サラ金とは?カードローンや消費者金融と違うの?お金を借りるならどっちがお得?

消費者金融やカードローン、サラ金などのサービス名称は、誰しも一度は耳にしたことがあるものです。しかしサービス内容の違いについて、正確に把握している人はそれほど多くはありません。

また実際にお金を借りる際、どちらがお得になるのか正確に把握している人は少ないようです。

そこで今回は、サラ金に関する情報を取り上げながら、カードローンや消費者金融との違い、具体的なサービス内容などについて詳しくご紹介していきます。

参考:銀行カードローンと消費者金融の違いとは? 金利・審査・融資時間を徹底比較

サラ金って何?消費者金融とはどこが違うの?

近年、メディアで『サラ金』という言葉をあまり耳にしなくなりました。そもそもサラ金とは、『サラリーマン金融』の略語です。市街地に店舗があったことから、『街金』とも呼ばれていました。

サラ金と消費者金融は別の意味で捉えられることもありますが、どちらも同じ意味となります。バブル崩壊前後の時代はサラ金と呼ばれていたものの、のちに消費者金融と呼ぶようになったのです。

無担保で個人にお金を貸す貸金業者であり、銀行との対義語でノンバンクと呼ぶこともあります。アコム、アイフル、プロミス、モビットなどが、特に有名な消費者金融業者です。バブル崩壊後、銀行からの融資を受けられなくなった個人が主に利用していました。

そのため、長年悪いイメージがつきまとっていたのです。1970年代の後半、現在のように法が整備されていなかったこともあり、高い金利で貸し付けしていたり、執拗な取り立てを行っていたり、詐欺被害が相次いだこともイメージ悪化の要因の1つといえます。

このような背景から、自殺に追い込まれる人が増加し社会問題にまで発展しました。貸金業法が改正されてからは、金融庁への登録制となったこともあって、健全な経営が行われています。

そのためか、消費者センターに寄せられる相談件数は月に15件前後と少なめです。貸金業者は全国で2,000社ほど存在することを考えると、月に15件前後の相談件数であれば非常に優良な経営が行われているといえます。

ただし、バブル崩壊前後のネガティブなイメージは根強く残っており、クリーンなイメージが浸透するまでにはまだ時間がかかりそうです。

サラ金と銀行カードローンの代表的な違いについて

この項では、カードローンとサラ金の違いについてみていくことにします。

まずは以下の表をご覧ください。代表的な違いをピックアップしています。

  サラ金(消費者金融) 銀行カードローン
借入限度額 300万円から800万円程度 500万円から1,000万円程度
上限金利 18%程度 14.5%程度
借入可能金額 1,000円から
※業者によっては1万円から
1,000円から
保証会社 不要 必要
無利息期間 業者によって異なる 業者によって異なる
借入方法 専用ATM、提携ATM、振込み 専用ATM、提携ATM、振込み
返済方法 専用ATM、提携ATM、振込み、口座振替、
WEB返済
専用ATM、提携ATM、振込み、口座振替
審査の速さ・難易度 即日可能、難易度は普通 即日可能なケースあり、難易度は高め
※表向きは3日営業日から4営業日
融資までの日数 即日可能 即日可能なケースあり
※表向きは3日営業日から4営業日
総量規制 年収の1/3まで 対象外

 

【借入限度額】
サラ金の借入限度額は、最大で800万円程度です。一方、銀行カードローンは、最大1,000万円程度となっています。どちらも最初から高額借入は難しく、初回借入は共に10万円から30万円程度が目安です。

【上限金利】
サラ金と比較すると、銀行カードローンの方がやや低めとなっています。

【借入可能金額】
基本的に、サラ金も銀行カードローンも1,000円単位から借入が可能です。ただし利用するATMの種類によって、1万円以上からの借り入れとなることもあります。

【保証会社】
サラ金は無担保ですので、保証人や保証会社は不要です。個人の信用を基に融資を行っています。一方、銀行カードローンの場合、必ず保証会社を利用しなければなりません。近年は、サラ金が銀行の傘下となり、保証しているケースが増えています。

たとえば、アコムは三菱東京UFJ銀行、SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)は三井住友フィナンシャルグループです。

【無利息期間】
たとえばサラ金大手のアコムやプロミスでは、初回30日間の無利息期間が設けられています。銀行カードローンには、このような無利息期間は設けられていません。ただし、例外があります。

新生銀行の子会社となったレイクは、現在、銀行カードローン会社としてサービスを提供していますが、消費者金融会社として経営していた頃の名残からか、180日間無利息、30日間無利息サービスを提供しています。

無利息期間に関しての詳細は「【30日間】無利息(金利0円)期間のあるカードローンは本当にお得?」をご覧ください。

【借入方法】
サラ金と銀行カードローンで大きな差はありません。どちらかというと、各業者によって違いがあるといえそうです。

【返済方法】
返済方法に関しても、基本的にサラ金と銀行カードローンで大きな差はありません。ただし、サラ金の場合はWEB返済が可能なケースがあります。

【審査の早さ・難易度】
一昔前であれば、サラ金の審査スピードの方が早い傾向にありました。しかし、近年は銀行カードローンも早くなってきたため、それほど差はありません。

ただし、銀行カードローンの中でも保証会社が消費者金融会社以外となっている場合、数日から1週間前後審査に時間がかかることもあります。尚、審査の難易度は、銀行カードローンの方がやや厳しめです。

【融資までの日数】
サラ金と銀行カードローン共に、即日融資が可能です。ただし、銀行カードローンの場合、先程と同様に保証会社が消費者金融会社以外だと数日時間がかかることもあります。

【総量規制】
サラ金は年収の1/3までしか借入が出来ません。一方、銀行カードローンには総量規制はありません。ただし、借入の件数や借入総額によっては、審査に通過しないことがあります。

サラ金とヤミ金って何が違うの?

2010年6月18日に、貸金業法が改定されました。改正をきっかけに、別名サラ金と呼ばれてきた消費者金融会社は、年収の1/3を超える新規での融資ができなくなった他、上限金利を貸付額の20%以下にするなど、今までよりも厳しい状況下で経営を強いられるようになったのです。

万が一違反した場合、出資法違反で刑事罰が課せられるため、健全な経営をしている消費者金融では、貸金業法に沿った経営がなされています。

一方、ヤミ金はそもそも金融庁に登録していないばかりか、貸金業法を無視した経営を行っている業者です。審査基準が甘く、出資法で定められている20%以上の金利で貸し付けを行っています。

年率50%を超える業者も多数存在し、主に多重債務者をターゲットとしている違法な業者なのです。サラ金とヤミ金が混同されてしまう一番の理由は、バブル崩壊後のサラ金問題にあります。

当時、貸金業法は現在のように厳しくはなく、執拗な取り立てや高金利での貸し付けが横行していました。そのため、借金を苦に自殺する人が続出したのです。先述したとおり、現在は法律が厳しくなったため、悪質な消費者金融会社はかなり少なくなりました。

とはいえ、健全な経営をするようになってからも、当時の印象が強く人々の記憶に残っていることから、サラ金とヤミ金は混同されることがあるのです。

サラ金は合法、ヤミ金は違法な業者となっており、本来は全く異なる業者といっても過言ではありません。更にいうと、ヤミ金は絶対に手を出してはならない業者だといえるのです。

サラ金のメリットとデメリットってどんなこと?

実際にサラ金を利用する前に、メリットとデメリットについて把握することが重要です。代表的なメリットとデメリットを、以下にまとめました。参考にしてください。

【メリットについて】
◆周囲の目を気にせず利用することができる
WEBですべての手続きが完結できるサービスが登場するなど、わざわざ店舗まで足を運ばずに契約できるというメリットがあります。また、利用明細が電子化されているため、郵送される心配がない観点からも、周囲の目を気にする必要はなく安心です。

最近は、スマホで申込みや借入ができるサービスも増えてきました。大手のカードローン会社ならばほぼ対応しており、申込みから融資まで即日で完結させることも可能です。

詳しくは、「スマホで申込・借入できるカードローンを徹底調査!来店不要でスマホ完結できるカードローンは?」で解説していますので興味のある方は、こちらをご覧になってみてください。

◆即融資に対応しているケースが多い
審査の内容に不備などがなければ、30分から1時間ほどで融資して貰えるケースがあります。そのため、すぐに現金が必要な方に大変便利です。無担保、保証人なしで利用できる点も魅力だといえます。

◆銀行からお金を引き出すより手数料が安いことがある
たとえば土日祝日に銀行の普通口座からお金を引き出す際、手数料として108円、216円の手数料が発生します。この場合、サラ金でお金を借りた方が、安く済む可能性があるのです。

どういうことかというと、サラ金の年利は大体18%程度ですが、10万円借入していた場合、日当換算で10万×18%÷365=1日あたり約50円の金利となります。つまりタイミングよく利用すれば、サラ金で一時的に借入した方がお得になるのです。

カードローンで10万円を借り入れした場合の金利や利息については、「カードローンで10万円借りたい!気になる金利・利息・最低返済額を徹底調査!」で詳しく解説していますのでこちらをご覧ください。

◆審査がそれほど厳しくない
他社からの借入状況や、事故情報などによっても異なりますが、サラ金は銀行カードローンと比較すると審査が厳しくないといわれています。安定した収入さえあれば、学生やアルバイト、派遣社員、契約社員、主婦であっても利用が可能です。

【デメリットについて】
◆審査が比較的甘いので借り過ぎてしまうことがある
安定した収入があり年収の1/3を超えていなければ、余程のことがない限り誰でも簡単に借入することができます。そのため、借り過ぎてしまって多重債務に陥ることがあるのです。

また、上限金額まで自由に何度でも借入できる点も、つい借り過ぎてしまう原因となっています。

◆金利が高い
銀行カードローンなどと比較すると、サラ金の金利は高めに設定されています。無担保、保証人なしとなっており、個人の信用だけで融資をしているため、どうしても金利が高くなってしまうのです。

◆計画性がないと元金が減らないことがある
10万円程度の借入であれば、1年以内に完済することは困難なことではありません。しかし、サラ金は完済していなくても、上限金額に達するまで何度でも借入できることから、なかなか完済できない事態が発生しやすいのです。

また、借入金額に合わせて最低返済金額が設定されることもあり、常に最低返済金額だけを返済し続けてしまうと、いつまでも元金が減らないことがあります。

◆目的ローンの審査に影響を与えることがある
たとえば自動車や住宅ローンを組む際、サラ金で借金をしていると審査に落ちてしまうことがあります。利用目的が決まっているローンは、長期的に返済し続ける必要があるため、サラ金で借金があると返済能力を問われて審査に通過しづらくことがあるのです。

事前にチェック!サラ金でお金を借りる前に知っておきたい3つのこと

サラ金でお金を借りる前に、最低限知っておきたいことがあります。今回は3つの重要なポイントをご紹介します。以下にまとめましたので、参考にしてください。

【ポイントその1】無名なサラ金業者を利用しない
貸金業法が改正されたとはいえ、未だにグレーゾーンの消費者金融は多数存在します。金融庁に登録されているから、安心して利用できるとはならないのです。中にはヤミ金のような取り立てを行ったり、個人情報を他社へ流したりする業者も存在します。

その他、契約後に知らない会社からDMが郵送されてきたり、訪問販売の営業マンがしつこく訪問してきたりなど、不審な動きがあったという話は珍しくありません。この場合、契約時の個人情報が、どこかへ高値で売られてしまった可能性を疑うべきです。

TVのコマーシャルなどで頻繁に見掛けるサラ金業者であれば、このような個人情報の漏えいは皆無ですし、貸金業法に沿ったサービスを提供しています。以上のことから、無名なサラ金業者は避けるようにしましょう。

【ポイントその2】銀行カードローンの仕組みを把握しておく
サラ金で借りるくらいなら、銀行カードローンの方が安心だと考える人は多いようです。しかし、必ずしもそうとは言い切れません。なぜなら、銀行カードローンの多くは、保証会社としてサラ金を使っているからです。

銀行カードローンの場合、万が一貸していたお金が返済されなかった場合、不良債権となることを防止するために、保証会社に立て替え返済をしてもらう契約となっています。そのため、返済が滞ると事実上サラ金へ返済することと同じ状態になるのです。

銀行カードローンの方が、サラ金よりも金利が低く設定されているため、できれば銀行カードローンを利用した方がお得となりますが、つまるところサラ金を利用しているのと変わらないと覚えておきましょう。

【ポイントその3】必要最低限の金額だけ融資してもらう
サラ金を利用する際にありがちなのは、融資希望額を多めに申告することです。後々のことを考えて、多めに申告する人が多いのですが、初回は必要最低限だけ借りるようにしましょう。

滞りなく返済していれば、いずれ上限金額が自然と上がりますので、初めから多めに申告する必要はありません。また、融資希望額を多めに申告すると、審査に通過しづらいことがあります。

一度審査に落ちてしまうと、申込み記録が残って別のサラ金業者の審査に影響を与えることがあるため、尚のこと必要最低限の金額だけ融資して貰った方が良いのです。

サラ金の審査って平均的に厳しめなの?!

結論からいいますと、銀行カードローンと比較するとサラ金の審査は緩いといわれています。

まずは以下の図をご覧ください。これはサラ金大手のアコム、銀行カードローンで有名な新生銀行カードローンレイクの審査通過率を表しています。

※アコムの場合、7月以降の資料が見当たらなかったため、6月までの資料を参考にしています。

【2016年1月から6月までのアコム審査承認率】

  1月 2月 3月 4月 5月 6月
アコム 45.50% 47% 46.30% 47.20% 48.20% 48.70%

月刊消費者信用 2016年7月号より引用

【2016年1月から9月までの新生銀行カードローンレイク審査通過率】

  1月から3月 4月から6月 7月から9月
新生銀行
レイク
30% 32.60% 33.30%

新生銀行 決算・ビジネスハイライトより引用

銀行カードローンの場合、銀行側で審査は行わず保証会社へ委託しているケースが多いのですが、年利が低めに設定されていることもあり審査は厳しくなりがちです。

一方、サラ金はサラ金独自の審査のみとなる他、貸し倒れのリスクを軽減するために予め金利を高く設定しているため、審査はやや緩くなっています。

サラ金の取り立てってやっぱり怖い?

『サラ金は滞納した際の取り立てが怖い!』というイメージを持っている人は意外と多いようです。ドラマや映画などの影響を受けて、勝手にそのようなイメージを持ってしまったのかもしれませんが、実際のところ悪質な取り立てはありません。

自宅まで担当者が訪問し、返済を促すようなことはないのです。ヤミ金であれば、今でも悪質で執拗な取り立てを行うことがあるようですが、サラ金の場合は貸金業法の規定により禁止されています。

督促の通知が届いたり、登録電話番号に連絡が入ったりすることはありますが、大手のサラ金が悪質な取り立てを行うことはまずありません。

ただし、グレーゾーンで融資を行っているサラ金業者の場合、悪質とまではいかないものの、しつこく督促の連絡が入ることはあるようです。

いずれにしろ、計画的に利用していれば督促が行われることはありません。利便性が高くて便利なサービスだからこそ、自己管理しながら賢く利用しましょう。

サラ金と銀行カードローンどっちが早く融資してくれる?

結論からいいますと、サラ金業者だから早く融資してくれたり、銀行カードローンだから早く融資してくれたりといったことはありません。

サラ金業者や金融機関によって、融資までの過程やスピードは異なるため、どこへ申込むかがポイントとなってくるのです。

厳密にいうと近年の傾向としては、サラ金も銀行カードローンも即日融資に対応するようになりました。ただし、自社で審査を行うサラ金と比較すると、銀行カードローンは保証会社へ審査を委託しているケースが多いため、審査結果が分かるまでに多少時間のロスが発生するようです。

また、即日融資を謳っている銀行カードローンであったとしても、他社からの借入があったり、過去に事故記録があったりすると、サラ金よりも丁寧に審査を行うことも手伝って融資までに時間が掛りがちとなります。

三井住友銀行カードローン、新生銀行カードローンレイクなどの銀行カードローンでは、即日融資に対応はしていますが、どのくらいの時間で融資にまで至るかは、審査に通してみない限り分かりません。

高い確率で即日融資してもらいやすいのは、審査承認率が高いアコムなどが挙げられます。その他、モビットやアイフルなど、WEBから申込みを行った後、専用のフリーダイヤルへ連絡をして、審査時間を短縮してもらうサービスを活用するのも一考です。

まとめ

今回は、サラ金について取り上げながら、消費者金融との違いや銀行カードローンとの違いについて詳しくご紹介しました。

つまるところ、利用目的や融資までのスピードなど、個人の要望によって利用するサービスは異なってきます。

サラ金の特徴や銀行カードローンの特徴を踏まえた上で、適切なサービスを利用するようにしましょう。また、自らの懐具合を確認しながら、賢く計画的に活用することをお勧めします。

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