度と低い
カードローンの利用が一切なく、希望する借入上限金額が10万円程度であれば、2件から3件同時申込みをしても審査に通過することがあります。

あくまでも、各カードローン会社の判断に委ねられることになるため、一概に言い切れないところはあるものです。

しかし、上記のようなケースですと、総量規制に抵触しない可能性が高いといえますし、返済利率が年収の30%から40%を超えない可能性が高いと判断できます。そのため、今回のケースですと、2件から3件の同時申込みならばほぼ問題がないといえるのです。

最高で何社まで申込み可能なの?

これまでも解説してきたとおり、法律上で明確な件数は決められていません。そのため、最高で何社まで申し込みが可能なのかという点は、各カードローン会社によって判断が異なってくるのです。

そのためこの項では、日本の平均年収を参考にしながら、一つの仮説をご紹介していくことにしましょう。

転職・求人情報を手掛けているDODAが発表した、2016年の日本人平均年収は、442万円でした。今回の仮説は、442万円を基準として考えていくことにします。

まず、消費者金融系・信販系のカードローンを利用する場合、年収が442万円ですと借入上限金額は147万円です。初回申込み時、1社あたりの上限金額は10万円から30万円となることがほとんどですが、ここでは1社あたり30万円ということにしましょう。

たとえば、初めてカードローンへ申込みをする場合、4社までであれば合計額が120万円となるため、総量規制に抵触することはありません。

最終的には、各カードローン会社の判断とはなるものの、上記のケースであれば最高で4社までということになるのです。これが、1社あたり50万円の上限金額となれば、2社までということになります。

一方、銀行系カードローンの場合はどうなるのでしょうか。同じように、年収が442万円としてみていくことにしましょう。返済利率を30%とした場合、借入可能な上限金額は132万円です。

先程と同じように、1社あたりの借入上限金額は30万円ということにしましょう。4社申込みをすると120万円ということになるため、目安としては最大4社までということになります。

上記で取り上げたケースは、全くカードローンを利用したことがない方を想定しています。他社から借入をしていたり、1社あたり50万円まで借入をしていた場合、またお話は異なってくるものです。

つまるところ、カードローンは何社まで借りられるのかといった視点では考えずに、借入状況によって申込み可能となる件数は異なってくると覚えておきましょう。

同時申込みの際に抑えておきたい3つのポイント

この項では、同時申込みの際におさえておきたい3つのポイントについてみていくことにします。以下に要点をまとめましたので、参考にしてください。

【ポイントその1】利用中の借入上限金額を把握する
審査の際は、借入件数や借入総額だけではなく、利用中のカードローン会社の借入上限金額もチェックされます。たとえば、年収300万円の方が、2社から借入をしていたとしましょう。

この場合の借入可能な上限金額は100万円です。今回は、1社あたりの借入上限金額を50万円とし、実際に借入しているのは10万円ずつの合計20万円とします。

上記のケースだと、申込み時点では総量規制に抵触していません。しかし、今後それぞれ50万円ずつ借入をすると、上限の100万円に達することから、総量規制に抵触してしまいます。

つまり、消費者金融や信販系のカードローンから、新たに借入することが不可能となるのです。

以上のことから、利用中のカードローンがある場合は、同時申込みをする前に借入上限金額をチェックしましょう。その上で、総量規制に抵触する可能性が高いのであれば、借入上限金額を下げることをお勧めします。

【ポイントその2】借入総額を減らしておく
すべてのカードローンにいえることですが、借入総額は減らしておくに越したことはありません。

2件程度の同時申込みであれば、多くのカードローン会社が許容範囲としていますが、3社から4社へと増えていくにつれて『お金に困っているのかもしれない』と判断されてしまいます。

その上で審査の際に信用情報機関へ照会したところ、借入上限までお金を借りていたり、返済が滞っていたりすると、やはりお金に困っていると断定されて、審査に落とされてしまうのです。

一方、借入総額を減らしてから同時申込みをした場合、そこまで悪い心象を与えることはありません。計画的に利用していることが分かるからです。

審査の段階で、同時申込みをした理由について問われる可能性はあるものの、正当な理由があれば必ずしも審査に落とされるとは限りません、

【ポイントその3】借入状況を綺麗にしておく
『借入状況を綺麗にしておく』とは、カードローンの借入状況だけを指しているわけではありません。クレジットカードやその他のローンも含まれます。

審査の際、必ず個人信用情報をチェックされることになりますが、カードローン以外のところで延滞などの事故情報があると、『返済に困っているため複数同時申込みをしているのでは?』と判断されてしまうものです。

そのため、現在借入しているお金がある場合は、遅れることなく返済をして、借入状況を綺麗にしておくようにしましょう。

借入先が異なると審査に通過しやすくなることはある?

結論から言いますと、借入先が異なった場合、審査に通過しやすくなることはあります。なぜなら、審査の基準は各カードローン会社によって異なるからです。

一般的に金利が低い金融商品は、貸し倒れのリスクを軽減するために、審査を厳しくしています。カードローンの中では、銀行系が該当すると考えて間違いありません。

また、銀行系のカードローンの場合、必ず銀行と保証会社の審査を受けることになります。おのずと審査は厳しくなることから、消費者金融系や信販系の高金利なカードローンと比較すると、審査に通過しづらくなっているのです。

つまり、銀行系のカードローンではなく、消費者金融系や信販系へ借入先を変えることで、審査に通過しやすくなることがあります。

ちなみに、消費者金融系の審査通過率は40%前後となっており、2人に1人あたりは審査に通過するといわれているものです。たとえば、アコムが発表している『マンスリーレポート2016年11月度』によると、審査通過率は50.2%でした。

一方、アイフルが発表している『月次データ2016年11月度』の場合、審査通過率は46.5%となっています。銀行系のカードローンでは、アコム、アイフルのように審査通過率を発表していません。

とはいえ、アコムとアイフルを上回るほどの審査通過率である可能性は、非常に低いといえます。今回取り上げた情報は、ほんの一例です。

ただし、借入先が異なると審査に通過しやすくなることがあるのは、上記のことからも事実だということが分かります。

おまとめローンや借り換えも活用してみよう!

借入件数が3社から4社へと増えていくと、毎月の返済額が大きくなってしまうものです。そうなると、利息分だけ支払って毎月の返済を済ませてしまうケースが発生し、いつまで経っても借金が減らないといった悪循環が始まります。

このような事態に陥る前に検討したいのが、おまとめローンや借り換えです。サービスの内容を以下にまとめました。参考にしてください。

【おまとめローン】
概要:簡単にいうと、複数社の借入を一本化することができる金融商品のことを指しています。別の言い方で、借り換えローンと呼ばれることもありますが内容は同じです。

多くのカードローン会社や銀行などで扱っている商品ですが、一般的なカードローン商品よりも金利が低く、月々の返済が楽になるといった特徴があります。

ただし、返済が滞っていると審査に通過することが難しくなるものです。また、カードローン商品よりも金利が低いショッピングローンや自動車ローンまでまとめてしまうと、金利が高くついてしまう可能性があります。

そのため、おまとめローンは返済に行き詰ってから利用するのではなく、返済が苦しくなってくる3社程度からの借入を目安として、早めに申込みを検討するようにしましょう。

なお、借入を一本化する目的で作られた商品とはいえ、誰でも審査に通過するわけではありません。

事故情報がなかったとしても、借入件数が4社から5社以上と多かったり、同時に3社以上申し込みをしていたりすると、切羽詰まった経済状況だと判断されて、審査に通過しづらくなります。

銀行系、消費者金融系など金融機関に限らず、比較的金利が低いサービスですので、審査はやや厳しくなるものです。

ちなみに、なんとか審査に通過したいのであれば、アイフルの『おまとめMAX』が適しているかもしれません。商品の概要は以下の通りです。

利用条件 満20歳以上で安定した収入と返済能力があり、アイフル既定の基準を満たしていること
資金使途 アイフル・他社借入金の借り換え
金利 12.0%~15.0%
延滞損害金 20.00%
限度額 500万円まで
返済方式 元利定額返済方式
返済金額 毎月固定金額を支払う(初回・最終回は異なるケースあり)
返済期間 最長10年(120回)
担保、連帯保証人 なし
必要書類 原則、他社借入条件などが分かる契約書など
本人確認書類
厳選徴収票などの収入を証明する書類

『おまとめMAX』は、すでに借入総額が年収の1/3を超えていても審査が可能となっています。年利は12.0%から15.0%とやや高めですが、アイフルの通常のカードローン金利よりも低めです。

担保や保証人不要で、最長10年の返済期間が設けられているため、比較的余裕をもって返済することができるといえます。

たとえば審査の結果、年利15.0%で200万円まで融資を受けることができたとしましょう。返済期間3年、5年、7年、10年で返済した場合、月々の返済額は次の通りとなります。(3年:70,000円、5年:48,000円、7年:39,000円、10年:33,000円)

自らの経済状況や借入状況に合わせて、最適な返済期間を設定したいものです。

【借り換え】
おまとめローン・借り換えローンは、同じ意味合いで使われるケースが目立ちます。ただし、おまとめと借り換えでは、資金使途が異なることがあるのです。

たとえば先程も登場したアイフルの場合、おまとめローンではアイフルからの借入、他社からの借入をまとめることが可能だったものの、借り換えローンでは他社からの借入のみまとめることが可能となっています。

ただし、楽天銀行のように、おまとめと借り換えを兼ねたローン商品を提供しているケースもあるため、違いを見分けることは少々難しいものです。

そのため、借り換えを検討する場合は、利用を検討している金融会社のホームページを確認した上で、おまとめと借り換えの商品が分けられていないかチェックするようにしましょう。

もしも商品が分けられているようであれば、具体的な違いを調べてから申込みを検討してください。参考までに、アイフルの借り換えローンである『かりかえMAX』の商品概要を以下でご紹介します。

利用条件 アイフルを初めて利用する方
満20歳以上で安定した収入と返済能力があり、アイフル既定の基準を満たしていること
資金使途 他社借入金の借り換えのみ対応
金利 12.0%~17.5%
延滞損害金 20.00%
限度額 500万円まで
返済方式 元利定額返済方式
返済金額 毎月固定金額を支払う(初回・最終回は異なるケースあり)
返済期間 最長10年(120回)
担保、連帯保証人 なし
必要書類 原則、他社借入条件などが分かる契約書など
本人確認書類
厳選徴収票などの収入を証明する書類

おまとめMAXと異なる点は3つあります。『アイフルを初めて利用する方限定』、『他社借入金の借り換えのみ対応』、『金利が最大17.5%』の3つです。その他の条件は変わりありませんでした。

ちなみに、借り換えローンを利用するのではなく、金利が低い金融商品へ借り換えをするといった方法もあります。たとえば、消費者金融系から銀行系のカードローンへ借り換えするケースがその1つです。

銀行系の場合、総量規制が関係しないため、別の消費者金融で新たな借入ができなかったとしても、法律上は銀行系のカードローンを利用することが可能となっています。とはいえ、先述したとおり、銀行系の審査は厳しいケースが目立つものです。

銀行系カードローンへの借り換えを検討する場合は、年収に対する返済利率をできるだけ抑えてから申込みをするようにしましょう。

複数のカードローンへ申込みをするとブラックになる?

複数のカードローンへ申込みをすると、ブラックになるといった噂を耳にすることがあります。しかし、この噂は事実ではありません。実際のところ、ブラックになるかどうかは、各金融機関の判断に委ねられているからです。

カードローンへ申込みをした記録は、個人信用情報機関へ登録される仕組みとなっています。日本国内に存在する個人信用機関は、日本信用情報機構(JICC)、シーアイシー(CIC)、全国銀行個人信用情報センターの3箇所です。

金融機関ごとで加入している機関は異なるため、申込みをした金融機関が加入している個人信用情報機関に、申込み記録が残るようになっています。

ただし、近年3つの機関で情報共有されるようになったことから、申込み記録はすべての金融機関で情報共有されています。

なお、3箇所の情報機関でブラックの判定をしているわけではありませんが、申込み記録は6カ月間残る決まりとなっています。

カードローン会社によっては、記録が残っていた場合でも、最後に申込みをした日から3カ月程度経過していれば、ブラックと判定しないケースがあるようです。とはいえ、どのカードローン会社が、どのような判断をしているかは公表されていません。

1カ月の間に2社から3社申込みをして、結果的に審査に落ちたということであれば、6カ月は申込みを控えた方が賢明だといえます。

多重債務で困ったときはどうしたらいい?

多重債務で困った際、どうすれば良いのでしょうか。多重債務になると、月々の返済に追われることになるため、つい新たな借入を希望したくなるものです。しかし多くの場合、新たな借入をしても、改善できるケースはほとんどありません。

日本貸金業協会の公式WEBサイト上では、一般消費者向けに『ローン・キャッシング Q&A BOOK』と呼ばれるガイドブックを提供しています。

その中で、『多重債務に陥らないためのチェックシート』、『多重債務の法的解決方法』など、多重債務に関連する情報を詳しく案内しているため、参考にしてみましょう。日本貸金業協会の公式WEBサイトからアクセスすることが可能です。

ちなみに法的解決を望むのであれば、任意整理、特定調停、個人再生手続き、自己破産の中から選択することになりますが、まずは専門の相談機関へ相談する方法をお勧めします。

日本貸金業協会の公式WEBサイト上で案内されていた、相談・紛争解決委員会が指定している相談機関は以下の5箇所となります。問合せ先を以下にまとめましたので、参考にしてください。

《公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会 多重債務ほっとライン》
連絡先:0570-031640(公衆電話を除く)
受付:月曜から金曜(12/28~1/4、祝日などは休み)
時間:10時から12時40分まで、14時から16時40分まで

特徴:専任カウンセラーに無料で相談することができる。電話での相談だけではなく、直接窓口へ出向いて相談することも可能。ただし、全国展開していないため、北海道や東北の一部地域などでは電話相談のみとなる。

《全国各消費生活センター 消費者ホットライン》
連絡先:188
※原則、最寄りの相談窓口を案内して貰えるのみ。ただし、土日祝日で消費者生活センターが開いていない場合は、相談の補完をしている。

受付・時間:曜日、時間帯はお住まいの地域相談窓口によって異なる

特徴:最寄りの消費者生活センターの相談窓口を案内して貰うことができる。また、窓口が混み合っている場合、『平日バックアップ相談』の窓口へ相談することも可能。

平日バックアップ相談:03-3446-1623
時間:10時~12時まで、13時~16時まで

《日本司法支援センター(法テラス)》
連絡先:0570-078374(IP電話は03-6745-5600)
受付:平日、土曜
時間:平日9時から21時まで 土曜9時から17時まで

特徴:相談や情報提供だけではなく、面談・メールにて相談をすることも可能。また、『FAQ検索』を活用することで、借金に関連する情報を調べることができる。

《日本弁護士連合会 相談窓口》
連絡先:0570-783-110
受付:平日のみ
時間:地域によって異なる
※9時から16時、9時から17時など

特徴:上記の番号へ電話を掛けると、最寄りの弁護士会へ繋がる。電話相談は受付けておらず、電話では弁護士との面談日や相談場所を決めるのみ。

《日本司法書士会連合会 相談窓口》
『司法書士総合相談センター』のページから、都道府県別の相談窓口を検索することができます。問合せ先の件数が多いため、直接公式WEBサイト上から確認してください。

なお、WEBサイト上では、相談センターの住所、電話番号、受付日時、対応可能な相談内容、相談方法(面談など)の情報を確認することができます。

まとめ

今回は、カードローンは何社まで借りることができるのか、同時申込みは可能なのか詳しく解説しました。

これまでお話してきたとおり、最終的には各カードローン会社によって異なるため、目安として3件から4件までとなるケースが多いといえそうです。

ただし、個人の借入状況によって件数は左右されるため、一般的に出回っている情報を鵜呑みにすると、申込み時に失敗してしまう原因となります。

多重債務を避けるためにも、できるだけ複数の契約は避けたいものですが、今回の情報を参考にしながらカードローンを有効活用してください。

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