アルバイト・フリーターでも消費者金融で借りられる?審査基準を調べてみた

まとまったお金を借りたいときに、消費者金融を利用したい場合、アルバイトやフリーターの方でも利用することは可能なのでしょうか。

年収制限を気にして申込みを躊躇するケースが見受けられますが、果たして年収は関係があるのか正しい情報を把握しておきたいものです。

そこで今回は、消費者金融の審査基準について取り上げながら、大手消費者金融の利用条件比較、限度額はどのくらいになるのか、バイト先や実家へ連絡が入ることはあるのかなど、詳しくご紹介します。

消費者金融はアルバイトやフリーターでも借入できるの?

結論からいいますと、消費者金融はフリーターやアルバイトでも借入は可能です。

もちろん、審査の状況によって融資可否は異なるものの、収入が安定しており個人信用情報に問題がない場合は、返済能力があると判断され審査に通る可能性が高いのです。

ただし、消費者金融の場合、総量規制と呼ばれる法律を遵守しているため、年収の1/3を超える借入ができません。たとえば、年収200万円の場合、66万円が借入可能な限度額となるのです。

1社あたりではなく、貸金業者から借入をしているすべての借入残高を合計した金額となります。限度額いっぱいまで融資可能なケースは珍しく、多くの方は1社あたり50万円以下に留まることが大半です。

これは、年収が多い場合でも同様の傾向が見られます。

大手消費者金融の利用条件を徹底比較

ここでは、大手消費者金融5社の利用条件を比較してみることにしましょう。

以下の表にまとめましたので、まずはこちらをご覧ください。

消費者金融 利用条件
プロミス ・20~69歳までの方
・本人に安定した収入のある方
・アルバイト・パート・派遣社員・契約社員の方
・現在、働いている主婦・学生の方
アコム ・20歳以上
・安定した収入と返済能力を有する方
・アコムの基準を満たす方
※主婦、学生、パート、アルバイト、派遣社員で安定した収入と返済能力があれば利用可能
アイフル ・満20歳以上(満70歳の誕生日時点で融資不可)
・安定的な収入と返済能力を有する方
・アイフルの基準を満たす方
・給与所得者、自営業者、パート・アルバイト、派遣・出向社員、主婦(専業主婦除く)、学生で定期的な収入と返済能力を有する方は利用可能
SMBCモビット ・満20歳以上69歳以下
・安定した定期収入のある方
・SMBCモビットの基準を満たす方
※アルバイト、派遣社員、パート自営業の方で安定した定期収入があれば利用可能
ノーローン ・安定した収入のある方
※アルバイト、派遣社員、主婦の方で安定した収入があれば利用可能

ノーローン以外の4社は、満20歳からとなっています。ノーローンは、年齢に関する案内をしていませんでした。

実際のところ、未成年でも借入は可能となっており、その際は保護者の同意が必須となっています。これは、未成年保護に関する民法で、厳しく定められているものです。

万が一、未成年が保護者の同意なく契約し、のちに未成年であることが発覚した場合、保護者が一方的に契約を取り消すことができるという規定があります。

上記のようなリスクを回避するため、多くの消費者金融は満20歳からとしているのです。ノーローンの場合は、公式WEBサイト上に詳しい案内がないため、実際に問い合わせをして確認する必要があります。

なお、プロミス、アイフル、SMBCモビットのみ69歳までという年齢制限が設けられていますが、他の2社では特に年齢制限の上限を設けていませんでした。

フリーター、アルバイトでも借入可能かという点については、5社すべてで利用可能だといえそうです。『安定した収入』や『返済能力を有する』といった条件はあるものの、年収制限は設けられていません。

以上のことから、満20歳以上で安定した定期収入があり、返済能力があると判断された場合は、融資可能ということで間違いなさそうです。

フリーターはいくらまで融資可能?限度額の目安について

先述したとおり、貸金業法の総量規制と呼ばれる法律によって、借入残高が1/3を超える融は禁止されています。年収が低ければ、おのずと最大限度額も下がってしまうということです。

では、消費者金融の審査の際、フリーターやアルバイトの方は最大いくらまで借入できるのでしょうか。ここで1つ資料をご覧ください。総務省統計局が実施した、男女別平均年収の結果です。

今回は、『非正規の職員・従業員』の項目をピックアップしています。内訳は、パート・アルバイト、労働者派遣事務所の派遣社員、契約社員、嘱託、その他です。

年収 男性(万人) 女性(万人)
総数
648
1367
100万円未満
174
601
100~199万円
191
526
200~299万円
138
152
300~399万円
68
37
400~499万円
28
11
500~699万円
20
4
700~999万円
8
1
1000~1499万円
2
1
1500万円以上
1
0

総務省統計局:平成28年度『労働力調査』より引用

以上のことから、男性は年収100万円~199万円、女性は年収100万円未満が最も多く、年収300万円を越えると極端に人数が減少していることが分かります。

つまり、フリーターでも借りれる消費者金融から融資を受ける場合、上記のケースを基に算出すると、最大限度額は以下の3つのパターンが想定されるといえそうです。

年収100万円未満:33万円まで
年収100万円~199万円:33万円~66万円まで
年収200万円~299万円:66万円~99万円まで

ちなみに、上記の最大限度額は、あくまでも総量規制による上限金額です。上限ぎりぎりの金額で、融資可能となることはほぼありません。

実際には10万円から20万円までの初回融資額が限界となっており、それ以上の金額を借りるためには利用実績を積んで増枠申請をするしかないのです。

初回融資額に関しては、アコムが発表した『2017年3月期第3四半期決算』が参考になります。この資料によると、初回貸付額は2016年6月14万9,000円、2016年9月14万8,000円、2016年12月14万9,000円でした。

もう1つ参考にしたいのが、日本貸金業協会が発表した、平成27年3月末の平均貸付残高です。大手消費者金融の場合、1件当たりの平均貸付残高は53万7,000円、中小消費者金融は35万5,000円でした。

以上、フリーターの融資可能額、限度額の目安については以下のことがいえそうです。

ほとんどのフリーターは100万円未満の最大借入額となる
そもそも消費者金融は高額融資を行っていない
年収に関係なく初回は10万円から20万円の限度額となる
1社あたり50万円前後までしか借入出来ない可能性が高い
年収を上げたとしても消費者金融の限度額には限界がある

アルバイト・フリーターが消費者金融の審査を受ける際に注意すべき5つのこと

アルバイトやフリーターが消費者金融の審査を受ける際、どのようなことに注意を払えば良いのでしょうか。重要なポイントを5つピックアップしましたので、参考にしてください。

1.一度に申込みをしない

金融機関への申込状況や借入状況は、すべて個人信用情報機関へ登録されます。消費者金融が主に関わっているのは、JICCやCICと呼ばれる個人信用情報機関です。

短期間に複数社の申込記録があると、よほどお金に困っているか、信用度が低い人物だと判断されてしまうため、審査に落ちやすくなります。

申込み件数に関しては、消費者金融ごとで基準が異なるものの、1カ月間で2件程度に留めておくのが無難です。

2.借入希望額を低めに申告する

消費者金融の場合、高額融資は慎重に審査を行う傾向にあります。なぜなら、貸し倒れのリスクを避けるために、返済能力や収入の安定性をより厳しく審査する必要があるからです。

そのため、借入希望額は、10万円から20万円程度に留めておくようにしましょう。より多くの融資が可能な場合は、審査後に案内されるのが通例です。

もしも案内がなかった場合でも、契約後6カ月程度経過してから増枠を申込むと、再審査後に限度が高くなることがあります。

3.事故情報や借入件数に気を付ける

債務整理は5年間、自己破産は10年間、個人信用情報機関へ記録が残ります。また、延滞情報や現在進行形で滞納している情報がある方も、5年間記録が残ってしまうため注意が必要です。

消費者金融は、比較的審査に通過しやすいといわれていますが、事故情報記録が消えるまで新たな借入は困難です。

また、借入件数が3件以上ある場合も、多重債務に陥る危険性や総量規制に抵触するリスクが高いことから、審査に通過しづらくなります。

4.収入を安定させる

収入の安定性は、消費者金融の利用条件の1つとなっています。つまり、審査時にそれだけ重視されているということです。そのため、職を転々としている方は、収入が不安定で返済能力に欠けるとして審査に通ることがありません。

逆に、勤続年数が長ければ長いほど、収入が安定しているという指標となるため、審査に通過しやすくなります。

一般的な傾向としては、3年前後の勤務年数が良いといわれていますが、消費者金融の場合、1年以上あれば問題ないケースが多いようです。

5.記入ミスや虚偽の申告に気を付ける

申込時の記入ミスによって、審査落ちとなるケースは少なくありません。たとえば、自宅、勤務先の住所や電話番号などが該当します。特に勤務先の電話番号を間違えてしまうと、在籍確認が取れないため注意が必要です。

また、審査に通過したい一心で、他社の利用件数を誤魔化したり、年収を多めに申告することも控えましょう。個人信用情報機関へ信用情報を照会すれば、他社からの借入状況はすべてバレてしまいます。

年収ならバレないと思っている方は多いようですが、消費者金融には過去の申込者、利用者の膨大なデータが存在します。職業を申告しただけで、おおよその年収は分かってしまうのです。

多少の誤差は見逃して貰えるものの、悪質だと判断された場合は収入証明書の提出が求められたり、即審査に落とされてしまいます。

バイト先や実家に連絡は入る?

消費者金融へ申込む際、必ずバイト先の電話番号や住所、実家の住所や連絡先を申告します。そのため、必ず連絡が入るのか心配する方が多いようです。

まずバイト先の場合ですが、担当者から連絡が入るのは在籍確認時のみとなります。在籍確認以外で連絡が入ることは原則ありません。

あるとすれば、滞納時に本人の携帯宛てに電話したものの、連絡がつかなかった場合が考えられます。

ちなみにアルバイトの場合、名指しで職場へ連絡が入ることは非常に珍しいことです。そのため、消費者金融やクレジットカード会社からの、在籍確認電話だとバレてしまうことがあります。

どうしてもバレたくないということであれば、社会保険証や在籍証明書、給与明細等の書類のみで在籍確認免除とならないか、申込時点で相談をしておきましょう。

致し方ない事情だと判断された場合は、在籍確認の電話を免除して貰うことができます。

それから実家への連絡に関してですが、連絡が入るとすれば、滞納したときと考えていて間違いありません。滞納時に実家へ連絡が入る場合、企業名は名乗らず個人名で電話が架かってきます。

契約内容など、詳細に関して家族へ伝えることはないものの、不審に思った家族から問い詰められることはあるかもしれません。

以上のことから、アルバイト先は在籍確認時のみ電話連絡が入り、実家宛てには滞納時に連絡が入ると覚えておけば問題ないといえます。

そのため、返済に遅れないことはもちろんのこと、どうしても遅れてしまう場合は、事前に連絡を入れて相談をしておきましょう。

学生のフリーターでもお金を借りることはできるの?

学生のフリーターでも、お金を借りることはできるのでしょうか。

今一度、大手消費者金融5社の利用条件の表をご覧ください。

消費者金融 利用条件
プロミス ・20~69歳までの方
・本人に安定した収入のある方
・アルバイト・パート・派遣社員・契約社員の方
・現在、働いている主婦・学生の方
アコム ・20歳以上
・安定した収入と返済能力を有する方
・アコムの基準を満たす方
※主婦、学生、パート、アルバイト、派遣社員で安定した収入と返済能力があれば利用可能
アイフル ・満20歳以上(満70歳の誕生日時点で融資不可)
・安定的な収入と返済能力を有する方
・アイフルの基準を満たす方
・給与所得者、自営業者、パート・アルバイト、派遣・出向社員、主婦(専業主婦除く)、学生で定期的な収入と返済能力を有する方は利用可能
SMBCモビット ・満20歳以上69歳以下
・安定した定期収入のある方
・SMBCモビットの基準を満たす方
※アルバイト、派遣社員、パート自営業の方で安定した定期収入があれば利用可能
ノーローン ・安定した収入のある方
※アルバイト、派遣社員、主婦の方で安定した収入があれば利用可能

プロミス、アコム、アイフルでは、学生であっても安定した収入と返済能力があれば、利用可能としていることが分かります。

しかし、SMBCモビット、ノーローンに関しては、アルバイトは可能としているものの、学生の利用に関する案内は公式WEBサイト上に見当たりませんでした。

そのため、SMBCモビットとノーローンは、審査に通してみないことには分からないといえそうです。

参考までに、大手消費者金融よりも審査基準が緩いといわれている、中小消費者金融の場合も見てみましょう。

比較的名の知れた、中小消費者金融5社の利用条件をピックアップしました。まずは以下の表をご覧ください。

消費者金融 利用条件
ダイレクトワン ・20歳から69歳までの方
・本人に安定した収入のある方
※主婦、パート、学生・アルバイトの方でも安定した収入があれば利用可能。
専業主婦などの収入がない方は電話、もしくは店頭窓口へ相談
フクホー ・20歳から65歳までの方
・定期的な収入と返済能力を有する方
・フクホーの基準を満たす方
フタバ ・20歳以上70歳以下までの方
・安定した収入と返済能力を有する方
※アルバイト、パート、派遣社員、主婦で安定した収入があれば利用可能
ライフティ ・20歳~69歳までの方
※パート、アルバイト、派遣社員でも一定の収入があれば利用可能
セントラル ・20歳以上の方
・定期的な収入と返済能力を有する方
・セントラルの基準を満たす方
※自営業、パート、アルバイトでも利用可能

リサーチの結果、学生の利用可否に関して案内していたのは、ダイレクトワンのみでした。また、利用条件の内容そのものは、大手消費者金融とほぼ同じです。

消費者金融業界の傾向として、大手消費者金融の審査に落ちてしまった方が、中小消費者金融を利用するケースが目立ちます。

学生の場合、初めて金融機関から借入をする可能性が高いため、よほどの理由がない限り大手消費者金融の審査で落とされる心配はないものです。

中小消費者金融は、どちらかというと初めてお金を借りる方が利用する貸金業者ではありません。すでに複数社から借入をしており、他社からの借入が困難な方が利用する貸金業者となっています。

そのため、学生であっても1年以上アルバイトで働いていたり、収入が安定している場合は、大手消費者金融への申込を優先させましょう。

中小消費者金融は、学生のフリーターでも審査に通過する可能性が高いものの、積極的な利用は避けた方が無難です。

今後、何らかの銀行ローンを組む際に、中小消費者金融での利用実績が審査に響く可能性があります。

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