大手と中小の消費者金融の違いとは?金利・限度額・融資時間を一覧表で徹底比較

消費者金融は、企業ごとで提供しているサービス内容が異なるだけではなく、大手・中小消費者金融ごとでも違いがあります。

しかし、中小消費者金融はメジャーなサービスではないため、大手消費者金融と何が違うのか広く認知されていません。

そこで今回は、大手消費者金融と中小消費者金融の違いや、金利・限度額・融資時間等の比較、審査方法の違い、怪しい業者を見分ける方法等について、詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

大手消費者金融と中小消費者金融って何が違うの?

消費者金融は、大きく分けると2つのタイプに分かれます。知名度のある大手消費者金融と、地域密着型の中小消費者金融です。

一番の違いは、ターゲットとしている顧客層とサービス形態にあります。まず大手消費者金融の場合、はじめて金融機関からお金を借りる人をターゲットとしており、大手ならではのきめ細かなサービスが魅力です。

一方、中小消費者金融の場合、すでに複数社から借入をしている人をターゲットとしています。サービス内容は、大手と似たような内容ではあるものの、申込み・借入・返済に手間が掛ったり、審査基準がやや緩いケースがほとんどです。

次項より、大手消費者金融と中小企業消費者金融の違いを、より詳しく比較していくことにしましょう。

大手と中小消費者金融の金利について

まずは、大手消費者金融のアコム・プロミス・アイフル・SMBCモビット・ノーローンの金利をご覧ください。

大手消費者金融 年金利
アコム
3.0~18.0%
プロミス
4.5~17.8%
アイフル
3.0~18.0%
SMBCモビット
3.0~18.0%
ノーローン
4.9~18.0%

消費者金融の場合、下限金利で比較する必要はありません。なぜなら、下限金利が適用されることは極めて稀だからです。

消費者金融では総量規制と呼ばれる法律を遵守しており、年収の1/3を超える借入が法律で禁止されています。

たとえばアコムの場合、下限金利が適用される融資額は800万円ですが、800万円を借りるためには最低2,400万円もの年収が必要です。

以上の理由から、金利を比較する際は、上限金利で比較するのが一般的となっています。

なお、大手消費者金融の上限金利を比較したところ、プロミスがやや低くなっているものの、他の4社は同じ結果となりました。

中小消費者金融 年金利
ダイレクトワン
4.9~20.0%
セントラル
4.8~18.0%
フクホー
7.3~18.0%
フタバ
14.959~17.950%
アロー
15.0~19.94%
ライフティ
8.0~20.0%
いつも
7.0~18.0%
キャレント
7.8~18.0%
ハローハッピー
10.0~18.0v
スカイオフィス
15.0~20.0%

代表的な中小消費者金融の金利は、上記の表の通りです。大手消費者金融と同じか、やや高めの上限金利であることが分かります。

つまり、最終的に支払うことになる総利息額は、大手も中小規模もほとんど差はないといえそうです。

大手と中小消費者金融の限度額について

この項では、限度額を比較していくことにします。先ほどと同様、表にまとめましたので、まずは大手の消費者金融からご覧ください。

大手消費者金融 限度額
アコム
800万円
プロミス
500万円
アイフル
800万円
SMBCモビット
1万円~800万円
ノーローン
1万円~300万円

アコムとSMBCモビットとアイフルが800万円、プロミスが500万円、ノーローンが300万円となっています。

先述したとおり、総量規制の関係上、限度額いっぱいまで融資を受けるためには高額な年収が必須となることから、限度額を気にする必要はありません。

中小消費者金融 限度額
ダイレクトワン
1万円~300万円
セントラル
1万円~300万円
フクホー
5万円~200万円
フタバ
10万円~50万円
アロー
200万円
ライフティ
1,000円~500万円
いつも
1万円~50万円
キャレント
1万円~500万円
ハローハッピー
50万円
スカイオフィス
1万円~50万円

中小消費者金融の場合、企業によって様々であることが分かります。500万円まで融資可能なところもあれば、50万円までの少額融資を専門としているところもあるのです。

そのため、将来的に50万円以上の融資を受けたい方や、少額融資のみ希望する方は、申込み当初から限度額が低い中小消費者金融を選択するのも一考だといえます。

また、限度額に関しては、借入先を選択する際にあまり重要視する必要はありません。理由は先に述べたとおり、限度額いっぱいまでの高額融資が困難なことや、初回から高額融資を行わない傾向にあることが関係しています。

そのため、大手・中小消費者金融問わず、限度額を比較する意味はあまりありません。

大手と中小消費者金融の融資時間について

大手消費者金融の融資時間は、5社すべてが即日融資に対応しています。ただし、ネット上で公開されている口コミによると、アコムやプロミスの対応が最もスピーディーである様子が伺えました。

大手消費者金融 融資時間
アコム
最短1時間
プロミス
最短1時間
アイフル
最短即日
SMBCモビット
最短即日
ノーローン
最短即日
中小消費者金融 融資時間
ダイレクトワン
最短即日
セントラル
昼2時までの申込みなら当日中
フクホー
最短即日
フタバ
不明
アロー
不明
ライフティ
契約関連書面が到着してから
いつも
最短即日
キャレント
14時までの手続き完了で即日振込可能
ハローハッピー
最短即日
スカイオフィス
最短即日

中小消費者金融でも、即日の融資は可能であることが分かります。しかし、大手消費者金融と比較すると、スピード感はやや劣ると考えていた方が無難です。

大手消費者金融の場合、スコアリング方式の審査を採用しています。スコアリング方式とは、属性や個人信用情報ごとに審査項目を設けて点数化し、算出された点数によっておおよその融資可否を決める審査方法のことです。

過去の申込者や利用者の情報をデータベース化しているため、システムの精度は高いと言われています。中小規模の消費者金融でも、スコアリング方式による審査を行っているケースはありますが、一部の企業では採用していません。

特に即日融資に対応していない中小規模の消費者金融は、人の手によって審査可否を決めていると考えて間違いないといえます。

以上のような背景から、即日融資にこだわる場合は、大手消費者金融を利用した方が良いといえるのです。

大手と中小消費者金融ATMの数の違いについて

大手消費者金融の場合、借入・返済共に利用できるATMの数は多めです。アイフル、ノーローンは提携ATMがやや少なめですが、大手の金融機関やコンビニATMは網羅しているため、不便さを感じることはありません。

大手消費者金融 ATMの数
アコム 自社ATM、三菱UFJ銀行ATM、セブン銀行ATM、イーネット、ローソンATM、イオン銀行ATM、その他提携ATM複数有り
プロミス 自社ATM、三井住友銀行ATM、ゆうちょ銀行ATM、セブン銀行ATM、イーネット、ローソンATM、その他提携ATM複数有り
アイフル 自社ATM、セブン銀行ATM、イオン銀行ATM、三菱UFJ銀行ATM、ローソンATM、イーネット、その他提携ATM複数有り
SMBCモビット 三井住友銀行ATM、三菱UFJ銀行ATM、セブン銀行ATM、イオン銀行ATM、プロミスATM、イーネット、ローソンATM、その他提携ATM複数有り
ノーローン セブン銀行ATM、イオン銀行ATM、イーネット、ローソンATM、新生銀行ATM、その他提携ATM複数有り
中小消費者金融 ATMの数
ダイレクトワン スルガ銀行ATM、イーネット、タウンネットワークサービス、セブン銀行ATM、ゼロバンクATM、イオン銀行ATM、プロミスATM
セントラル 自社ATMのみ
フクホー なし
フタバ なし
アロー なし
ライフティ セブン銀行ATM
いつも 自社ATMのみ
キャレント なし
ハローハッピー なし
スカイオフィス なし

上記の中小消費者金融一覧をご覧いただくと分かる通り、そもそもATMを利用することができないケースが目立ちました。

ダイレクトワンは、スルガ銀行グループが運営している消費者金融であるため、利用可能なATMの数が最も豊富です。

以上のことから、借入や返済の手間や利便性を重視するのであれば、大手消費者金融の方が適しているといえます。

大手と中小消費者金融の信頼性・安心感の違いとは

まずは以下の2つの図をご覧ください。日本貸金業協会が実施した調査結果をまとめたものです。

資金需要者等の借入れに対する意識や行動に関する調査結果報告
平成28年度版より引用

資金需要者等の借入れに対する意識や行動に関する調査結果報告
平成28年度版より引用

上記2つの表から、『ダントツで大手消費者金融を利用している人が多いこと』、『信頼性や安心感よりも、サービスの内容や利便性を重視する傾向にあること』が分かります。

その上で、敢えて大手と中小消費者金融の信頼性・安心感を比較してみることにしましょう。

『借入先として選んだ理由』の図を今一度ご覧ください。サービス内容や利便性を重視しつつも、『知名度があり安心感がある』、『テレビCM等で好印象だった』といった理由から借入先を選んでいる様子が伺えます。

知名度があって、尚且つテレビCM等で積極的に宣伝をしているのは、大手消費者金融です。中小消費者金融は、口コミなどで初めて知るケースが大半となります。つまり、大手消費者金融の方が、信頼性や安心感は勝っているのです。

また、中小消費者金融の場合、ごく一部で悪徳業者が存在します。法の改正によって、悪徳業者の数は減少傾向にあるものの、正規の業者と見分けることが難しいため、利用を控えるケースがほとんどです。

中小消費者金融の中にも、優良な企業は複数存在します。つまるところ、大手消費者金融の方が信頼性や安心感が勝っている一番の理由は、知名度や認知度の差にあるといえそうです。

大手と中小消費者金融の審査方法ってどこが違うの?

大手と中小消費者金融の審査方法は、公にされていません。そのため、どのような点に違いがあるのか断言できないのが現状です。しかし、あらゆる関連情報を参考にすることで、おおよその違いを見つけることはできます。

今回は2つの違いをピックアップしましたので、参考にしてください。

1.審査方式の違い

別の項で少し触れましたが、大手消費者金融の場合はスコアリング方式と呼ばれる審査方法を採用しています。一方、中小規模の消費者金融の場合、必ずしもスコアリング方式を採用しているわけではありません。

企業によってはスコアリング方式を採用せず、店頭窓口で審査が行われることもあります。その場合、店舗の責任者にあたる社員が、社内規定や申込者の人物像などを参考にしながら審査可否を決めているのです。

2.重視する審査項目の違い

日本貸金業協会が実施した平成27年度『年次報告書』(平成29年4月現在最新)によると、大手消費者金融の件数は6件、大手以外は438件(平成27年3月末)でした。また、貸付件数・残高の合計は以下の通りとなっています。

無担保貸付件数 無担保貸付残高(億円)
大手消費者金融
3,887,934
20,096
中小消費者金融
974,715
3,096

日本貸金業協会:平成27年度 年次報告書より引用

中小消費者金融の方が企業の数は多いものの、貸付件数・貸付残高共に大手消費者金融が中小消費者金融を大きく上回っています。

以上のことから、あくまでも推測ではありますが、中小消費者金融は大手消費者金融との差別化を図るために、異なった顧客をターゲットとしている可能性が高いといえそうです。

また更に詳しくリサーチしたところ、中小消費者金融であるセントラル、フタバ、ハローハッピーでは、公式WEBサイト上で審査に関連する案内を一部公開していました。

セントラル Q.他社の借入があるのですが利用できますか?
A.当社規定の審査の上ご利用いただけます。まずはお問い合わせ下さい。
フタバ 消費者金融にて他社でのお借入が4社以内の方が対象です。
(銀行、信販などのローン・キャッシングは除きます。)
ハローハッピー Q.過去に自己破産※や現在、複数社から借り入れていますが、利用できますか?
A.現在のお客様の収支のバランスを基準に、判断させて頂きます。
※自己破産・・・民事再生・調整・債務整理など
弊社では、未成年者及び他社で延滞中の方への新規の貸し付けは行っておりません。

大手消費者金融の公式WEBサイト上では、上記のような案内を見掛けません。このことからも、中小消費者金融の審査基準は、大手と若干異なることが分かります。

また一説によると、中小消費者金融の場合、すでに他社から借入をしている顧客が目立つことから、収入の金額だけではなく、勤続年数から収入の安定性を図ったり、収入と支出のバランスを重視する傾向にあるようです。

中小消費者金融って即日融資に対応しているの?

すでにご紹介しましたが、今一度以下の図をご覧ください。中小消費者金融10社の融資時間(即日融資対応可否)をまとめたものです。

中小消費者金融 融資時間
ダイレクトワン
最短即日
セントラル
昼2時までの申込みなら当日中
フクホー
最短即日
フタバ
不明
アロー
不明
ライフティ
契約関連書面が到着してから
いつも
最短即日
キャレント
14時までの手続き完了で即日振込可能
ハローハッピー
最短即日
スカイオフィス
最短即日

以上のことから、一部の中小消費者金融では即日融資に対応していることが分かります。ただし、中小消費者金融の場合、借入手段を銀行振込限定としているケースがほとんどです。

そのため、セントラルやキャレントのように時間制限があったり、銀行が営業している平日しか即日融資に対応していないことがあります。

中小消費者金融の審査は甘いってホント?

中小消費者金融は、審査が甘いといった声を耳にすることがありますが、大手消費者金融と比較すると借りやすい業者が多いことは事実です。

大手消費者金融が顧客の大半を獲得しているため、審査基準を緩くして顧客獲得を図っていることや、審査基準が大手と異なることが関係しています。

しかし、もう1つ抑えておきたいのは『審査時に個人信用情報をチェックしていない中小消費者金融が存在する』ということです。

正規の金融機関が審査を行う際は、個人信用情報機関(JICC・CIC・全国銀行個人信用情報センター)を通じて『他社からの借入状況』、『返済の延滞有無』、『過去の金融事故(債務整理や自己破産等)』などの事実を必ずチェックしています。

近年は、個人信用情報機関同士が情報共有するようになったため、信用情報を照会することができないケースは減少しつつあります。

しかし、消費者金融が加盟できる2つの団体のいずれかに加入していない場合は、情報を照会することができません。

つまり、審査の際に他社からの借入状況を把握せずに、申込者の申告ベースで審査を行っているケースがあるということです。そのような中小消費者金融へ申込みをした場合は、他社よりも審査基準が緩くなる可能性があります。

ただし、金利が高く設定されていることが大半であるため、積極的な利用はお勧めしません。なお、JICC・CICの公式WEBサイト上から、加盟会員を検索することが可能です。

あまりにも審査基準が緩い場合は、ヤミ金などの悪徳業者である可能性が考えられるため、必ず加盟会員検索を行うようにしましょう。

怪しい業者を見分ける方法とは

消費者金融の多くは、個人信用情報機関であるJICCかCICへ加盟しています。そのため、前項でもお伝えした通り、JICC・CICの公式WEBサイト上から加盟会員検索をすると、容易に見分けることが可能です。

もしくは、金融庁の『貸金業者情報検索入力ページ』を活用しましょう。正規の貸金業者であれば、検索後に業者の情報が表示されるはずです。

その他の方法としては、日本貸金業協会の『悪徳業者の検索』ツールを活用する方法があります。日本貸金業協会の公式WEBサイト上から利用できますので、こちらも参考にしてください。

中小消費者金融のよくある疑問について

最後に、中小消費者金融のよくある疑問を5つご紹介します。参考にしてください。

中小消費者金融は大手よりも借りやすい?

大手消費者金融よりも借りやすい中小消費者金融は存在しますが、最終的には個々の審査状況によって異なります。他社への返済が現在進行形で遅れている場合など、個人信用情報等に問題が見られる場合、審査に通過することはまずありません。

中小消費者金融の取り立てって怖いの?

貸金業登録をしている中小消費者金融の場合、法を遵守した上で回収業務を行っています。そのため、法に反した悪質な取り立てが行われることはありません。

ヤミ金と中小消費者金融って違うの?

ヤミ金とは、貸金業登録をしていない違法な業者のことを指します。貸金業として営業するためには、本来、国や都道府県からの許可が必須となりますが、ヤミ金は許可なく営業をしているのです。

一方、中小消費者金融の場合、国や都道府県から許可を得た上で、正規の貸金業者として法に従って営業をしています。そのため、ヤミ金とは全く異なるのです。

中小消費者金融なら誰でも借入できる?

一部の中小消費者金融では、過去に自己破産や債務整理をしていても融資可能としていることがあります。そのためか、誰でも簡単に借り入れできると思われがちです。

しかし、自己破産や債務整理をしてから年月が経過していない方や、他社からの借入状況が思わしくない方は審査で落とされてしまいます。

中小消費者金融から借りると他のローン審査に通りづらくなる?

中小消費者金融に限らず、高金利な貸金業者から融資を受けている場合、住宅ローンや銀行カードローンなど、一部のローン審査に通過しづらくなることがあります。

一概に言い切ることはできないものの、高金利な融資サービスは審査時にあまり良い印象を与えません。なぜなら、低金利な商品が存在するにもかかわらず、高金利な商品を利用するということはお金に困っていると判断されてしまうからです。

中小消費者金融ランキングなどで上位にランクインするような業者であっても、上限金利は年18%から20%と高めに設定されています。一方、金利が低い銀行のフリーローンなどは、10%以下で借入できることがほとんどです。

そのため、今後ローンを組んで大きな買い物をする予定がある方は、中小消費者金融を含めた高金利な融資サービスの利用を避けた方が無難だといえます。

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