カードローンの自動融資機能とは?特徴や利用時の注意点をわかりやすく解説

銀行系カードローン特有のサービスの1つに、自動融資機能と呼ばれるものがあります。すべての銀行で提供しているわけではないものの、利便性の高いサービスですので有効活用したいものです。

ただし、利用前にサービスの特徴や注意点を理解していないと、高額な借金を抱えることになりかねません。

そこで今回は、カードローンの自動融資機能について取り上げながら、利用するための手続き方法、金利や利息、メリットデメリットなどを分かりやすく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

カードローンの自動融資ってどんなサービス?

カードローンの自動融資とは、カードローン利用限度額の範囲内で、残高不足分が自動入金されるサービスのことを指しています。利用を希望する際は、申込み手続きが必要となることがあるため確認しておくようにしましょう。

もしも申込み手続きが不要な場合は、銀行カードローンの契約時に同時申込みとなります。カードローンの契約完了と共に、自動融資の利用が可能です。

また、自動融資には利用条件があります。利用条件に関しても銀行ごとで異なるものの、基本的に大きな違いはないものです。

たとえば、口座を開設していることや、カードローンの申込み・審査が完了していること。それから、公共料金やクレジットカードの引き落とし設定が完了していることなどが挙げられます。

なお、消費者金融系カードローンのような普通預金口座を持たないノンバンクは、自動融資サービスを提供していません。あくまでも、銀行が独自で提供しているサービスとなります。

自動融資を利用するにはどうしたらいいの?

先述したとおり、自動融資を利用するためには、まず利用条件をクリアする必要があります。一般的な利用条件は以下のとおりです。

・銀行で自分名義の普通預金口座を開設している
・銀行カードローンを契約している
・銀行カードローンの返済専用口座として、普通預金口座を指定している
・公共料金、家賃、クレジットカードなどの支払い口座に指定している

など

なお、利用条件は銀行ごとで異なるものです。例として、三菱東京UFJ銀行、ジャパンネット銀行、三井住友銀行の公式WEBサイトで案内されていた利用条件を以下にまとめました。参考にしてください。

カードローン名称 利用条件
三菱東京UFJ銀行 ・年齢が満20歳から65歳未満
・日本国内に居住する個人
・保証会社アコムの保証を受けることができる
・本人に収入がない場合は、配偶者に安定した継続収入がある
ジャパンネット銀行 限度型ローン(借入おまとめローン、カードローン)の契約が必須
三井住友銀行 ・三井住友銀行本支店窓口、もしくはローン契約機での手続き必須
・インターネットバンキング、モバイルバンキング、テレホンバンキング(SMBCダイレクト)契約者限定

自動融資対応のカードローンってどこ?

自動融資は大変便利なサービスですが、すべての銀行で提供しているわけではありません。

自動融資対応カードローンの一部を以下の表にまとめました。参考にしてください。

銀行名 カードローン商品名
みずほ銀行
みずほ銀行カードローン
りそな銀行
りそな銀行カードローン
イオン銀行
イオン銀行カードローン
ジャパンネット銀行
ジャパンネット銀行カードローン
三井住友銀行
三井住友銀行カードローン
三菱東京UFJ銀行
三菱東京UFJ銀行マイカードプラス
スルガ銀行
自動貸越サービス
山陰合同銀行
ごうぎんDuo[デュオ]カードローン
みちのく銀行
カードローン『トモカ』
肥後銀行
WEBカードローン

補足ですが、三菱東京UFJ銀行では、マイカードプラス以外にも『バンクイック』と呼ばれるカードローンを提供しています。このバンクイックには、自動融資機能が付帯していません。

自動融資を利用することができるのは、マイカードプラスを利用している方限定なのです。また、自動融資を提供している銀行は、それほど多くはないものです。特にネット銀行では、ほぼ扱っていないのが現状だといえます。

自動融資の任意設定と自動設定について

銀行ごとで対応は異なりますが、自動融資は任意設定と自動設定に分かれます。カードローンの申込み時に、自動融資の有無はもちろんのこと、自動融資が任意設定なのか、それとも自動設定なのかをチェックしておきましょう。

銀行カードローンが自動融資に対応しており、尚且つ自動設定だった場合、自動融資を利用するつもりがなかったとしても、口座の状況によっては自動融資を利用してしまうことがあるからです。

この項では、前項でご紹介した銀行の設定状況についてご紹介します。以下の表にまとめましたので、参考にしてください。

銀行名 カードローン商品名
みずほ銀行
自動設定
りそな銀行
自動設定
イオン銀行
自動設定
※申込みが必要
ジャパンネット銀行
任意設定
三井住友銀行
自動設定
※申込みが必要
三菱東京UFJ銀行
自動設定
スルガ銀行
自動設定
山陰合同銀行
自動設定
みちのく銀行
自動設定
肥後銀行
自動設定

上記の表のとおり、ほぼ自動設定となっていることが分かります。また、イオン銀行や三井住友銀行は、自動融資を利用するために申込み手続きが必要です。

詳細は、カードローン契約時に確認してください。

自動融資の金利と利息について

自動融資の金利と利息ですが、結論からいいますと一般的な銀行カードローンと差はありません。審査・契約時に定められた金利が適用されることになります。

また、借入限度額が高額になるほど金利は低くなる点も、通常のカードローンと同じです。

平均上限金利は、14%から15%程度の年金利となります。ただし、銀行によっては変動金利ではなく、固定金利となるケースがあるものです。

この場合、借入限度額に関係なく同じ金利が適用されます。そのため、自動融資返済時の利子を考えながら借入しないと、高額な利息が発生するケースがあるのです。

なお、各銀行の公式WEBサイト上では、自動融資時に適用される金利について、詳しく案内されていませんでした。詳細は直接問い合わせて確認をしてください。

自動融資のメリットとデメリットとは?

自動融資のメリットとデメリットを以下にまとめました。参考にしてください。

【自動融資のメリット】

個人信用情報に傷がつくことを予防することができる
自分の銀行口座に入金するだけで返済を行うことができる
うっかり口座残高が不足しても支払いが遅延することがない
多くの銀行ではカードローンの契約を済ませるだけで利用出来る
自動融資でクレジットカード等の支払いを立て替えたとしてもブラックにはならない

【自動融資のデメリット】

上記のとおり、銀行の自動融資は返済遅れを防止することができる便利なサービスです。ただし、月々の返済を自動融資に頼ってしまうと、いつの間にか大きな借金となることがあるため、口座の管理は徹底することをおすすめします。

カードローンの借入限度額が低い場合は、そこまで心配する必要はないものの、100万円単位の借入限度額でカードローンを利用している方は気をつけましょう。

自動融資対象外の取引ってなに?

先述したとおり、自動融資はすべての引き落としが対象となっているわけではありません。対象とならない引き落としは、銀行ごとで異なるものです。一般的には、以下のような内容となっています。

・カードローンの返済引き落とし
・ギャンブルなどのネット購入支払い
・デビットカードの利用に伴う引き落とし
・月々のカードローン返済日に発生した口座振替

など

この項では、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、イオン銀行の自動融資対象外の取引をご紹介します。以下にまとめましたので、参考にしてください。

【三菱東京UFJ銀行】
①ATM、窓口での預金払い戻し
②『マイカードプラス』の約定返済、カードローン『バンクイック』の約定返済
③自動つみたて定期預金への自動振替等の振替
④デビットカードサービス
⑤定額自動送金サービス
⑥リアルタイム口座振替サービス
⑦その他三菱東京UFJ銀行所定の取引

【三井住友銀行】
①カードローンの毎月の返済
②カードローン返済日当日の日中に発生した口座振替
③カードローン返済用預金口座から支払い可能残高を超える預金の引き出し
④カードローン返済用預金口座から積立定期へ自動振り替えするなどの預金間の振替
⑤投信自動積立による返済用預金口座からの自動引き落とし

【みずほ銀行】
①預金の払い戻し
②カードローンの返済

など
※公式WEBサイトでは、その他の対象外条件について案内がありませんでした。詳細は、直接問い合わせて確認してください。

【りそな銀行】
①カードローンの返済

など
※公式WEBサイトでは、その他の対象外条件について案内がありませんでした。詳細は、直接問い合わせて確認してください。

【イオン銀行】
①積立式定期預金、投信自動積立への自動振替
②イオン銀行ローンの元金返済、利息支払い
③WAON(電子マネー)へのオートチャージ
④イオンクレジットサービス(株)の引き落とし

自動融資利用時に気をつけたい6つのこと

最後の項では、自動融資利用時に気をつけたいことについてご紹介していきます。以下にまとめましたので、参考にしてください。

1.口座に入金しないと借入状態が継続してしまう

自動融資でお金を借りた際は、口座に入金をするだけで返済することができます。ようするに、自動融資となっていることに気がつかないままだと、借入状況が継続してしまうのです。

そのため、自動融資を利用する際は、普段以上に普通口座の管理を徹底しなければなりません。

2.自動融資となった当日から金利が発生する

当然のことですが、自動融資が行われた当日から金利が発生します。早めに銀行口座へ入金をすればそこまで利息はかかりません。入金が遅れた分だけ利息が掛ってしまうのです。

そのまま放置してしまうと、想定していた以上に利息が掛ることもあるため注意しなければなりません。

3.やむを得ない場合のみ自動融資を利用する

公共料金などの支払いが滞らないという点では、自動融資は大変便利なサービスです。しかし、必ず返済をしなければなりません。

自動融資で支払いを済ませる癖をつけると、カードローンからの借入状況が継続するため、常に借金をしていることになります。

また本来、公共料金などの支払いには利息は掛りませんが、自動融資にて支払いをしてしまうと、利息分を上乗せして支払うことになるのです。無駄な出費となるため、常に口座を管理してやむを得ない場合のみ自動融資を利用したいものです。

4.返済方法を工夫する

自動融資の場合、預金口座に入金をするだけで返済となりますが、入金のタイミングを決めておくことで利息を抑えることができます。一番便利なのは、給料や臨時収入のときに入金してしまうことです。

自動融資は引き落とし日が決まっていますが、その日まで待たなければならないルールはありません。早めに口座へ入金して残高をプラスにしておきましょう。

5.元金が減りづらい返済方式であることを理解しておく

自動融資利用時は、カードローンと同様の返済方式が適用されます。カードローン会社によって返済方式は異なりますが、多くは『残高リボルビング払い』です。

残高リボルビング払いは、一回あたりの返済金額を抑えてしまうと、元金が減少しづらい仕組みとなっています。

そのため、コンスタントに自動融資を利用して、尚且つ入金を怠ってしまうと、あっという間に借入額が膨れ上がってしまうのです。

元金を減らすためには、こまめに預金口座をチェックしながら、残高がマイナスとなる期間を短くすることが重要となります。

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