消費者金融でキャッシングするのに年齢制限はあるの?未成年はお金を借りれる?

金融機関が提供しているローン商品では、年齢制限を設けていることが大半です。消費者金融の場合、年齢制限は設けられているのでしょうか。

そこで今回は、消費者金融の年齢制限に関して取り上げながら、大手消費者金融の年齢制限一覧、銀行カードローンの年齢制限との比較、年齢制限なしで消費者金融から借入できるのかなど、詳しく解説していきます。

消費者金融のキャッシングには年齢制限がある?

各消費者金融の公式WEBサイトを確認すると、必ず利用条件が記載されています。中小消費者金融では案内されていないことがあるものの、大手であれば必ず案内されているものです。その中で、年齢制限に関して記載されていることがあります。

大手・中小問わず、消費者金融の年齢制限はおおよそ20歳から69歳までと考えていて間違いありません。リサーチしたところ、『未満』、『以下』と表記が異なるケースはあるものの、20歳以下と70歳以上の方には融資を行っていない様子が伺えました。

消費者金融では、貸金業法と呼ばれる法律に沿って融資を行っていますが、その中で年齢に関する規制は設けられていません。あるとすれば、民法で定められている未成年者の契約に関する規制のみです。

詳細に関しては別の項で詳しく解説しますが、民法上、高校生を除く18歳以上であれば契約は可能なっています。しかし、いくつかの理由があるため、消費者金融では20歳以上としているのです。

また、70歳以上に関しては、回収できなくなるリスクが高いとして、積極的に融資を行っていないのが現状だといえます。参考までに、年齢・男女別でみた貸付状況の図をご覧ください。

日本貸金業協会 平成28年度版:
『貸金業者の経営実態等に関する調査』より引用

『~29歳』が一括りとなっているため、下限年齢が分かりません。しかし、一定数の利用者が存在することが分かります。

また、60歳以上69歳以下の方に関しては、他の年代よりも利用者が少ないものの、極端な差はないといえそうです。70歳以上の場合は、わずかながらも利用者が存在しています。

このことから、需要がないため消費者金融側で年齢制限を設けているわけではないといえそうです。そもそも消費者金融では、『安定した収入があること』、『返済能力があること』を重視して審査を行っています。

20歳以下は民法の規約が絡んでくるものの、60歳以上は上記2つの審査基準の関係上、貸し倒れのリスクを考慮して積極的に融資を行っていないといえそうです。

大手消費者金融の年齢制限について

この項では、大手の消費者金融が設けている年齢制限について解説していきます。まずは以下の表をご覧ください。

年齢制限
アコム 20歳以上
プロミス 20歳以上69歳まで
アイフル 20歳以上69歳まで
満70歳になった時点で新規貸付停止
モビット 20歳以上69歳以下
ノーローン 年齢に関する案内なし

平成29年5月現在

ノーローン以外の大手消費者金融は、20歳以上から申込みが可能です。以前、アコムでは69歳以下までといった案内があったようですが、現在は年齢の上限が設けられていませんでした。そのため、申込み可能な年齢の上限については、問い合わせて確認してください。

また、プロミス、アイフル、モビットは、69歳まで申込みが可能です。ただし、アイフルのように、満70歳になった時点で新規貸付が停止される恐れがあります。70歳以降も融資を希望する方は、プロミス・モビットへ確認するようにしましょう。

最後にノーローンですが、Q&Aのページ内で以下のような案内がありました。

キャッシングに年齢制限はありますか?

安定した収入のある方であればお申込みいただけます。

商品詳細のページ内にも、年齢に関する記述は見当たらなかったため、直接問い合わせて確認するようにしましょう。

消費者金融と銀行カードローンでは年齢制限が違う?

消費者金融と銀行カードローンでは、年齢制限が若干異なります。参考までに、大手銀行カードローンの年齢制限を表にまとめました。まずは以下をご覧ください。

銀行名 年齢制限
三菱UFJ銀行 満20歳以上65歳未満
三井住友銀行 申込時満20歳以上満69歳以下
みずほ銀行 契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満
オリックス銀行 申込時の年齢が満20歳以上69歳未満
楽天銀行 満年齢20歳以上62歳以下
※パート・アルバイト、専業主婦の方は60歳以下

消費者金融の年齢に関する規定とは異なり、銀行ごとで違いが見られます。要点を以下にまとめました。

『未満』、『以下』と表記が異なるケースが目立つ
満69歳まで利用は可能なケースもあるが、消費者金融よりも上限年齢は低め。
楽天銀行は最も上限年齢が低い。

銀行カードローンの審査基準は、消費者金融と異なります。一般的には、消費者金融よりも審査の基準が厳しめです。

楽天銀行カードローンの年齢制限をみると分かりますが、収入が低かったり収入が不安定になりやすい可能性がある方には、積極的に融資を行っていない様子が伺えます。

年金の受給開始は年齢によって異なりますが、定年退職する年齢は60歳から65歳あたりが一般的です。ここで1つ資料をご覧ください。

平成28年に発表された『平成27年度:年齢階層別の平均給与』をまとめたものとなります。

国税庁平成27年度版『民間給与実態統計調査』より引用

給与所得者の合計数は、5,646万人です。他の年代と比較すると、60歳以降は男女とも給与所得が下がっていることが分かります。

あくまでも推測となりますが、銀行カードローンの上限年齢が消費者金融よりも低く設定されているのは、収入の減少が少なからず影響を与えているといえそうです。

また60歳以降になると、体調不良や死亡により債権の回収が困難になりやすいといった側面もあります。

厚生労働省が発表した平成27年度の死亡数を確認したところ、55歳から59歳までの死亡者数は男性19,462名・女性9,274名、60歳から64歳までになると男性36,139名・女性16,076名と倍以上異なることが分かりました。

また、65歳以上になると死亡者数は更に増加することから、このような背景も踏まえた上で、銀行カードローンは上限となる年齢制限を低く設定している可能性が考えられます。

年齢制限なしの消費者金融は存在するの?

大手消費者金融であるノーローンのように、公式WEBサイト上で年齢制限に関して一切案内をしていない消費者金融は存在します。

しかし、社内規定で目安となる年齢が定められている可能性は高いといえそうです。

正規登録している消費者金融は、貸金業法に沿って審査を行っていますが、基本的な考え方は貸金業法第13条で定められています。

返済能力の調査
第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

貸金業法より引用

すでにお伝えしたとおり、貸金業法上では年齢に関する制限を定めていませんが、収入の有無、収入の安定性、他社からの借入状況、返済能力等を確認した上で、融資可否を決めているのです。

また、貸金業法の中で総量規制と呼ばれるルールを定めており、年収の1/3以上の融資を実施することはできません。

ここでいま一度、先ほどご紹介した平均年収の図をご覧ください。20代と60代は他の年代よりも平均年収は低めです。

消費者金融は、貸しやすさをウリとした貸金業者ですが、そもそも年収が低い人には高額な融資を実施することができません。

つまり、それなりに年収が高く、収入が安定した年代の方をターゲットとした方が、収益が上がりやすいといった側面があるのです。

なお、消費者金融の利用条件の中で、収入の安定性以外にも『継続的』といった文言が付け加えられていることがあります。

申込み時点で収入が安定していたとしても、近い将来、収入が途絶えてしまう可能性が高い方には、貸付しないことがあるということです。

以上のことから、表向き年齢制限なしの消費者金融は存在するものの、一般的に年収が高い年代、回収しやすい年代を貸付対象としている可能性が高いといえます。

未成年でも消費者金融を利用することはできる?

多くの消費者金融では、『20歳以上から』としています。貸金業法では制限を設けていないため、法律上は融資可能となっているものの、民法の関係上、融資を行っていないケースがほとんどです。

まずは以下をご覧ください。

第5条 未成年者の法律行為
1.未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。
2.前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。
3.第1項の規定にかかわらず、法定代理人が目的を定めて処分を許した財産は、その目的の範囲内において、未成年者が自由に処分することができる。目的を定めないで処分を許した財産を処分するときも、同様とする。

民法より引用

ここで抑えておきたいのは、以下の2つです。

未成年者が自己判断で結んだ契約は、保護者の意思で解約することが可能。
一方的な解約が可能となれば、消費者金融側が損害を被るリスクが高くなる。

つまり、法律上は18歳以上の未成年者に融資を行うことを許可しているものの、契約の際は必ず法定代理人(多くの場合は保護者)の同意が必要となるということです。

ただし、未成年者が両親の許可を得て消費者金融を利用するかといえば、そのようなケースは考えづらいといえます。ほとんどの場合、両親に隠れて利用するものです。

何らかの拍子で両親にバレてしまい、両親が契約取り消しを求めた場合、消費者金融は貸し付けたお金を回収することができません。

なお、民法753条にて『未成年者が婚姻をしたときは、これによって成年に達したものとみなす』とあるため、この場合は民法第5条の規制を受けませんが、様々なリスクを考慮して、申込み条件を20歳以上としている消費者金融が多いのです。

70歳まで借入れ可能な消費者金融は存在する?

70歳まで借入れが可能な消費者金融は、非常に限られてきます。先述したとおり、大手消費者金融から借入することは困難です。中小消費者金融でも、同様の傾向が見られます。

WEB上をリサーチした結果、唯一見つかったのは『プランネルフリーローン100』のみでした。通販で有名な日本文化センターのグループ会社が経営している貸金業者です。

大手消費者金融のように、利便性が高いサービスではありませんが、20歳から85歳までを対象としているため、70歳以上でも借入できる可能性が高いといます。

ただし、『安定した収入と返済能力を有すること』といった条件が加えられており、年金のみでも借入できるのか案内はありませんでした。

申込みページを確認したところ、年金の種類や年間支給額を記入する項目が設けられているため、年金のみでも借入できる可能性はあるものの、詳細は直接問い合わせて確認する必要があります。

参考までに、プランネルフリーローン100の概要と以下の表にまとめました。参考にしてください。

限度額 金利 担保・保証人
10万円~100万円まで
年18.0%
※100万円のみ年15.0%
不要
返済回数 返済方法 即日融資
最長6年の72回払いまで
自動引き落とし
郵便振込
不可

新規契約時、指定した口座へ振り込みをしてくれるところまでは確認できました。しかし、限度額の範囲内で何度も借入できるのかまでは案内されていません。そのため、直接問い合わせて確認してください。

大手消費者金融と比較すると、融資可能な限度額は低めに設定されていますが、金利は同程度です。最低返済額に関しても、借入額10万円の場合は2,400円と低めに設定されているため、サービス内容が悪いわけではありません。

なお、地域密着型の中小消費者金融であれば、70歳以上でも借入可能な可能性はありますが、ヤミ金と区別することが難しいため、積極的な利用は控えましょう。

厚生年金が減額されるリスクを考慮しておく

最後にもう1つ触れておきたいことがあります。一定の年齢を超えると、年金で生活する方が大半となりますが、働きながら年金を受給する方が増加傾向にあるようです。

消費者金融からお金を借りたからといって、年金が減額されることはありませんが、消費者金融から借入れるために働き始める方は、給与収入が増えすぎないように注意する必要があります。

なぜなら、一定の収入以上になると、年金がカットされてしまうからです。これは、在職老年年金と呼ばれる制度で、厚生年金を受給しているすべての方が該当します。

60歳以上65歳未満、65歳以上では基準が異なるため要点を以下にまとめました。

基本月額:年金額を12で割った金額
総報酬月額:毎月の賃金と1年間の賞与を12で割った金額

60歳以上65歳未満の場合

基本月額と総報酬月額の合計金額が、月額28万円を超えると年金が減額されます。

65歳以上

基本月額と総報酬月額の合計金額が、月額47万円を超えると年金が減額されます。

それぞれの計算方法に関しては割愛しますが、対象となる可能性が高い方は日本年金機構へ問い合わせるなど、専門家へ相談するようにしてください。

ランキング一覧
総合人気ランキング
全ての条件をトータルしたランキング。バランスの良い人気カードローンです。
低金利カードローンランキング
低金利で安心の大手銀行カードローンローンランキングです。
融資スピードランキング
今日中に借りたい方にオススメ!即日融資可能なカードローンランキングです。
借換え・おまとめ可能ランキング
複数の返済を一つにまとめたい方に借り換え・おまとめローンランキングです。
初心者向けランキング
未経験の方におすすめ!初心者に人気のカードローンランキングです。
融資限度額ランキング
大口融資を希望の方に限度額が大きいカードローンランキングです。
銀行カードローンについて
カードローンの基礎知識
初めてカードローンを借りる方
カードローンの選び方
今日中にお金を借りる方法
タイプ別でカードローンを選ぶ
借りる前に知っておくべきポイント
カードローンの返済について
おまとめ・借り換え
カードローンよくある質問
知っておきたい予備知識
お金の豆知識
カードローンの審査について
カードローン会社を徹底分析
カードローン以外でお金を借りる
ページトップへ戻る