審査に通りやすい消費者金融って本当にあるの?消費者金融の審査基準とは?

WEB上で公開されている口コミをみると、銀行系カードローンよりも消費者金融の方が審査に通過しやすい様子が伺えます。しかし、実際のところはどうなのでしょうか。

また、審査に通過しやすい消費者金融が存在するのであれば、審査基準を事前に把握して、審査通過率を高めておきたいものです。

そこで今回は、大手消費者金融4社の審査通過率や中小消費者金融の活用法、業者を選ぶ際のポイントなど詳しくご紹介していきます。

消費者金融の審査基準について

お金を借りる際、審査に通りやすいのは消費者金融だといわれています。とはいえ、消費者金融の審査基準はどのような内容となっているのでしょうか。結論から言いますと、企業によって様々ではあるものの、1つ共通している項目があります。

まずは以下の表をご覧ください。こちらは、大手消費者金融の利用条件をまとめたものです。

消費者金融名 利用条件
アコム ・20歳以上
・安定した収入と返済能力がある
・アコムの基準を満たしている
プロミス ・年齢20~69歳まで
・本人に安定した収入がある
※主婦や学生でもパート・アルバイトなど安定した収入のあること
アイフル ・満20歳以上
・定期的な収入と返済能力がある
・アイフルの基準を満たしている
※取引期間中に満70歳になった時点で新たな融資は停止となる
SMBCモビット ・年齢満20歳~69歳まで
・安定した定期収入がある
・モビットの基準を満たしている
※アルバイト、派遣社員、パート、自営業でも利用可能

上記の表のとおり、各社とも共通していることは、『安定』もしくは『定期的』な収入があることです。

なぜ安定した収入を重視しているのかというと、安定した収入があれば返済が滞る可能性が低いからだといえます。

返済能力を図る際、重視する要素はいくつかありますが、『勤続年数』、『他社からの借入状況』の2点は特に重要です。借りやすい消費者金融の場合、勤続年数が1年以上あれば審査に通過するケースもありますが、勤続年数が長いほど評価は高くなります。

また、勤続年数以上に気をつけたいのは、他社からの借入状況です。消費者金融の場合、総量規制と呼ばれる法律を遵守しており、年収の1/3を超える融資を受けることができません。

すでに他社からの借入がある場合は、借入件数や借入総額と収入のバランスを比較した上で、返済能力の有無が判断される傾向にあります。

消費者金融4社の審査通過率を比較

この項では、消費者金融4社の審査通過率を比較することにします。アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビットの4社をピックアップしました。まずは以下の表をご覧ください。

なお、2017年4月現在までに公開されていた、審査通過率を参考としています。

2016年9月 2016年10月 2016年11月 2016年12月 2017年1月 2017年2月
アコム
48.6%
49.3%
50.2%
46.9%
44.8%
46.6%
プロミス
43.9%
43.6%
43.5%
41.0%
41.0%
42.5%
アイフル
47.0%
46.3%
46.5%
43.5%
41.4%
41.8%
SMBCモビット
※非公開のため不明

アコムマンスリーレポート
SMBCコンシューマーファイナンス月次データ
アイフル月次データより引用

今回は、6カ月間の審査通過率のみピックアップしました。SMBCモビットは非公開となっていたため、審査通過率は分かりません。しかし、WEB上で見掛ける口コミによると、審査基準はそこまで厳しくはない様子が伺えます。

なお、各社とも月によって審査通過率に変動はあるものの、アコムが最も高いといえそうです。言い方を変えると、一番審査に通過しやすいのはアコムということになります。

上記の図だけでは、審査通過率の高さが分かりづらいため、審査が厳しいといわれる銀行系カードローンの審査通過率もご紹介しましょう。

銀行系カードローンで審査通過率を公開しているケースはごく稀ですが、新生銀行レイクが一般公開していました。今回参考としたのは、新生銀行第3四半期決算・ビジネスハイライトです。

2017年4月現在、最新情報として公開されていた2016年10月から12月の平均審査通過率は33.5%でした。

一説によると、審査基準が厳しい銀行系カードローンは、20%台の審査率となることも珍しくないようです。

この話が事実であれば、新生銀行レイクは審査通過率が高い銀行系カードローンということになりますが、アコムやプロミス、アイフルほど高くはありません。

以上のことから、消費者金融の審査が甘いというのは憶測ではなく事実であり、尚且つアコムは特に審査に通過しやすいということになります。

大手の審査に落ちたら中小消費者金融を検討しよう

まずは以下の表をご覧ください。金融庁『貸金業関係資料集』から引用した、消費者金融の企業数と貸付件数、貸付残高をまとめたものです。

業者数 貸付件数 貸付残高
大手消費者金融
6
3,927,202件
21,096億円
中小消費者金融
438
997,970件
3,538億円

金融庁『貸金業関係資料集』より引用(平成27年3月現在)

貸付件数、貸付残高ともに、大手消費者金融が中小消費者金融を上回っていることが分かります。新規顧客の多くは、最初に大手消費者金融を利用する傾向にあるため、中小消費者金融は顧客確保が難しくなりがちです。

業者数は中小消費者金融の方が圧倒的に多いものの、顧客確保が難しいとなれば大手とは異なった客層をターゲットとせざるを得ません。

ようするに、大手からの借入が厳しい方をメインターゲットとしているのです。審査基準が緩いというよりも、審査時に柔軟な対応を行っている中小消費者金融が目立つということになります。

そのため、大手消費者金融の審査に落ちてしまった場合、中小消費者金融へ申込みをすることで審査に通過することがあるのです。

ただし、いくら審査基準が緩いとはいえ、すでに返済が遅れている方や、延滞を繰り返している方、債務整理を行ったばかりの方は審査に通過するのが困難となります。

また、審査に通過したとしても、高額融資はほぼ不可能です。最初は10万円前後の借入限度額から始まり、徐々に限度額が上がっていきます。

金利に関しては大手消費者金融と同じ18%台か、利息制限法で定められた上限金利ギリギリの20%となるのが一般的です。

中小消費者金融を選ぶ際に抑えておきたい3つのポイント

大手消費者金融と比較すると、中小消費者金融の場合は知名度がありません。そのため、借りやすさだけを重視してしまうと、一部の悪徳業者に引っかかってしまう恐れがあります。

そこでこの項では、中小消費者金融を選ぶ際に最低限抑えておきたいことを3つ取り上げました。以下にまとめましたので、参考にしてください。

1.正規の貸金業者として登録済みか確認する

正規の消費者金融は、貸金業者登録をしています。企業名やサービス名を耳にしたことがない場合は、金融庁の公式WEBサイトから、貸金業登録済かを確認するようにしましょう。

金融庁が提供しているのは、『登録貸金業者情報検索サービス』と呼ばれるものです。登録番号、所在地、商号・名称、代表者名、電話番号のいずれか1つを入力するだけで、登録業者を検索することができます。

検索をしたもののはっきりと分からない場合や、いくつか質問したい内容がある場合は、各都道府県に点在する財務局へ問い合わせたり、都道府県が各自で設けている相談窓口を活用しましょう。問合せ先の電話番号は、金融庁の公式WEBサイトから確認することができます。

2.借りやすさをアピールし過ぎている業者は避ける

消費者金融が厳守している貸金業法では、様々な誇大広告を禁止しています。たとえば、容易に借入ができることをアピールしたり、返済能力がない申込者を対象とした勧誘を行ってはならないのです。

先述したとおり、中小の消費者金融は審査に通過しやすいとはいえ、借入しやすい消費者金融はヤミ金であることを疑った方が賢明だといえます。

なお、WEB上の口コミなどで、審査に通過しやすいといわれている中小消費者金融であっても、安定した収入は必須です。

それだけではなく、過去に金融事故があったとしても、すでに数年経過していたり、解決済みであることが最低条件となります。

現在進行形で返済に遅れている方や、債務整理の手続き中の方等、返済能力に問題がある場合は中小消費者金融であっても審査に通過することは困難です。

3.利便性が極端に悪い業者は避ける

大手の消費者金融と中小消費者金融の違いの1つに、利便性があります。大手であれば即日融資となるケースが大半ですが、中小消費者金融ではごく一部に限り即日融資が可能です。

また、中小消費者金融では、提携ATMの数が大手よりも少ないか、銀行振り込み・振込返済限定となっていることがほとんどです。そのため、極端に利便性が悪い中小消費者金融は、利用を控えることをお勧めします。

審査に通過しやすい消費者金融業者は避けた方が良い?

一言で審査に通過しやすいといっても、2通りの考え方があります。それぞれについて、詳しくみていくことにしましょう。

まず1つ目は、属性や個人信用情報の状態が良好であるため、元々審査に通過しやすい条件が揃っている場合です。たとえば、以下に該当する方は、大手・中小消費者金融問わず審査に通過しやすいといえます。

収入が安定している
勤続年数が長い
他社からの借入がない
借入件数や借入総額が少ない
延滞事故がない
クレジットカードの利用状況が良好
住宅ローンを利用している
少額融資を希望している
総量規制に抵触する恐れがない
雇用形態が正社員となっている

上記10個の項目に、1つでも多く該当している場合は審査に通過しやすくなります。なぜなら、返済能力が高いか、お金を貸しても返済してもらえる可能性が高いと判断されやすいからです。

次に2つ目についてですが、借入先として選択した消費者金融がグレーな業者や悪徳業者だった場合、極端に審査に通過しやすいことがあります。

正規の業者かどうかを見分ける方法に関しては、すでに前項で触れましたが、ほとんど審査をせずに融資をするような業者は、ヤミ金と判断して間違いありません。

なお、消費者金融が遵守している貸金業法では、『返済能力の調査(法第13条)』にて以下のように定めています。

・過剰貸し付けを抑制するため、貸金業者は顧客の返済能力を調査しなければならない
・調査する際は指定信用情報機関が保有する信用情報を使用しなければならない
・より細かく返済能力調査を行うため、50万円の融資を受ける場合や、他社からの借入残高を含めて100万円を超える場合は、資力に関連する客観的な資料を請求しなければならない

更にいうと、『過剰貸付け等の禁止(第13条の2)』では以下の通り定められています。

・申込者の収入、借入状況、借入目的などから、返済期間内に完済することが見込まれない場合、契約の締結を禁止する

申込み先の消費者金融にて、上記の法律を遵守しているか確認するためには、『指定信用情報機関』への加盟有無を確認すればすぐに分かります。先述した金融庁のサービスを利用する方法だと、指定信用情報機関への加盟有無までは分かりません。

国や都道府県に正規登録をしていても、稀に指定信用情報機関へ登録していないケースがあるため、必ずリサーチしましょう。

なお、消費者金融が加盟している指定信用情報機関とは、JICC・CICのいずれかです。ほとんどの消費者金融では、JICCへ加盟をしています。

金融庁や都道府県に登録している中小消費者金融であっても、指定信用情報機関へ加盟していない場合は、信用情報を使用せずに審査を行っている可能性が大です。

そのような業者は、完全なヤミ金とは呼べないもののグレーな業者だと考えて間違いありません。

以上のことから、指定信用情報機関へ加盟しておらず、審査の際に借りやすさを感じる消費者金融からは、借入をしないようにしましょう。

審査に通りやすくするための3つのコツ

消費者金融の審査に通りやすくするためには、業者選びだけではなく審査に通過しやすくなるコツを抑えておくことも重要です。この項では3つピックアップしましたので、参考にしてください。

他社からの借入実績を作っておく

消費者金融が重視しているのは、収入の安定性とそれに伴う返済能力の高さです。他社からの借入実績を作ることによって、収入の安定性と返済能力の高さを同時に証明することができます。

ちなみに借入実績といっても、複数件からの借り入れは多重債務の危険性や、総量規制に抵触する可能性が高まることからお勧めできません。たとえば、2社から50万円借り入れている状況と、1社から50万円借り入れている状況では、後者の方が評価は高くなります。

1社あたりの借入限度額が高いと、それだけ利用状況が良好である証拠となるため、まずはクレジットカードのキャッシングなどを活用して、借入実績を作るようにしましょう。

初回の借入希望額を抑え

金融庁『貸金業関係資料集』によると、一人当たりの借入額は10万円台から20万円台とされています。つまり、消費者金融から高額融資を受ける人は、ほとんどいないのです。

これは、消費者金融が個人の信用を担保として、融資を行っていることと深く関係しています。最初から信用をして、高額融資を行う正規の消費者金融は存在しません。

よほど属性や個人信用情報が良好な場合は、50万円以上の融資を行うケースもあるようですがそれは稀なケースです。

以上のことから、初回申込時は10万円程度に留めておき、それから利用実績を作りながら徐々に増枠してくことをお勧めします。年収や総量規制との兼ね合いもありますが、早い人であれば2カ月から3カ月程度で10万円前後ずつ増枠できるはずです。

他社からの借入は極力返済しておく

すでに他社から借入をしている場合は、極力返済を進めておくようにしましょう。理由は2つあります。1つは、返済能力をアピールすることができるため。もう1つは、総量規制に抵触するリスクを避けるためです。

何度もお伝えしているとおり、消費者金融では返済能力を非常に重視しています。収入が高くても、返済能力が低ければ審査に通過することはありません。

また、他社からの借入額を減らしつつ、減枠や解約も視野に入れましょう。そうすることで、より総量規制に抵触するリスクを避けることができます。

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