申込みから契約、借入、返済まで完結できてしまうWEB完結は、多くのカードローン会社が導入している手続き方法の1つです。
今までもWEB上から申込みをすることは可能でしたが、WEB完結はWEB上からの申込み方法とは異なります。
今回はWEB完結のサービス内容について取り上げながら、申込み方法、WEB完結で必須となる書類、メリット・デメリットなど詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
カードローンのweb完結とは、インターネット上で『申込み』から『完済』まですべて完結することができるサービスです。
厳密にいうと、全てのカードローン会社がweb完結できるとは限りませんが、年々webのみで完結できるように変わってきています。
以前から、インターネットを通じて申込みをすることは可能であり、もちろん現在もインターネット上から申込みを行うことはできます。しかし通常の手続き方法では、すべてwebで完結させることはできません。
たとえば、必要書類の提出や借入は自動契約機を利用したり、店舗まで出向く必要があったり、専用ATM・提携ATMまで出向く必要があります。
カードローンのネット完結は、極端な話、自宅で申込みから返済まで完結させることができる便利なサービスです。
すべてのカードローン会社で、web完結できるわけではありませんが、SMBCモビットなどの一部のカードローン会社を除いて、誰でも気軽に利用することができます。
しかも、家族や周囲の人に一切知られることなく、カードローンサービスを利用することが可能です。
また申込みから融資までのスピードが早いため、即日融資を希望する人にも適しています。
ネット完結のカードローンの申込み方法や、申込みから融資までの一連の流れは、どのような内容となっているのでしょうか。
まず申込み方法ですが、ネット接続が可能な端末(パソコン・スマホ・携帯電話)から申込みをすることが可能です。
最も便利なのは、スマホの専用アプリを活用した申込み方法だといえます。とはいえ、すべてのカードローン会社で、専用アプリを扱っているわけではありません。
できるだけ手間を掛けたくない方は、専用アプリを提供しているカードローン会社を利用しましょう。代表的なカードローン会社としては、プロミス、アコム、SMBCモビット、アイフル、新生銀行カードローンレイクなどがあります。
それではここで、Web完結を利用した際の一連の流れをご紹介していきます。あくまでも基本的な流れとなるため、細かな点は各カードローン会社の公式WEBサイトを確認してください。
事前に審査に通過する可能性があるか確認したい場合は、診断テストを受けてみましょう。カードローン会社によっては、数秒程度で診断できる簡易審査ツールを提供していることがあります。
氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先、年収など、カードローン会社ごとで入力する情報は若干異なります。勤務先の住所や連絡先、正式な企業名、年収などが分からない場合は、事前に確認をしておきましょう。
電話もしくはメールにて連絡があるため、契約する意思があればそのまま手続きを進めます。カードローン会社によって対応が異なるため、事前に確認をしておきましょう。
多くの場合、当日中に連絡が入りますので、即日融資を希望している方はいつでも連絡を受けることができるようにしてください。
必要写真をスマホや携帯電話のカメラ、デジタルカメラで撮影し、メールに添付して送るか、専用フォームへデータをアップロードして提出します。
専用アプリの場合、非常に簡単な操作で写真撮影からデータの送信まで行うことができるため大変便利です。
なお、高額融資を希望する場合や、SMBCモビットのような一部のカードローン会社の場合、源泉徴収票や収入証明書が必須となることがあります。
申込み時に記入した内容、提出した書類、個人信用情報へ照会した結果を基に、本審査を行います。特に問題がない場合は、30分ほどで審査終了となることもありますが、実際には1時間から2時間はみておきましょう。
申告している勤務先宛てに在籍確認を行います。ただしSMBCモビットのように、一部のカードローン会社では電話連絡がないケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
審査の結果は、電話、メール、公式ホームページ上、アプリ上から確認することができます。
契約手続きをWEB上から行います。振込融資を希望している場合は、振込先の口座を申告しましょう。会員登録が必要となるケースもあるため、案内に従って手続きを進めてください。
なお、ネット完結ローンの中でも、プロミスやSMBCモビットなど一部のカードローン会社では、カードレスを採用しています。
通常はカードが郵送されますが、郵送されては困る場合で、尚且つ即日融資を希望する際は、自動契約機受取・振込融資を希望しましょう。
その他、アイフルのように郵便物の到着日時を指定できることもあるため、家族にバレたくない方は、カードの受取方法を工夫してください。
このあと解説する『WEB完結で契約が可能なカードローン一覧』の項で、代表的なカードローン会社の必須書類についてご紹介しますが、この項では一般的なWEB完結の条件、書類について取り上げていきます。
結論からいいますと、WEB完結で必須となる条件は特にありません。銀行系のカードローンによっては、普通口座の開設が必須となっていることくらいです。
それから『ネット接続できる端末(パソコン、スマホ、携帯電話)を持っていること』も必須条件の1つといえます。特殊なのは、SMBCモビットのWEB完結です。
詳細は『WEB完結で契約が可能なカードローン一覧』の項で取り上げますが、要点だけお伝えすると、以下の2つの条件が必須とされています。
上記の2つの条件を満たしていない場合は、WEB完結を利用することができません。また通常の手続きよりも、必須とされる書類が多いため、書類を揃えることが難しい方には不向きです。
次に一般的なWEB完結の必要書類ですが、本人確認書類のみとなります。運転免許証があれば、他の書類は不要です。
運転免許証を取得していない方は、パスポート、健康保険証、住基カードなど、カードローン会社ごとで内容が異なります。
必ず公式WEBサイト上で案内されていますので、確認した上で事前に用意しておきましょう。
結論からいいますと、ケースバイケースです。土日祝日でも融資をしているカードローン会社もあれば、融資をしていないカードローン会社もあります。もう少々詳しく解説していくことにしましょう。
webでカードローンに申込む場合とは異なり、web完結でお金を借りる際は、申込み時に本人確認書類と収入証明書類を提出することがあります。本来、収入証明書類は、高額融資を希望する際に提出する書類です。
消費者金融系は50万円以上、銀行系は200万円前後となっています。なぜweb完結を行う際に収入証明書類を提出するのかというと、在籍確認の電話を省略するためです。
そもそも在籍確認は、申告された職場で働いているのか、確認するために行われています。収入証明書類や社会保険証にて在籍確認できる場合は、在籍確認の電話を省略して貰えることがあるのです。
ようするに、Web完結対応のカードローン会社が、どれだけ柔軟に対応しているのかによって、結果が異なるといっても過言ではありません。
たとえばアコムの場合、10万円程度まで土日祝日に融資を行い、平日に在籍確認を行うケースもあります。その後、在籍確認が完了した時点で、借入上限金額が改めて決まるのです。
Web完結を採用しているカードローン会社の中でも、SMBCモビットの場合は少々特殊な契約方法を導入しています。申込み時に、収入証明書類と勤務先が確認できる書類を提出することで、電話連絡をなしにしているのです。
つまるところ、書類だけで在籍確認を行うカードローン会社を利用するか、少額融資ならば在籍確認を平日に行っているカードローン会社を利用するか、そのいずれかであれば、土日祝日でも借入が可能となるのです。
この項では、ローンの中でもweb完結可能なプロミス、アコム、SMBCモビット、三菱UFJ銀行のWeb完結サービスの内容について詳しくご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
実質年率 | 利用限度額 | 審査時間 | 即日融資 |
---|---|---|---|
4.5%~17.8% |
500万円 |
最短30分 |
平日14時までに 契約必須 |
お試し審査 | カードレス対応 | アプリの有無 | 郵送物 |
あり |
カードレスも対応可能 |
あり |
送付不要にできる |
WEBから24時間365日申込みすることができます。またスマホなら、アプリから申込みをすることも可能です。簡単な情報を入力し、まずは一次審査を行います。
一次審査に通過したら、プロミスの担当者より希望連絡先宛てに電話がありますので、『審査時に必須となる情報』を伝えた上で、必要書類を提出してください。
一次審査の連絡は、通常9時から21時までに行われますが、審査の状況によっては翌日以降の連絡となるケースもあるようです。
必要書類一覧 |
---|
・運転免許証 ・運転免許証がない場合は、パスポートまたは健康保険証+1点(例:住民票) ※個人番号カードを提示する場合は、個人番号を隠して提出すること ・希望借入額が50万円を超える場合、もしくは他社の利用残高を合計して100万円を超える場合は、以下のいずれかの収入証明書類が必須。 源泉徴収票(最新)、確定申告書(最新)、給与明細書(直近2ヵ月、用意できる場合は1年分の賞与明細書) |
審査の結果は、メールもしくは電話にてお知らせされます。審査は最短30分程度で完了しますが、審査状況によっては時間が掛るようです。
WEB完結を希望する場合は、『口座振替』のみとなっています。金融機関にて、本人確認が完了している口座しか指定することはできません。
万が一、銀行口座の本人確認が完了していない場合は、契約書が郵送されるため注意しましょう。
また、三井住友VISAプリペイドの利用を希望する際は、プリペイドカードの郵送先を選択してください。
借入、返済時に使用するカードの郵送希望有無を選択します。なお、このときにカードなしを選択した場合でも、後日、手数料なしで発行してもらうことは可能です。
プロミスの会員ページにログインをして、契約内容を確認してください。三井住友VISAプリペイドの利用を希望する場合は、プリペイドカードが郵送されます。
曜日 | 受付時間 | 振込実施の目安時間帯 |
---|---|---|
月曜から金曜 | 0時から9時まで | 当日9時30分前後 |
9時から14時50分まで | 受付完了から最短10秒前後 | |
14時50分から24時まで | 翌営業日9時30分前後 | |
土・日・祝日 | 0時から24時まで | 翌営業日9時30分前後 |
曜日 | 受付時間 | 振込実施の目安時間帯 |
---|---|---|
月曜から金曜 | 24時間受付 | 受付完了から最短10秒前後 |
土・日・祝日 |
実質年率 | 利用限度額 | 審査時間 | 即日融資 |
---|---|---|---|
3.0%~18.0% | 800万円 | 最短30分 | 最短1時間 |
借り入れ診断 | カードレス対応 | アプリの有無 | 郵送物 |
あり | カード発行は必須 | あり | 送付不要にできる |
パソコンやスマホ、スマホアプリ、携帯電話から申込み手続きを行います。24時間受付け可能です。
アコムの担当者より、メールか電話にて連絡があります。通常、申込み当日中に連絡はありますが、申込みの時間帯によって翌日以降の対応となることもあるようです。連絡時間帯は、9時から21時までとなっています。
アコムの会員ログインページからアップロードする方法、スマホのカメラアプリで送信する方法にて本人確認書類を提出します。
なお、ドコモの一部の携帯電話のみ、専用URLからアプリをダウンロードし、本人確認書類を提出することが可能です。
FAXや郵送での提出も可能ですが、即日融資を希望する際は、上記のいずれかの方法で書類を提出してください。
必要書類一覧 |
---|
・運転免許証 ・運転免許証がない場合は、健康保険証や個人番号カードなど ※顔写真が付いていない書類しかない場合は、住民票、公共料金の領収証、納税証明書が必須。(発行日、領収日から6ヵ月以内)なお、個人番号カードを提示する場合は、個人番号と本籍地を隠して提出すること。 ・希望借入額が50万円を超える場合、もしくは他社の利用残高を合計して100万円を超える場合は、以下のいずれかの収入証明書類が必須。 源泉徴収票(最新)、給与明細書(直近1ヵ月)、住民税・県民税額決定通知書(最新年度)、所得証明書(最新年度) |
審査が完了して無事通過した場合は、『契約手続きのお願い』メールが届きます。内容に同意すれば契約完了です。
手続きは、メールが送信された日の22時までに行わなければなりません。借入、返済時に必要となるカードは発行必須であるため、自宅へ郵送されます。
どうしても自宅宛てに郵送して貰いたくない場合は、アコムの店頭窓口か自動契約機、提携ATMでカードを受け取ってください。
契約が完了したら、振込融資をして貰うことができます。申込みは、WEBもしくは電話で受付け可能です。契約後はじめて振込融資を行う際は、営業時間が延長されています。
ただし、利用できる銀行口座が限られているため注意しましょう。
金融機関 | 曜日 | 受付時間 | 振込実施の目安時間帯 |
---|---|---|---|
楽天銀行 | 月曜から日曜、祝日 | 0時10分から23時50分まで | 受付完了から1分前後 |
銀行・信用金庫 | 月曜から金曜 | 0時10分から9時まで | 当日9時30分前後 |
9時から14時30分まで | 受付完了から1分前後 | ||
14時30分から23時50分まで | 翌営業日 9時30分前後 | ||
土・日・祝日 | 0時10分から23時50分まで | 翌営業日 9時30分前後 | |
ゆうちょ銀行 | 月曜から金曜 | 0時10分から9時まで | 当日正午前後 |
9時から14時まで | 当日17時まで | ||
14時から23時50分まで | 翌営業日 正午前後 | ||
土・日・祝日 | 0時10分から23時50分まで | 翌営業日 正午前後 |
対象金融機関:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行
受付日時:平日18時まで(土日祝日は対象外)
振込実施時間:当日19時まで
実質年率 | 利用限度額 | 審査時間 | 即日融資 |
---|---|---|---|
3.0%~18.0% |
800万円 |
10秒簡易審査 |
最短即日 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があり |
お試し審査 | カードレス対応 | アプリの有無 | 郵送物 |
あり |
対応 |
あり |
送付不要にできる |
SMBCモビットでWEB完結を利用する場合、以下の2つの条件を満たしていなければなりません。
上記の条件を満たしている方は、以下の手順で申込みをしてください。
審査に必要となる情報を入力して、まずは10秒簡易審査を受けます。審査結果が表示されたら、追加情報を入力してください。
パソコンから提出する場合は、デジカメ・スキャナで書類をデータ化します。スマホや携帯電話から提出する場合は、カメラ機能で写真撮影し書類を提出してください。
なお、スマホアプリからも簡単に提出することが可能です。
必要書類一覧 |
---|
《本人確認書類》 運転免許証、パスポートいずれかの写し 《収入証明書類》 源泉徴収票、税額通知書、所得証明書、確定申告書、給与明細書(直近2ヵ月分、用意できる場合は直近1年分の賞与明細書)いずれかの写し 《勤務先確認書類》 社会保険証、組合保険証いずれかの写し 給与明細書(直近1ヵ月分)の写し |
WEB完結の場合、原則勤務先への電話連絡は行っていません。
審査完了後、メールで結果が届きます。審査に通過したら、WEB上にて入会手続きを行ってください。画面上の案内に従って手続きを行うだけですので、難しい操作は一切ありません。
入会手続きが完了すると、借入が可能となります。審査に通過すれば、 原則24時間最短3分で融資してもらうことも可能です。
なお、WEB完結の場合、郵送物は送付されないほか、後日SMBCモビットカードを作ることはできません。カードレスで利用することになります。
実質年率 | 利用限度額 | 審査時間 | 即日融資 |
---|---|---|---|
1.8%~14.6% |
500万円 |
- |
- |
お試し審査 | カードレス対応 | アプリの有無 | 郵送物 |
あり |
カード発行は必須 |
なし |
テレビ窓口でのカード 受取は送付なし |
WEB上から申込みをします。パソコン、スマホ、携帯電話から操作が可能です。必要書類は以下の通りとなります。
必要書類一覧 |
---|
・運転免許証、パスポート、健康保険証、個人番号カード、在留カード、特別永住者証明書いずれかの写し1点 ※個人番号カードは現住所記載必須(表面のコピーのみで良い) 借入希望金額が50万円を超える場合は、以下の種類も提出 ※以下のいずれか1点(追加で書類提出を求められる可能性あり) 源泉徴収票、住民税決定通知書、納税証明書その1・その2(個人事業者のみ)、確定申告書第1表・第2表 |
メールか電話宛てに審査結果の連絡があります。結果報告は、平日9時から21時まで、土日祝日は9時から17時までです。審査の状況によっては、翌日以降の連絡となることがあります。
テレビ窓口か、郵送にて契約の手続きを行います。なお、テレビ窓口にて契約をする際、平日15時以降・土日祝日も対応可能です。
その場合、運転免許証を持参すると、審査回答後(お申し込みから最短翌営業日)にカードをお受け取りいただけます。
※テレビ窓口の営業時間は、土祝日が10時から18時まで。日曜日が10時から17時まで。
テレビ窓口、もしくは郵送にてカードを受け取ります。
三菱UFJ銀行のATM、提携コンビニATMから借入が可能です。
※曜日・支店によって、テレビ窓口の営業時間は異なります。
初回利用時 |
曜日 | 受付時間 |
---|---|---|
平日 | 0時から14時まで | |
14時から24時まで | ||
土・日・祝日 | 0時から24時まで | |
2回目以降の利用時 | 曜日 | 受付時間 |
平日 | 0時から8時15分 | |
8時15分から14時 | ||
14時から24時まで | ||
土・日・祝日 | 0時から24時まで |
※振込サービスを利用する場合は、Eメールサービス登録が必須です。
振込指定口座と自動返済で利用する口座は、同一口座としなければなりません。
WEB完結を利用すると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。申込みから借入・返済までWEB上で完結できるため、大変便利ではありますがメリットばかりではありません。
以下にまとめましたので、参考にしてください。
Web完結を利用して申込みを行うと、周囲にバレる可能性は低くなります。なぜなら、人目につかずに一連の手続きを行うことができるからです。
ただしカードローン会社によっては、即日融資を希望する方のみ、店頭や自動契約機などでカード発行を行う必要があります。
とはいえ急いでいない方は郵送で受取りが可能ですので、家族と同居していない限りバレる心配はありません。
郵送物に関しても、SMBCモビットやプロミス、アコムのように不要とすることは可能ですし、アイフルのように時間を指定して送付して貰うことも可能です。
また自宅宛てや携帯電話宛てに連絡が入ることは、申込み時と返済を忘れたときくらいだといえます。
中には、延滞時以外はすべてメールで連絡をしているケースもあるほどです。つまり、周囲にバレないように配慮しているカードローン会社が、非常に多いといっても過言ではありません。
そのような中で、なぜか周囲にバレてしまったという経験がある方は少なくないようです。自分では隠しているつもりでも、いつの間にか知られてしまったわけですが、なぜこのようなことが起こってしまうのでしょうか。
代表的な理由を以下にまとめましたので、参考にしてください。
本人確認に関しては、自分の携帯電話宛てに連絡して貰えば良いのですが、注目したいのは在籍確認の電話です。在籍確認時、カードローン会社の担当者は個人名を名乗ります。銀行系カードローンであれば、銀行名を名乗ってもらうことも可能です。
そのため、一見、バレる心配がないように思いますが、在籍確認の連絡が必要となるサービスは限られています。
マイホームローンの在籍確認、マイカーローンの在籍確認、クレジットカードの在籍確認、賃貸保証会社からの在籍確認連絡など、ローンを組む際に連絡が入るケースがほとんどなのです。
在籍確認の際に、自ら電話に出ることができれば良いのですが、そうはいかないという場合は、職場の人に『なんらかのローンの在籍確認なんだろうな』と気付かれてしまうケースが少なくありません。
必ずしもカードローンの在籍確認だとバレる心配はありませんが、どうしても知られたくないときは、『クレジットカードの審査で在籍確認がある』と伝えておくようにしましょう。
慌てて言い訳をしてしまうと、カードローンだとバレてしまう可能性が高くなります。
家族と同居している場合、ひょんなタイミングで財布の中やポケットの中が周囲に見えてしまうことがあります。そのようなときに、カードローンを利用していることがバレてしまうようです。
ATMを利用する際は、明細書を不要とするかシュレッターで破棄するようにしましょう。また、利用明細の郵送を拒否したいときは、WEB明細が利用できるか確認しておくことをお勧めします。
WEB完結が可能なカードローンであれば、ほぼ対応しています。
カードや契約書の郵送を不要とすることができない場合、必ず自宅宛てに送られてきます。家族と同居している方は、そのときにバレてしまうことがあるようです。
封を開けて中身を見られたことでバレるケースもありますし、封筒に記載されていた名称でバレてしまうこともあります。
銀行系カードローンであれば、銀行名が記載されていることから怪しまれるケースは少ないのですが、問題は消費者金融系のカードローンです。
たとえば、プロミスの封筒には事務センター、アコムの封筒にはACサービスセンターと記載されているのですが、通常これだけではどこから送付されてきたのかが分かりません。
しかし、もしも家族や同棲中の彼氏・彼女に怪しまれている場合、ネットで検索するとどこから送付されてきたのかがバレることがあるのです。
そのため、どうしてもバレたくない場合は、郵送物の送付をしていないカードローンを利用するか、職場宛てに送付してもらうか、時間帯指定で送付してもらうことはできないか相談しましょう。
自宅宛てへの郵送物を、一切なしにすることが可能なカードローン会社を利用すれば、郵送物が届くことはありません。現状では、SMBCモビット、プロミスが該当します。
そもそも、なぜ郵送されるのかというと、最終的な在住確認を行うという目的があるからです。
今後、郵送物を一切なしとすることができるカードローンは増える可能性はありますが、カード発行が必須となっているカードローンは難しいかもしれません。
自動契約機でカードを受け取ることができる方は、郵送物不要となるケースもありますが、自動契約機を利用したくない方は、必ず自宅宛てに郵送されてしまいます。
なお、カード受取なしにしたい場合、銀行のキャッシュカードにカードローンの機能を追加してもらう方法を検討しましょう。
たとえばみずほ銀行の場合、みずほ銀行の普通口座のキャッシュカードに、カードローンの機能を追加することが可能です。
消費者金融系のカードローンの場合、ノンバンクであることから元々普通預金口座はありませんが、アコムのように提携している銀行の普通口座がある場合は、その口座を通じて借入や返済を行うことができます。
ただし、それとは別にカードローン専用のカードを発行するケースは少なくない為、各カードローン会社の公式WEBサイトを確認した上で比較検討しましょう。
この項では、WEB完結できるカードローンの特徴と3つのポイントをご紹介していきます。WEB完結のカードローンの最大の特徴は、『借入方法と返済方法』、『利用明細や取引履歴の確認方法』、『在籍確認の方法』の3つです。
以下にまとめましたので、参考にしてください。
すべての取引をWEBで完結させたい場合、借入と返済は銀行口座を通じて行うことになります。借入、返済で利用する銀行口座は、統一しなければならないケースがほとんどです。
なお、抑えておきたいポイントは3つあります。1つは、提携先の銀行の口座をすでに開設しているか確認しておくことです。新規で銀行口座の開設を行う場合、時間を要してしまいます。
利用することができる銀行口座を確認し、必要に応じて口座を開設しておきましょう。
2つ目ですが、カードレスで借入と返済を希望する場合は、SMBCモビットやプロミスのようなカードローン会社を利用することです。2016年現在、カードレスに対応しているカードローン会社は多くありません。
周囲にバレることが心配で発行したくないのであれば、カードの受取方法を選択することができるカードローン会社を選んでください。とはいえ多くのカードローン会社は、カードレスに対応していないことを覚えておきましょう。
3つ目は、振込時間を確認しておくことです。多くの場合、平日14時までや14時30分までに振り込み依頼をすると、当日中に振込融資をして貰うことが可能です。
各カードローン会社によって、受付時間や振込時間は異なるため事前に確認しておきましょう。
WEB完結の場合、利用明細、取引履歴をすべてWEB上から確認するか、書面を郵送してもらうか選択できることがほとんどです。最初から、WEB上にて確認することになっているケースもあります。
ポイントとしては、WEB確認をするために、何らかの設定が必要か早めに確認しておくことだといえます。忘れてしまうと、郵送物が送付される可能性があるため、申込み時に調べておきましょう。
ちなみに、WEB完結を利用していなくても、ほとんどのカードローン会社ではWEB明細に対応するようになってきました。そのため、利用明細や取引履歴のWEBサービスは、WEB完結ならではのサービスというわけではありません。
カードローンを利用する上で、在籍確認は必須です。在籍確認は、WEB完結を選択して申込みをした場合も必ず行われます。
ここでのポイントは、在籍確認の方法を調べておくことです。ほとんどのカードローン会社では、やむを得ない事情がある場合のみ、書類での在籍確認を行っています。しかし、電話での在籍確認が必ず不要となるわけではありません。
一部の情報で、『WEB完結の在籍確認は、所得証明書類や在籍が確認できる社員証、社会保険証などを提出することで対応可能』と解説されていることがありますが、それは事実ではありません。最終的には、カードローン会社の判断によります。
信用情報に事故情報がなく審査の結果が良好であり、尚且つ少額融資を希望している場合は、在籍確認がないケースもあるものの、とてもレアなケースです。
これまで、WEB完結について詳しく解説しましたが、最後にWEB完結が向いている人の特徴をご紹介していきます。参考にしてください。
WEB完結は、即日融資を希望している人に向いています。銀行振込による借入を希望すると、即日融資を受けることが可能だからです。ただし、午前中の早いタイミングで申込み手続きを終えるようにしましょう。
特に即日融資に力を入れている消費者金融系のアコム、プロミス、SMBCモビットは、即日融資を希望する方に最適です。
WEB完結は、どうしても周囲にバレたくない方にも向いています。郵便物の郵送や、電話連絡がないSMBCモビットが最適です。
プロミスの場合、在籍確認の電話をなしにできるかどうかは、相談してみなければなんともいえません。ただし、郵便物の送付をなしにすることは可能です。
なお、カード発行が必須となっているカードローンは、自動契約機や指定された提携ATMまで取りにいくか、郵送して貰う必要があります。
各カードローン会社によって、カードの受取方法は様々ですので、事前に公式WEBサイトを確認しておきましょう。
すでに他社から借入がある方や、収入面などで不安がある方、審査に通過するか分からないという方もWEB完結がお勧めです。なぜなら、審査に通過しなかった場合でも、すぐに別のカードローン会社へ申込むことができるからです。
自動契約機から手続きを行ってしまうと、審査に通過しなかったときに、また別のカードローン会社の自動契約機・店頭窓口まで移動しなければなりません。
なお、審査に対する不安がある方は、審査通過率が高いアコム、プロミス、アイフルなどの消費者金融系がお勧めです。銀行系は保証会社の審査を受ける必要があるため、消費者金融系より審査に厳しい傾向にあります。
金利 | 4.5%~17.8% |
---|---|
限度額 | 500万円 |
審査時間 | 最短30分 |
融資時間 | 最短1時間 |
金利 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 800万円 |
審査時間 | 最短30分 |
融資時間 | 最短1時間 |