おまとめローンとは?仕組み・金利・審査やメリット・デメリットを徹底解説

複数の借金を一本化できるおまとめローンは、大変便利なサービスです。しかし、サービスの仕組みを理解していないと、有効活用することができません。

そこで今回は、おまとめローンの概要をご紹介しながら、おまとめローンの審査基準、審査に通過するコツ、注意点、総量規制例外との関係性など、詳しく解説してきます。ぜひ参考にしてください。

おまとめローンってどんな商品?

おまとめローンとは、簡単にいうと『複数の貸金業者から借りたお金を、1つにまとめることができるローン商品』です。対象となるのは多重債務手前の方となっており、月々の返済を楽にする目的で利用している方が大半だといえます。

多重債務者に対する、救済措置として登場したのがおまとめローンですが、総量規制の対象外貸付と呼ばれる扱いとなっています。

消費者金融系や信販系のカードローンのような、総量規制が適用される個人向け貸付商品は、年収の1/3を超える借入ができません。しかし、おまとめローンの場合、総量規制の中では『顧客に一方的に有利な借り換え』といった扱いとなります。

そのため、消費者金融系や信販系のカードローンからの借入が年収の1/3を超えていても、審査に通過すれば融資を受けることが可能です。

おまとめローンと総量規制の関係性に関しては、別の項で詳しく解説しますので、そちらを参考にしてください。

利用するなら消費者金融系と銀行系どっち?

実際におまとめローンを利用する場合、消費者金融系と銀行系のどちらが良いのでしょうか。シミュレーションしてみると一目瞭然ですので、今回は6社のケースをご紹介していきます。

6社のサービスの詳細は次項で詳しくご紹介しますが、シミュレーション結果を以下の表にまとめましたので、まずはこちらをご覧ください。借入金額は100万円、返済回数は36回としました。

《消費者金融系おまとめローン》

カードローン 金利 利息 総支払額
アコム 年7.7%~18.0% 240,405円 1,240,405円
プロミス 年6.3%~17.8% 240,405円 1,240,405円
アイフル 年12.0%~15.0% 240,405円 1,240,405円

 

利息制限法により、100万円を超える借入に対する金利は15%までとなっています。そのため、今回はすべて年15%で算出しました。なお、各消費者金融の金利は、利息制限法に基づいて設定されています。

ただし、細かな数値に関しては、審査の内容によって異なるため、個人差があることを覚えておきましょう。

ここで注目したいのは、アイフルです。アイフルの上限金利は15%となっています。100万円未満の融資の場合は、他社よりも利息の負担が少ないのです。

その他の消費者金融の金利は、一般的なカードローンと変わりがありませんでした。そのため、『高額な融資を受けることができる』、『金利を抑えることができる』の2点をクリアしていない限り、消費者金融系おまとめローンを利用するメリットはないといえそうです。

続いて、比較するために銀行系おまとめローンもチェックしてみましょう。

《銀行系おまとめローン》

カードローン 金利 利息 総支払額
三井住友銀行 年4.0%~14.5% 239,144円 1,239,144円
オリックス銀行 年1.7%~17.8% 240,405円 1,240,405円
イオン銀行 年3.8%~13.5% 221,660円 1,221,660円

 

銀行系おまとめローンの場合、おまとめローン専用となっているケースと、通常のカードローン・フリーローン商品を、おまとめローンとして利用するケースに分かれています。

上記の表の中ではイオン銀行のみ、おまとめローン専用商品です。

上限金利が元々低く設定されているため、利息の負担を軽減することができます。以上が消費者金融系と銀行系の結果でした。

総合的に見てみると、ご覧の通り銀行系のおまとめローンの方が、トータルで支払う利息は少ないことが分かります。消費者金融系よりも金利が低いため、当然の結果といえそうです。

ただし、今回ピックアップした業者の中では、銀行系おまとめローンがお得だったものの、消費者金融系でも低金利で利用できる場合は、そちらを選んだ方がベストとなります。

また金利が低かったとしても、残高スライドリボルビング返済方式のように、元金がなかなか減少しない返済方式だと完済までに時間が掛るものです。

金利の低さだけに注目するのではなく、『返済回数を極力少なくする』、『1回あたりの返済額を高めに設定する』の2点もチェックしましょう。

ちなみに、基本的には銀行系おまとめローンをお勧めしますが、利用するメリット3つを以下でご紹介しておきます。参考にしてください。

・消費者金融系・信販系よりも低金利で限度額が高いケースが多い
・手数料無料で利用出来る提携ATM、自社ATMの数が多いケースが目立つ
・通常のカードローンやフリーローンを、おまとめローンとして利用できることがあるため、完済後に別の用途で改めて利用したいときに最適(ただし再審査必須)

大手消費者金融のおまとめローン一覧

前項で少し触れましたが、いくつかの大手消費者金融系カードローンでは、おまとめローンを扱っています。サービス内容はそれぞれ異なるものの、総量規制の例外として扱われる点は同じです。

詳細を以下にまとめましたので、参考にしてください。

◆アコム
商品名:貸金業法に基づく借換え専用ローン
貸付対象者:20歳以上。安定した収入、返済能力があること。
アコムの審査基準を満たしていること。

借入限度額 返済期間 繰上げ返済 担保・保証人
1万円~300万円
借入日~最長13年7カ月
2回~162回
可能 なし
実質年率 遅延損害金 返済方式 融資までの日数
7.7%~18.0% 年率20.0%
元利均等返済方式
最短当日
ただし、店舗・自動契約機での手続き必須

 

《特徴》
・原則アコムが他社へ振込返済をしてくれる。
・返済専用商品であるため、新たな借入は不可。
・融資が可能なのはローン残高の元金の範囲のみ。
・手続きは店頭窓口、無人契約機、郵送のみとなる。
・申込みする際は、必ずフリーコールへ電話をする必要がある。
・自ら返済する場合は、清算書類をアコムへ提出する必要がある。

◆アイフル
商品名: おまとめMAX
貸付対象者:満20歳以上。定期的な収入、返済能力があること。
アイフルの基準を満たしていること。

借入限度額 返済期間 繰上げ返済 担保・保証人
1万円~500万円 最長10年(120回) 可能 なし
実質年率 遅延損害金 返済方式 融資までの日数
12.0%~15.0% 年率20.0% 元利定額返済方式
最短当日
ただし、来店手続き必須

 

《特徴》
・返済専用のローン商品。
・既存の借入先へアイフルが振込をしてくれる。
・既存の借入のご返済のみに充てることができる。
・審査までの手続きはネットから行うことができる。
・消費者金融系おまとめローンの中では上限金利が低い。
・手続きはWEB、電話、郵送、店頭窓口から行うことができる。

◆プロミス
商品名:貸金業法に基づくおまとめローン
貸付対象者:20歳以上65歳以下。本人に安定した収入があること。

借入限度額 返済期間 繰上げ返済 担保・保証人
300万円まで 最終借入後最長10年
1回~120回
可能 なし
実質年率 遅延損害金 返済方式 融資までの日数
6.3%~17.8% 年率20.0% 元利定額返済方式 最短当日

 

《特徴》
・返済専用のローン商品。
・WEBからの申込は不可。
・自動契約機、店頭窓口から申込みをする。
・既存の借入先へプロミスが振込をしてくれる。
・融資が可能なのはローン残高の元金の範囲のみ。
・主婦、学生の方でも安定した収入があれば利用できる。

大手銀行系のおまとめローン一覧

今度は、大手銀行系提供しているおまとめローンをご紹介していきます。先述しましたが、銀行系のおまとめローンの場合、おまとめ専用ローンが元々用意されているケースと、通常のカードローンやフリーローンを、おまとめローンとして利用するケースに分かれます。

必ず公式WEBサイトで案内されていますので、事前に確認しておきましょう。今回は3社のサービスを以下にまとめました。ぜひ参考にしてください。

◆三井住友銀行
商品名:カードローン(おまとめや借り換えに対応)
貸付対象者:満20歳から69歳以下。原則安定した収入があること。
三井住友銀行指定の保証会社の保証を受けることができる。申込みは本人限定。

借入限度額 返済期間 繰上げ返済 担保・保証人
800万円まで 5年毎の自動更新 可能 なし
実質年率 遅延損害金 返済方式 融資までの日数
4.0%~14.5% 年率19.94% 残高スライド元利定額 最短当日

 

《特徴》
・審査は最短30分。
・約定返済時の借入残高ごとで返済金額が変わる。
・通常のカードローン商品であるため借入も可能。
・三井住友銀行の普通預金口座が無くても利用可能。
・審査が完了後、すぐに結果報告の連絡を貰うことができる。
・申込みはWEB、ローン契約機、電話、郵送、窓口から行う。
・申込み時におまとめローンとして利用したい旨を申告する必要あり。
・審査結果報告は9時~21時まで。申込みのタイミングによって翌日以降の対応となる。

◆オリックス銀行
商品名:カードローン(おまとめや借り換えに対応)
貸付対象者:満20歳から69歳未満。原則毎月安定した収入があること。オリックス・クレジット株式会社または新生フィナンシャル株式会社の保証を受けることができること。

借入限度額 返済期間 繰上げ返済 担保・保証人
最高800万円 1年毎の自動更新 可能 なし
実質年率 遅延損害金 返済方式 融資までの日数
1.7%~17.8% 借入残高に対して借入利率+2.1% 残高スライドリボルビング方式 最短当日

 

《特徴》
・口座開設不要
・提携ATM手数料が終日無料。
・通常のカードローン商品であるため借入も可能。
・すべての手続きをWEBで完結することができる。
・店頭まで出向く必要がないため周囲にバレずらい。
・返済日は毎月10日と月末日のいずれかを選択することができる。
・申込み時におまとめローンとして利用したい旨を申告する必要あり。

 

◆イオン銀行
商品名:おまとめローン・フリーローン(イオンアシストプラン)
貸付対象者:満20歳から満60歳未満。イオン銀行口座があること。安定した継続的収入が見込めること。原則前年税込み年収200万円以上。年金受給者、学生、無職、専業主婦(夫)の方は利用不可。

借入限度額 返済期間 繰上げ返済 担保・保証人
800万円まで 5年毎の自動更新 可能 なし
実質年率 遅延損害金 返済方式 融資までの日数
4.0%~14.5% 年率19.94 残高スライド元利定額 最短当日

 

《特徴》
・WEBから申込みが可能。
・返済日が27日限定となっている。
・事務手数料が2,700円(税込)かかる。(印紙代も負担する)
・審査にやや時間が掛る。(イオン銀行口座があれば1週間から2週間)
・イオン銀行口座を持っていない場合は、申込み時に開設手続き必須。
・借入金額50%上限として、半年ごとの増額返済を併用することができる。

おまとめローンの審査基準とは?審査に通過するポイント3つ

利用状況によって、審査の難易度は異なります。たとえば、何度も返済に遅れていたり、滞納を繰り返している場合は、審査に通過することが困難です。

この項では、一般的なおまとめローン3つの審査基準、審査通過率を高めるための3つのポイントをご紹介していきます。

まずは、審査基準を3つご紹介します。以下を参考にしてください。

【審査基準その1】返済に遅れはないか?
おまとめローンは、一般的なカードローンの審査よりも、滞納や返済に遅れはないか厳しくチェックします。なぜなら、貸し倒れのリスクが高いからです。

おまとめローンの中でも、やや金利が高めな商品であれば審査に通過する可能性は残されていますが、金利が低いところは審査が厳しくなっています。

なんとかして審査に通過したいという場合は、返済に遅れないようにしましょう。

【審査基準その2】借入件数は多過ぎないか?
カードローンの場合、借入金額よりも借入件数を重視する傾向にあります。なぜなら、件数が多いということは、自動車操業となっている可能性が高いからです。

計画的に返済を進めており、コンスタントに借入をしていれば、利用実績が評価されて、増枠が可能となります。すると、借入件数を増やさなくても、それなりの金額を借りることはできるものです。

しかし、借入件数が多いということは、増枠出来ない理由があったり、他社の返済に充てるために契約したと捉えられることが大半となっています。そのため、審査では必ず借入件数を確認しているのです。

【審査基準その3】収入は安定しており返済能力はあるか?
おまとめローンの場合、長期間に亘って返済を続けていかなければなりません。そのため、安定した収入が見込めるのかという点と、返済能力に問題はないかという点は非常に厳しくチェックされます。

たとえば、勤続年数が1年未満と短かったり、前年度の税込年収が200万円未満だったりすると、収入の安定性や返済能力に不安があるとして、審査に通過しないことがあるのです。

以上が、おまとめローンの審査基準の一部でした。続いて審査に通過するポイントを3つご紹介していきます。こちらも以下にまとめましたので、参考にしてください。

【ポイントその1】できるだけ借入件数を減らしておく
目安としては、3件がギリギリラインだといわれています。4件以上になると、審査に通過するのが大変難しくなるため、どうしても審査に通過したい場合は、借入額に注目するのではなく、借入件数を減らしましょう。

【ポイントその2】保証会社を確認する
新生フィナンシャル株式会社、オリックス・クレジット株式会社は、おまとめローンの審査能力に長けており、審査ノウハウや経験が豊富です。保証会社によっては、おまとめローンに不慣れなことがあるため、事前にリサーチしておきましょう。

リサーチの方法ですが、公式WEBサイトをチェックして『おまとめローンを全面的に宣伝しているか?』といった点を確認します。

WEBサイト上で控えめに案内されている程度であれば、あまり得意ではない可能性が高いため、そういったおまとめローンはパスしていくのです。目ぼしいところが決まったら、残ったおまとめローンの保証会社をチェックしてください。

たいてい、同じような保証会社となっているはずです。先ほどご紹介した2社はもちろんのこと、その他にも同じ保証会社の名前が登場しているようであれば、その保証会社の審査を受けることができるおまとめローンを利用しましょう。

また、保証会社は1社よりも2社用意されている方を選択しましょう。どちらか一方の審査に落ちても、もう一方のほうで通過することがあるからです。

【ポイントその3】資金使途を審査前に伝えておく
おまとめローンを利用する場合、資金使途は審査を受ける前に伝えるようにしましょう。『借金を一本化したい!』といった要望を伝えておかないと、通常のカードローンへの申込と同じ扱いを受けることになります。

その結果、消費者金融系や信販系の場合は、総量規制に抵触して審査に落ちてしまうことがあるのです。ただし、最初からおまとめローンへ申込みをする場合は、申告する必要はありません。

おまとめローンの利点と欠点

この項では、おまとめローンの利点と欠点をご紹介していきます。それぞれ3つずつピックアップしてまとめました。参考にしてください。

【利点その1】返済日が月に1回のみとなる
毎月複数回あった支払いを、1回にまとめることができます。そのため、管理しやすくなりますし、返済忘れのリスクを軽減することも可能です。

当然、精神面にも余裕が生まれるため、『返済日までにお金を用意しなければ・・・』と焦ることもなくなります。

【利点その2】返済総額が下がることがある
たとえば、3社から借入をしていたとしましょう。それぞれの残債と金利、返済状況は以下のとおりとします。

◆A社から30万円:年18%
返済回数30回
総利息額:73,381円
総返済額:373,381円
一回辺りの返済額:12,491円(最終回のみ11,142円)

◆B社から50万円:年14.6%、
返済回数50回
総利息額:170,321円
総返済額:670,321円
一回辺りの返済額:13,407円(最終回のみ13,378円)

◆C社から20万円:17.8%
返済回数20回
総利息額:32,591円
総返済額:232,591円
一回辺りの返済額:11,630円(最終回のみ11,621円)

以上のことから、3社を合計した返済総額は『1,276,293円』、利息額は『276,293円』となることが分かりました。月々の返済は『37,528円』です。

ここでおまとめローンを利用した場合、どうなるか見てみましょう。金利15%で、返済期間は3年(36回)とします。元金分のみ融資を受けたと仮定して、シミュレーションしてみましょう。

借入額:100万円
返済回数:36回
総利息額:247,934円
総返済額:1,247,934円

一回あたりの返済額:34,665円(最終回のみ34,659円)

ご覧のとおり、返済総額が28,359円下がったことが分かります。今回は金利が15%だったことと、返済回数が36回だったことから、このような結果となりました。より返済総額を抑えたいのであれば、金利を低くして返済回数を少なくすることをお勧めします。

【利点その3】金利が下がることがある
借入先が複数件あると、それぞれで金利は異なります。おまとめローンの金利が低い場合、借金を1本化することで、結果的に金利が下がることがあるのです。

おまとめローンの平均金利は15%前後となりますが、消費者金融系や信販系の平均金利が年18%であることを考えると、利息額が少なくて済むことが分かります。

先ほどの3社のデータを、今一度ご覧ください。A社:年18%、B社:年14.6%、C社:17.8%でしたが、おまとめローンが15%だったため、結果的におまとめローンを利用することで、金利は下がっています。

できれば3%程度は金利を下げたいものですが、金利が低くなるにつれて審査は厳しくなるため、慎重に申込み先を選びましょう。

以上、おまとめローンのメリットをピックアップして解説しました。今度は、おまとめローンのデメリット(欠点)を取り上げていくことにします。

【欠点その1】必ずしも金利が下がるとは限らない
一言でおまとめローンといっても、様々な商品があります。大手の金融機関だけではなく、中小規模を含めるとかなりの件数となるものです。

すでに先述しましたが、消費者金融系のおまとめローンは、アイフルを除き通常のカードローン商品と金利差がほぼありません。

銀行系の場合は、おまとめローンではないものの、かわりにカードローンやフリーローンを利用することができるため、こちらの方が金利面ではお得なのです。

つまり金利を下げたいのであれば、おまとめローン専用商品が必ずしもベストとは限りません。銀行のカードローンやフリーローンを、おまとめローンとして利用した方が、金利が下がることがあるのです。

【欠点その2】保証人や担保を要求されることがある
勤続年数が1年前後と短めだったり、返済能力に不安があったりする場合、保証人や担保を要求されることがあります。

基本的に、おまとめローンは保証人や担保は不要ですが、保証会社の保証だけでは不十分と判断された場合に、上記のような措置を取ることがあるのです。そのため、おまとめローンは、カードローンのように気軽に利用できる商品ではありません。

【欠点その3】借入総額が増えることがある
おまとめローンを利用したものの、借入総額が増えることがあります。これは、金利が以前とあまり変わらなかったり、返済回数が増えると起こりやすい現象です。

『月々の返済金額を減らしたい』、『返済を1本化したい』といった要望から、おまとめローンを利用する人が多いため、借入総額のことまで考えていないケースが目立ちます。

たとえ月々の返済額が減少したとしても、返済のたびに元金を減らすようにしなければ、返済が長引いて利息が増加し、借入総額が増えるだけなのです。

おまとめローン5つの注意点

この項では、おまとめローンの注意点をご紹介していきます。今回は5つピックアップしましたので、参考にしてください。

【注意点その1】消費者金融系のおまとめローンは高金利
消費者金融系の場合、利息制限法により100万円以上の借入に対しては年利15%が適用されますが、100万円未満だと18%の金利となることがあります。

たとえば、アイフルが提供しているおまとめローン『おまとめMAX』は、年利12.0%~15.0%です。通常のカードローンサービスの年金利が18%ですので、やや低めになってはいますが、15%といえば銀行系カードローンの上限金利と変わりありません。

つまり、消費者金融系のおまとめローンは、しっかりとチェックしてから申込みをしないと、利用前より金利が高くなるケースがあるということです。そのため、おまとめローンの利用前は、しっかりと金利をチェックするようにしましょう。

なお、銀行系のおまとめローンは、低金利で利用しやすいサービスですが、実際に融資を受けた際は、自分で既存の借入先に返済をしなければなりません。消費者金融系のように、代わりに返済してくれることはないため、その点だけ注意しましょう。

【注意点その2】返済総額が増えることがある
金利を抑えたはずなのに、なぜか返済総額が増えてしまったといったケースは少なくありません。理由は、1回あたりの返済金額と返済回数にあります。

1回あたりの返済金額を下げ過ぎてしまうと、月々の支払いにおける負担は軽減されますが、その分、元金の減りが遅くなってしまいます。そうなってくると、返済回数はおのずと増加しますので、より多くの利息を支払うことになるのです。

【注意点その3】残債すべてをまとめることができないケースがある
残債の金額によりますが、複数社からお金を借りていると、残債総額が100万円を超えることも珍しくありません。そのため、おまとめローンだけではまとまらないことがあるのです。

一部の残債のみおまとめローンでまとめることができ、尚且つ金利をある程度下げることができれば返済を楽にすることはできます。

しかし、金利があまり低くならなかったり、一本化できなかった借入先の件数が多かった場合、一本化する意味はありません。

そのため、おまとめローンを利用する際は、必ずすべての残債をまとめることができるのか確認しましょう。その上で、まとめることができなかった際の対処法も、いくつか用意しておきたいものです。

【注意点その4】おまとめローンとは別に追加で借入することは困難となる
おまとめローンは返済専用のローンです。そのため、新たな借入はできません。もしも借入を希望する場合は、別のカードローン会社などへ申込む必要があります。

ただし、新規で申込みをしても、審査で落とされる可能性が大です。個人信用情報に残債の金額が登録されていますし、おまとめローンを利用したことが一目で分かるようになっています。

そのような人に、新たな融資を行う金融業者はまず存在しません。どうしても借入したい場合は、銀行系のフリーローンやカードローンをおまとめローンとして活用し、借入は消費者金融で行うのがベストです。

実際に審査に通るかどうかは別としても、『借金を1本化したあとも借入したい!』という要望を叶えることができます。

【注意点その5】審査に時間が掛ることがある
おまとめローンの審査では、返済能力をシビアにチェックしています。そのため、過去の利用実績をはじめ、様々な点を細かくチ確認しているのです。

計画的にお金を借りていれば、おまとめローンを利用する必要はありません。しかし、おまとめローンに頼ったということは、計画性のある利用状況ではなかったともいえます。

実際に融資を行うカードローン会社などの金融機関としては、貸し倒れのリスクが高いとみて、審査に慎重にならざるを得ません。そのため、どうしても審査に時間が掛ることがあるのです。

借り換えとおまとめローンって何が違うの?

借り換えローンとおまとめローンは、一見同じような商品に見えます。しかし、厳密にいうと両者は全く異なったサービスです。

大きな違いは、借入先の件数にあります。たとえば、現在A社のカードローンを利用していたとしましょう。年利18%であるため、もう少々金利を抑えたいときに利用するのが『借り換えローン』です。

一方、おまとめローンは、すでに複数社からの借入があり『借金を1本化して、もっと返済を楽にしたい!』といったときに利用するサービスとなります。

商品の性質上『まとめる』といった特徴を持っているため、先ほどのように借入先が1社のみの場合は利用できません。そもそも、借入先をまとめる必要がないからです。

ちなみに、その他の違いは特にありません。借り換えローンもおまとめローンも、『顧客に一方的に有利となる借り換え』に該当する金融サービスであり、借金返済の負担を軽減する目的で利用することができます。

おまとめローンは総量規制の例外?

おまとめローンと総量規制に関する話は、WEB上などでよく話題に上ることがあります。そもそも、この総量規制とは一体何なのでしょうか。

一言でいうと、『年収の1/3を超える借入を禁止しているルール』のことを指します。正規の登録がある貸金業者が遵守している法律であり、カードローン業界では消費者金融系、信販系のカードローン会社が該当します。

万が一、年収の1/3を超える融資を行った場合、カードローン会社は業務停止などの厳しい処分を受けることになるため、審査の際に厳しくチェックしているのです。

詳しくは日本貸金業協会の公式WEBサイト『貸金業法Q&A』に記載されていますので、興味がある方は一度目を通しておくことをお勧めします。

総量規制について分かったところで、今度はおまとめローンとの関係性について見ていくことにしましょう。この項でいうおまとめローンは、消費者金融系・信販系のカードローン会社が提供している商品のことを指しています。

消費者金融系・信販系のカードローンを利用する際は、借入総額が年収の1/3を超えないように借入なければなりません。また年収の1/3ギリギリの状態だと、まず審査に通過することは困難です。

この状態では、複数件の借金を1本化することが困難となります。たとえば、年収300万円の人が2社から30万円ずつ、1社から40万円借入していたとしましょう。この借金を1本化するためには100万円借入なければなりません。

おまとめローンが、もしも総量規制の例外ではなかった場合、上記のようなケースのときに利用することはできません。このような事態を防ぐために、おまとめローンは例外として扱われているのです。

総量規制には全部で6つの例外が設けられており、その中の1つが『顧客に一方的に有利となる借り換え』となっています。『顧客に一方的に有利となる借り換え』とは、ようするにおまとめローンや借り換えローンのことです。

ちなみに、『顧客に一方的に有利となる借り換え』とは、要約すると以下の意味となります。

・追加の担保、保証なし
・返済専用のローンである
・月々の返済、返済総額が減少する
・段階的に債務を減らすことができる

つまるところ、月々の返済負担が減少する場合は、おまとめローンを利用できる可能性が高いということです。

おまとめローン10個の疑問

最後の項では、おまとめローン関連のよくある疑問をご紹介していきます。今回は10個用意しました。ぜひ参考にしてください。

【疑問その1】家族にバレるリスクはある?
基本的には家族や職場にバレないように対応して貰うことができます。利用明細書に関しては、WEBで確認できるように事前に設定しておきましょう。

また郵送物に関しても、前もって申告をしておけば送付を拒否することが可能です。ただし、滞納があった場合はその限りではありません。

【疑問その2】審査が緩いおまとめローンはあるのか?
審査が有利おまとめローンは存在しません。おまとめローンの審査は、通常のカードローン審査よりも厳しいものです。なぜなら、すでに複数件の借り入れがあるため、貸し倒れのリスクが高いことが関係しています。

ただし、一部のカードローン会社では、おまとめローンに力を入れています。そのような金融機関へ申込むようにしましょう。たとえば、オリックス銀行、アイフル、イオン銀行などが該当します。

【疑問その3】何か必要となる書類はある?
各おまとめローンによって異なりますが、一般的には『本人確認書類』、『収入証明書類』を用意します。本人確認書類は比較的すぐに用意できますが、収入証明書類は入手するまでに少々時間が掛るものです。早めに指定された書類を用意しておきましょう。

【疑問その4】返済日までに返済できないときはどうなる?
事前に金融業者へ連絡を入れましょう。事情を説明しておけば、返済を待って貰えることがあります。ただし銀行系カードローンの場合は、返済日を延ばすことは困難なようです。

そのため、利息分だけでも返済するようにしましょう。それだけでも、随分と心象は良くなります。

【疑問その5】借入額が年収の半分以上だと利用できない?
おまとめローンに限らず、カードローンの審査では様々な点を確認しています。借入額が年収の半分を超えている場合、すでに返済能力を超えていると判断され、審査に落とされる可能性が大です。

また、グレーゾーン金利時代にお金を借りていた場合、過払い請求をすることで借金がかなり減ることもあります。債務整理を視野に入れながら、弁護士に相談するようにしましょう。

【疑問その6】すでに返済が滞っていても利用できる?
利用することはできません。多くのカードローン会社では、返済が滞っていないことを審査基準の1つとしているからです。この場合、債務整理を視野に入れた上で、弁護士へ相談することをお勧めします。

ヤミ金などでは、ブラックでも借入が可能であることを謳っているケースがありますが、そのような業者は違法業者であり、一度でも借りてしまうと高額な利息を払うことになります。絶対に利用しないようにしましょう。

【疑問その7】おまとめローンを完済したらするに借入できる?
今まで利用したことがあるカードローン会社からは、一切借入ができない可能性があります。また、個人信用情報の内容や、収入の安定性、返済能力などを審査でチェックした上で、融資可能との判断が下れば借入は可能です。

【疑問その8】勤続年数が短くても審査に通過する?
審査の基準は、金融機関ごとで異なります。そのため、勤続年数が短いと、審査に通過しづらいおまとめローンがあることは事実です。特に銀行系のおまとめローンは、若干審査が緩いところでも1年以上の勤続年数が無いと、審査に通過することは困難だといえます。

ただし、勤続年数が短かったとしても、正社員として働いていたり、賞与があったりすると、収入の安定が見込めるとして審査に通過することはあるようです。消費者金融系は、この辺りの対応が柔軟なため、銀行系よりも審査に通過しやすいかもしれません。

【疑問その9】収入が少なくても利用できるの?
各社の利用条件によりますが、安定した収入があり返済能力に問題が無いとの判断が下れば、収入が少なくても審査に通過することはあります。

とはいえ、どうしても収入が気になるようであれば、消費者金融系のおまとめローンを検討しましょう。

ただし、消費者金融系のおまとめローンであっても、審査に通過しないことはあります。実際に申込んで審査を受けないことには、なんとも言えないのです。

【疑問その10】5社以上から借りていると審査に通過しないってホント?
それぞれの金融機関が設けている審査基準によりますが、基本的には3社から4社あたりが限界ラインであるようです。WEB上の口コミなどをみると分かりますが、5社で審査に通過したという情報は見当たりませんでした。

そのため、おまとめローンへ申込みをする前に、借入件数を減らすことをお勧めします。どうにかして3社まで減らすことができれば、審査に通過する可能性は高くなります。

ランキング一覧
総合人気ランキング
全ての条件をトータルしたランキング。バランスの良い人気カードローンです。
低金利カードローンランキング
低金利で安心の大手銀行カードローンローンランキングです。
融資スピードランキング
今日中に借りたい方にオススメ!即日融資可能なカードローンランキングです。
借換え・おまとめ可能ランキング
複数の返済を一つにまとめたい方に借り換え・おまとめローンランキングです。
初心者向けランキング
未経験の方におすすめ!初心者に人気のカードローンランキングです。
融資限度額ランキング
大口融資を希望の方に限度額が大きいカードローンランキングです。
銀行カードローンについて
カードローンの基礎知識
初めてカードローンを借りる方
カードローンの選び方
今日中にお金を借りる方法
タイプ別でカードローンを選ぶ
借りる前に知っておくべきポイント
カードローンの返済について
おまとめ・借り換え
カードローンよくある質問
知っておきたい予備知識
お金の豆知識
カードローンの審査について
カードローン会社を徹底分析
ページトップへ戻る