私は、アコムと契約して8ヵ月ほど経つのですが、その間に一括返済を3回ほど実施しました。
1回目はインターネット返済、2回目はアコムATMで返済、3回目はセブン銀行ATMで返済と、それぞれ別々の方法で一括返済をしました。
今では、どの方法でもスムーズに一括返済をすることができるのですが、最初のころは、わからないことだらけで、なかなか一括返済をすることができませんでした。
例えば、
「そもそも、どうやって一括返済をすればよいのかわからない」
「一括返済はアコムのATMや店舗じゃないとできないのか?」
「一括返済をする時に必要なものがあるのか?」
「返済総額はいくらになるのか?」
「ATMで端数(小銭)が払えない場合、どうすればよいのか?」
「毎月決まった返済額を口座振替で返済していたけど、途中から一括返済できるのか?」
などなど、疑問点を挙げたらきりがないくらいでした。
その中で、1つ1つ調べながら実際に経験してみて、今では上記の疑問はすべて解消できるようになりました。
これから、一括返済を検討されている方の中には、私と同じような疑問をもっている方もいるかと思います。
そこで、このページでは私の経験を踏まえたアコムの一括返済の方法を写真付きで解説したいと思います。
通常、アコムで返済する場合、「35日ごと返済」」というサイクルで返済をしていきます。
「35日ごと返済」とは、前回の返済日の翌日から数えて35日目に返済する方法です。つまり、毎月、決まった日ではなく、35日ごとに返済をしていくことになります。初めて借入する人は、借入日の翌日から35日後が返済期日になります。
このようにあらかじめ、決められたサイクルに返済する方法を「約定返済」といいます。
「35日ごと返済」では、アコムが指定した最低返済額のみを返済していればよいため、月々の支払いが楽になります。
しかし、この最低返済額には利息が必ず含まれているため、毎月最低返済金額だけ返済をしていると、元金がなかなか減少しないことにつながります。つまり、いつまで経っても借金が減らないといった事態に陥ってしまいます。
そのため、お金に余裕がある方は、一括返済を利用すれば、「35日ごと返済」」よりも支払う利息を少なくすることができます。
アコムでは、返済期日の前に一括返済をすることが可能です。
例えば、9月30日が返済日だったとします。その場合、9月10日に一括返済をすることが可能です。もちろん、一括返済で完済していれば9月30日の返済日に支払いは発生しません。
私も、10月1日にアコムで5万円を借りて、次回返済日が11月06日だったのですが、10月4日に一括返済を実施して無事完済しました。
アコムでお金を借りている人の中には、毎回の返済日に返済をしていたけど、途中で残りのローンを一括で返済したいという方がいらっしゃるかもしれません。
もちろん、途中から一括返済をすることも可能です。
一括返済すれば、「利息が減ることで返済金額の総額が抑えられる」「他のローンやカードの審査に通りやすくなる」といったメリットがあります。もし、現金に余裕があれば積極的に利用していきましょう。
いざ一括返済をしようと思っても、いくら返済すればよいのかわからないという方は、意外と多いのではないでしょうか。
アコムに限らず、カードローンの金利は、年単位の実質年率(年利)で表記されますが、利息は借りた日数分だけを計算する日割り計算で求めます。つまり、1週間借りて返済すれば利息は1週間分、30日借りて返済すれば利息は30日分かかります。
例えば、私の場合、10月1日に5万円を借りて、10月7日に一括返済をしました。利息は借り入れた日の翌日から発生します。利息は、下記のように10月2日~10/4までが21円の利息が発生し、その後は毎日20円の利息が発生しました。
図にすると下記のようになります。
借入当日以外は、毎日利息が発生しているのがわかります。返済日の10月7日にも利息が発生しています。
10月2日~10月7日の利息の合計は、123円になります。つまり、一括返済の金額は、この利息の合計と元金を足した50,123円ということになります。
例えば、10月5日に一括返済をした場合は、どうなるかというと、10月2日~10月5日の利息の合計83円と元金を足した50,083円が一括返済の金額になります。
このように、一括返済をする日によって利息額がかわるため、一括返済する時は、まず返済当日の利息を含めた返済額を調べる必要があります。
一括返済当日の借入残高を調べるには、下記の5つの方法があります。
ここでは、私が実際に行った「会員ページにログインして確認する方法」と「アコムATMで確認する方法」の手順を紹介したいと思います。
会員サイトにログインすると、「ご利用状況」という項目があり、そこに表示されている「残債務合計」が、一括返済の金額になります。
アコムのATMにカードを入れ、暗証番号を入力するとメニューの選択画面が表示されます。この画面で「残高照会」を選択します。
下記のような残高照会のページが表示されます。
アコムATMでは、会員ページのように「残債務合計」が表示されません。そのため、一括返済の額は、「貸付金残高(今回のケースでは50,000円)」と「お利息(今回のケースでは123円)」を足した金額(50,123円)になります。
アコムのATMで借入をすると下記のような明細が発行されます。
これは、私が5万円を借りたい際に発行された明細になります。この中で、「返済金額合計」という項目があり60,489円と記載されています。
これだけ見ると、50,000円を借りたら必ず60,489円を返済しないといけないように見えますが実は違います。この「返済金額合計」というのは、毎月決まった額を返済した場合のトータル返済額になります。
「返済金額合計」の上に
・毎月06日返済 回数31回
・各回返済金額 2,000円
という記載があります。これは毎月6日に最低でも2,000円を返済してください。そうすれば31回の返済で完済となります。という意味になります。
毎月の返済を31回ということは、約2年半も返済を続けることになります。上記でもお伝えしましたが、利息は毎日発生しますから、2年半のあいだずっと利息を払い続けることになります。そうすると利息の合計が「10,489円」かかり、元金50,000円とあわせて、返済金額合計が「60,489円」になるというわけです。
ですから、途中で一括返済をすれば、利息はその期間までになりますから、当然「返済金額合計」は、少なくなります。
一括返済をすれば、支払う利息の総額が減るとお伝えしましたが、具体的にどれくらい金額の差があるのでしょうか?
ここでは、具体例をあげて解説したいと思います。
利息を計算する場合、アコムが提供している「ご返済シミュレーション」を利用すると、簡単に利息を算出することができます。
ここでは、「金利:18.0%、借入額:30万円」の条件で、1年後(返済回数12回)に一括返済をした場合と、月々の返済を続けていって完済した場合の利息を比較したいと思います。
返済回数:12回
利息合計:24,925円
返済金額合計:324,925円
返済回数:29回
利息合計:70,993円
返済金額合計:370,993円
最低返済額:13,000円
アコムで30万円を借入した場合、毎月の最低返済額は13,000円になります。毎月の最低返済額はアコム側が決めているので、利用者は決めることができません。
詳細については、「アコムの返済方法を写真で徹底解説!返済日や最低返済額の選び方も紹介」で詳しく解説していますのでご覧ください。
30万円を借入て、毎月13,000円を返済していくと29回で完済となります。
上記をご覧頂くとわかるとおり、利息の差額は「70,993円 - 24,925円 = 46,068円」となり、一括返済した方が46,068円も利息を抑えることができます。
月々の返済を続けていった場合、返済額の負担は小さくなるかもしれませんが、結果として多くの利息を払うことなります。
アコムで一括返済をする場合、以下のような流れになります。
一括返済の流れはとてもシンプルですが、それぞれ注意すべき点があります。下記にまとめましたのでご確認ください。
一括返済する日は、基本的にいつでも大丈夫です。ただし、銀行振込で一括返済をする場合、時間帯によってはアコムに送金されるのが翌営業日になってしまう可能性があります。
何度もお伝えしていますが、利息は毎日発生しています。そのため、送金が翌営業日になってしまうと、1日分の利息が余計に発生してしまいますので、その分の支払い(1日分の利息)を後日改めて送金する必要があります。
そういった注意点があるので、銀行振り込みで一括返済をする際は、時間帯に気をつけるようにしてください。
返済日を決めたら、返済日当日の借入残高(残りの元金と返済予定日までの利息の合計金額)を確認します。
確認方法については、「返済日当日の借入残高(残債務合計)を確認する方法」で解説していますので、ご覧になっていない方はこちらを参考にしてください。
初めて一括返済をする方は、アコムのコールセンターに電話して一括返済額を確認するのが確実です。私もコールセンターに確認しましたが、とても丁寧に説明してくれました。
アコムで一括返済をする場合、「インターネット返済」「アコムATM」「提携先のATM」「銀行振込」「店頭窓口」の5つの返済方法から選ぶことができます。
この中で一番便利で確実に一括返済できるのが「インターネット返済」になります。インターネット返済なら、24時間365日いつでも思いついたそのときに、パソコンやスマートフォンからすぐに返済することができます。手数料も無料です。
「アコムATM」や「提携先のATM」では、硬化の扱いができないため端数(1,000円未満)を入金することができません。そのため、1,000円未満の端数残高が残ってしまいます。
私が「アコムATM」で一括返済をした際、返済金額が50,123円だったため、端数の123円が入金できずに残っています。これを無利息残高といいます。
下記は、アコム会員ページの画像になりますが、「無利息残高」の項目に123円が記載されています。
無利息残高は、アコムから返済の請求はされず、利息も発生しません。 そのまま放っておいても問題ないのですが、借入残高が残っている状態には変わりはありませんので、アコムの契約を解約することは出来ません。
そのため、1,000円未満の端数も返済できる、インターネット返済、銀行振込、店頭窓口を利用して完済するようにしましょう。
アコムで一括返済する方法は、「インターネット返済」「アコムATM」「提携先のATM」「銀行振込」「店頭窓口」の5種類あります。
この中で、一番オススメの方法が「インターネット返済」になります。インターネット返済であれば、1円単位で返済ができるため、硬化の扱いができない「アコムATM」「提携先のATM」と異なり確実に完済することができます。
また、店舗へ出向く必要はなく、手数料も無料で利用することができます。
下記に、5種類の返済方法の「利用できる時間」と「手数料」を一覧表にまとめましたのでご覧ください。
返済方法 | 利用できる時間 | 手数料 |
---|---|---|
インターネット返済 | 原則24時間(メンテナンス日は利用停止) ※メンテナンス日
|
無料 |
アコムATM | 24時間(年中無休) ※ATMにより営業時間、休日が異なります ※毎週月曜日 午前1:00〜5:00の間は定期点検のため、利用不可 |
無料 |
提携ATM | 提携先によって異なります。 ※毎週月曜日1:00〜5:00は定期点検のためため、利用不可 |
・1万円以下の取引1回につき110円 ・1万円以上の取引1回につき220円 |
銀行振込 | 銀行によって異なる | 振込手数料は利用者負担 ※銀行によって異なる |
店頭窓口 | 平日の9:30~18:00
(土日祝休業) ※店舗により営業時間、休日が異なります |
無料 |
上記を見て頂くとわかるように、返済方法によって利用時間や手数料がそれぞれ異なります。
アコムで一括返済する方法は、このように実に多彩ですので、ご利用シーンにあわせて選択すると、返済をスムーズに行うことができます。
ここでは、それぞれの返済方法の特徴について解説したいと思います。
大手のカードローン会社では、必ずといって良いほど導入している返済方法です。インターネット上から会員専用画面へログインし、ネットバンキングから返済したり、特定の銀行口座から返済することができます。
インターネット返済なら、24時間365日いつでも思いついたそのときに、パソコンやスマートフォンからすぐに返済することができます。手数料も無料です。
アコムのインターネット返済は「Pay-easy(ペイジー)」を利用して、利用者の金融機関口座からアコムの指定銀行口座へ振込みをおこないます。
Pay-easy(ペイジー)
金融機関と収納機関をネットワークで結ぶことにより、利用者がパソコンや金融機関のATM等を利用して、「24時間・いつでも・どこでも・かんたんに」支払いができる、日本マルチペイメントネットワーク運営機構が運営するマルチペイメントネットワークを活用して提供するサービスです。
アコムのインターネット決済を利用するには、アコムのインターネット決済が可能な金融機関で、インターネットバンキングの申し込みが必要となります。
アコムのインターネット返済に対応している銀行は、アコムのホームページで確認することができます。
「インターネットバンキング可能金融機関(銀行・信用組合) | アコム公式」
全国各地に設置されているアコムのATMから手数料無料で返済することができます。アコムのATMは自動契約機に併設されれており、全国974 件ヵ所に設置されています。(2019年10月現在)
アコムATMは24時間年中無休で返済が可能で、カードなしでも返済ができるため、利便性が高く、より手軽に利用できるのがメリットです。(ATMにより営業時間、休日が異なります。)
ただし、何度もお伝えしていますが、アコムATMは、硬化の扱いができないため端数(1,000円未満)を入金することができず、無利息残高として残ります。
もし、無利息残高を残したくない場合は、借入残高より多めに返済してマイナス残高にしておきましょう。
たとえば、私の場合、借入残高が50,123円だったので、51,000円を返済するということになります。そうすると、877円を余分に支払ったことになりますが、多めに返済した分は返金されるので安心してください。
自動契約機(むじんくん)では返済できません
ネットのQ&Aサイトを見ていると、たまに自動契約機(むじんくん)で返済できますか?という質問を目にします。
自動契約機(むじんくん)は、申し込みやカード発行をするための機械なので、お金を借りたり返済することはできません。自動契約機(むじんくん)を見て頂ければわかりますが、お金の取り出し口がありません。
お金を返済したい場合は、自動契約機と同じ建物内にアコムATMがありますので、そちらで行うようになります。
下記の写真は、アコムATMになります。銀行のATMと見た目はほとんど変わらないですね。
アコムと提携している銀行のATMやコンビニATMから返済する方法です。
アコムと提携しているATMは、銀行やコンビニで利用できますので、手軽に活用しやすいのがメリットです。
提携銀行ATM | 三菱UFJ銀行 セブン銀行 イオン銀行 北海道銀行 イオン銀行 北陸銀行 東京スター銀行 八十二銀行 第三銀行 広島銀行 西日本シティ銀行 福岡銀行 親和銀行 熊本銀行 |
---|---|
提携コンビニATM | ローソン銀行 ファミリーマート コミュニティストア デイリーヤマザキ 生活彩家 セーブオン ポプラ セイコーマート ゼロバンク |
クレジットカード | セゾンカードATM |
提携ATMは、非常に利便性が高いのですが、下記のように手数料がかかるので注意が必要です。
取引金額 | 借入 | 返済 |
---|---|---|
1万円以下 | 110円 |
110円 |
1万円超 | 220円 |
220円 |
一括返済をする際、手数料を考慮して多めに返済しないと、無利息残高として残ってしまいます。
私のケースでお話しすると、借入残高が50,000円で利息が20円ありました。そして、50,000円を提携ATM(セブン銀行ATM)で一括返済したところ、利息の20円と手数料の220円の合計240円が無利息残高として残りました。
無利息残高を残したくない方は、手数料の分だけ多めに返済する必要があるので注意しましょう。
アコムが指定する銀行口座へ、直接振込み返済をすることができます。振込先の金融機関は三菱UFJ銀行になります。
インターネット返済の場合は、「Pay-easy(ペイジー)」を利用して、アコムの指定銀行口座へ振込みをおこうため手数料は無料ですが、銀行振込みの場合は、振込手数料は、利用者の負担となります。
銀行振込は、1円単位で返済額を設定できるため、端数を残すことなく支払うことが可能です。ただし、土日祝日や平日夜間に振込みをすると、アコム側の口座に振り込まれるのは次の営業日になってしまいます。
送金が翌営業日になってしまうと、1日分の利息が余計に発生してしまいますので、その分の支払い(1日分の利息)を後日改めて送金する必要があります。
アコムの店頭窓口まで足を運び、返済をする方法です。アコムの有人店舗は全国に22店舗設置されています。営業時間は平日9:30~18:00(一部19:00まで)です。
近くに店舗があるかどうかは、アコムのホームページで確認できます。
店舗・ATM検索 | アコム公式
店頭窓口ではアコムのスタッフが手続きを行ってくれるため、借入残高を確認する必要もなく、1円単位で返済できます。手数料も必要ありません。
一括返済後にアコムを解約したいなら、その場で手続きも可能です。
ただし、営業時間も決して長くはなく、全国に22店舗しかないため近くに店舗がない方は利用することができません。
ここまで、各種返済方法の特徴やメリットについて解説してきました。
ただ、特徴などがわかっても具体的に、「どのように返済すればいいのかわからない」という方もいらっしゃるかと思います。
そこで、ここからは各返済方法の具体的な手順について、解説していきたいと思います。
会員番号と暗証番号でログインします。
今回は、一括返済のため「変更申込みをしない」を選択します。
一括返済の額は、「残債務合計(貸付金額高+お利息の合計額)」の金額になります。
今回の場合は、「28,483円」が一括返済する額になります。
上記で確認した残債務合計の金額「28,483円」を入力します。
返済内容を確認し、問題なければ実行を選択します。
下記の「金融機関でお手続きを進める」のボタンを押すと、ご利用案内が表示されますので、それを確認して金融機関選択へ進みます。
「三菱UFJ銀行」「埼玉りそな銀行」「三井住友銀行」「りそな銀行」「楽天銀行」「他金融機関」の中から、インターネット振込みを実施する金融機関を選択します。
金融機関を選択したら、選択した金融機関のサイトへ移動します。
移動した金融機関のサイトで振込を実施し、返済完了となります。
アコムのインターネット返済では、金融機関の明細に「PE DFacネット振込み」と記帳されます。
ATMの前に立つと、自動的に画面が立ち上がり、「カードをお入れ下さい」というメッセージが表示されます。
カード挿入口にアコムのカードを挿入します。
アコム申込時に設定した暗証番号を入力します。
メニューで<ご返済>カードローンを選択すると下記のようなメッセージが表示されます。
「約定返済金額」とは、毎月(35日ごと返済の場合は毎回)最低限アコムに返済しないといけない「最低返済金額」のことを指します。私の場合は、5万円を借りていたので「約定返済金額」は2,000円でした。
「最少返済金額」とは、利息のみの金額のことを指しています。今回、一括返済時の利息の金額は123円でした。アコムのATMで返済をする際、小銭が入金できないため、1,000円未満切り上げとなり、最少返済額が1,000円となっています。
アコムの返済は、最少返済金額(利息のみ)のみでも可能なのですが、元金が全く減らないため本当にお金がないときだけ利用するようにしましょう。
今回は、一括返済のため5万円(一括返済の総額は50,123円ですがATMは小銭が入金できないため)を現金投入口に入金しました。
カードローンご返済金額確認の画面が表示されたら、さきほど入金した金額と表示されている金額があっているかを確認します。問題なければ確認を選択します。
確認を選択すると、「カードローンご返済内訳」の画面が表示されます。今回、利息の123を入金していないので、「発生無利息残高」に123円が記載されています。
私は、今後もアコムを利用する予定なので、このまま無利息残高は放置することにし、確認を選択しました。
完了のメッセージが表示されたら、カードと明細を受け取ります。
明細には、「その他残高」に123円が記載されています。
私は、セブン銀行ATMでも一括返済を実施しましたので、その時の手順について解説したいと思います。
アコムのカードを挿入すると、下記の画面が表示されるので「ご入金(返済)」を選択します。
セブン銀行を利用して、アコムの返済を実施した場合、下記の手数料がかかります。今回、5万円を一括返済するので、手数料は220円かかることになります。
取引金額 | 借入 | 返済 |
---|---|---|
1万円以下 | 110円 |
110円 |
1万円超 | 220円 |
220円 |
希望の返済取引から「カードローン」を選択します。
画面に「紙幣を入れてください」というメッセージが表示されると、紙幣投入口が開くので、返済金額(今回は5万円)を投入します。
投入した金額を確認し、問題なければ次へを選択します。
入金内容の内訳を確認。今回、借入残高50,000円、利息20円(借入期間1日)で、50,000円を一括返済しました。その際、ATM手数料が220円かかったため、下記のような内訳になりました。
上記の画面で確認を選択するとカードと明細が出てきますので受け取ります。
提携ATMで返済を実施すると、今回のようにATM手数料がかかります。セブン銀行の場合は、220円かかりました。このようなケースで一括返済を実施するとATM手数料が無利息残高として残ってしまいます。
下記は、会員ページのご利用状況ですが、無利息残高に240円が記載されています。これは、利息の20円とATM手数料220円が未払いということで、2つの合計金額240円が、無利息残高として残っているわけです。
このように提携ATMで返済をしてしまうと、ATM手数料が無利息残高として残ってしまうので、無利息残高を残したくない方は、提携ATMによる一括返済ではなく、インターネット返済を利用するようにしましょう。
カード番号とカード暗証番号、もしくはWeb-IDとパスワードでログインします。
振込入金時のあて先は「アコム(株)」と指定する必要があります。
振込依頼人の名義は、「氏名+会員番号」を入力してください。
アコムで契約者している方の名義に限ります。カードに記載されている8桁の会員番号を
入力してください。
一括返済して借入残高が0円になると「完済」状態になります。完済をした時点で、アコムとの契約は終了する(解約)と考えがちですが、実はそういうわけではありません。
アコムに限らず、カードローンにおいては、お金を返しただけでは解約とはならず、あくまで借入残高がゼロとなっただけで、契約が続いている状態になります。つまり、月々の返済義務は完全になくなりますが、ATMに行けばいつでもお金を借りる権利を保有しているということです。
もしアコムを解約したい場合は、完済(無利息残高もゼロにする)した後に、下記のいづれかの方法で解約手続きをおこなう必要があります。
私のように、今後もアコムを利用したいという方は、完済であれば、再度お金を借りる際に新規契約時のような審査は必要なく、自由に借入することが可能です。
解約の場合は、再度アコムを利用したいと思った時に、イチから申込み、審査、契約という手順を踏まなければいけません。
アコムのカードローンは、手数料や年会費などはかかりませんので、もし再度利用する可能性がある場合は、解約ではなく完済だけして契約を続けるのが良いと思います。
信用情報とは、カードローンやクレジットカードなどのローンを利用した個人の情報(属性情報)、利用した記録のことを指しています。アコムを利用すると、当然、信用情報に記録されます。
信用情報は、他のローンに申込む際に参照されるため、アコムの利用履歴が残っていると、例えば、住宅ローンやクレジットカードを申し込んだ際に審査に通りにくくなるといったケースが考えられます。
完済の状態だと、信用情報に記録が残り続けることになります。しかし、解約の場合は、5年後には信用情報から記録は抹消されます。
今後、住宅ローンやマイカーローンなどを検討されている方は、アコムを解約して信用情報から利用履歴を消してしまうことをオススメします。