「カードローン」と「クレジットカード」の違いをご存知ですか?

カードローンとクレジットカードについては、違いが良く分からず、新規で申し込みをする際、どちらを利用すれば良いか分からないという方もいらっしゃるかもしれません。

特に最近は、審査に通れば、クレジットカードもキャッシング機能が利用できるため、カードローンとの違いが余計にわかりづらくなっています。

ただし、クレジットカードとカードローンの最大の違いは、

カードローン ・・・ お金の借り入れのみ(キャッシング)
クレジットカード ・・・・お金の借り入れ(キャッシング)と商品購入(ショッピング)の両方ができる。

という点があげられます。

それ以外にも、カードローンとクレジットカードの細かな点を見ていくと、色々と違いがあることが分かります。

【参考】クレジットカードのキャッシングとは?キャッシングの意味と利用方法を徹底解説!

そこで、このページでは、カードローンとクレジットカードの具体的な違いや、どちらを使った方がお得になるのかについてご紹介していきますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

クレジットカードとカードローンは何が違う?6つの項目で徹底比較!

クレジットカードとカードローンには、どのような違いがあるのでしょうか。代表的な違いを6つピックアップしましたので、これからそれぞれの違いについて説明したいと思います。

適用される法律が違う

クレジットカーのショッピング枠は『割賦販売法』、カードローンとクレジットカードのキャッシング枠は『貸金業法』と呼ばれる法律の下、それぞれのサービスが提供されています。

割賦販売法の対象

割賦販売法の対象となるクレジットカード取引は、2回払い、ボーナス払い、リボルビング払い、分割払いなどの2カ月以上の後払いで支払う方法が対象となります。したがって「翌月1回払い」は、割賦販売法の適用外になり、現金で支払った場合と同じ扱いになります。

『貸金業法』では、『総量規制』という法律が定められており、年収の1/3以上のお金を借りることができないというルールになっています。

つまり、年収が600万円であれば200万円まで。年収が300万円であれば100万円までしか、借入ができません。

総量規制は、1社からの借り入れではなく、『総借入額』が年収の1/3以下であるため、例えば、年収が300万円の方が、カードローンで50万円を借りて、新たにクレジットカードのキャッシング枠で50万円を利用すると、借入残高は合計で100万円となり、これ以上借入をすることができません。

ただし、キャッシング枠に関しては、利用(借り入れ)していなければ、総量規制の対象にはならないため、もしもの時に備えてキャッシング枠はつけておくのもありかと思います。

リボ払い・分割払い・ボーナス払いなどは割賦販売法になりますが、限度額の制限はあります!

ショッピング枠は割賦販売法が適用されるので、総量規制の対象外とお伝えしましたが、分割払い、リボ払い、ボーナス払いなどの支払い方法の場合は、割賦販売法で定められている上限が設けられています。

この上限額を「包括支払可能見込額」といいます。「包括支払可能見込額」は、下記の計算式で求めることができます。

支払可能見込額の計算式

支払見込額 =(年収 - 生活維持費 - クレジット債務) × 0.9

生活維持費とは、公的な統計に基づく最低限の生活を維持するために必要な1年分の経費のことです。 世帯の人数、住宅所有の有無、居住地などにより異なります。

クレジット債務とは、クレジット会社に返済する1年間の支払予定額です。(ただし、割賦販売法の適用外である翌月1回払いは含みません。)

クレジットカードには国際ブランドがある

クレジットカードには、「国際ブランド」と「発行会社」があります。

国際ブランドとは、「VISA(ビザ)」、「Mastercard(マスターカード)」、「JCB」、「Diners Club(ダイナースクラブ)」、「Amex(アメリカンエキスプレス)」のことを指しています。

日本で発行されているクレジットカードのほとんどは国際ブランドがついており、一般的には、表券面の右下にマークがついています。

JCB

Mastercard(マスターカード)

VISA(ビザ)

自分のクレジットカードの発行会社を聞かれた時に、VISAやMastercardと答える方が意外と多いようなのですが(実は私もそうでした・・・)、「国際ブランド」と「発行会社」は違います。

国際ブランドと提携して、クレジットカードを発行しているのが「発行会社」になります。発行会社は、実際にクレジットカードを発行し、ポイントの付与やショッピング補償といったサービスを提供したり、サポートを行っています。

つまり、クレジットカードのサービスを提供しているのは、発行会社のため、「国際ブランド」が同じVISAでも、発行会社が違えば、サービス内容も全く異なることになります。

ではどうすれば、自分が持っているクレジットカードの発行会社がわかるのかというと、カード裏面に、会社名の記載があります。提携カードなどの場合は、2社以上の名前が書いてあることもありますが、その場合はどちらかが発行会社になります。

下記の楽天カードの裏面を見ると、「楽天カード株式会社」と記載があり、ここが「発行会社」になります。

REX CARD(レックスカード)は、株式会社ジャックスと株式会社カカクコムが提携して発行しているカードのため、カード裏面に2社の名前が記載されています。

一方、カードローンの発行元は、「銀行系」「消費者金融系」「信販系」の3種類あり、代表的な発行元は下記になります。

カードローンの種類 主な発行元
銀行カードローン 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、オリックス銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行など
信販系カードローン 三菱UFJニコス、三井住友カード、オリックス・クレジット、オリエントコーポレーション、クレディセゾン など
消費者金融系カードローン プロミス、アコム、アイフル、SMBCモビット など

サービス内容の違い

クレジットカードは、ショッピング枠が付帯されており、買い物をした際に商品代金を立て替えてくれるサービスです。一方、カードローンは、お金を貸してくれるサービスであるため、そもそもの役割が異なります。

そのため、クレジットカードは、旅行や買い物、遊び全般の支払いに向いています。一方、カードローンは、クレジットカードよりもまとまった資金を現金で用意したいときに最適です。ただし、事業資金として利用することはできません。

最近はクレジットカードにもローン機能のキャッシング枠が付帯できるようになり、クレジットカードがあれば、「商品代金を立て替てもらう」と「お金を貸してもらう」という2つのサービスを利用することができます。

ただし、キャッシング枠はショッピング枠とは別にあるのではなく、限度額の総額に含まれる形でつけられています。

例えば、ショッピング枠60万円、キャッシング枠20万円のクレジットカードがあるとします。

このクレジットカードで20万円のキャッシングをすると、ショッピング枠は40万円になります。逆に、このクレジットカードのショッピング枠を使って50万円の買物をすると、キャッシング枠は10万円に減ります。

このように、キャッシング枠はショッピング枠の利用限度額内での設定となっていますので、高額の借入をしたい場合は、カードローンを利用した方がよいでしょう。

金利が違う

クレジットカードの金利手数料は、必ず発生するものではなく、利用方法や返済方法によって発生するケースと発生しないケースに分かれます。
また、金利手数料が発生する場合、金利が多くかかるパターンとそれほどかからないパターンがあります。

クレジットカードの金利手数料が発生しないケースは下記になります。

一括払い
クレジットカードで購入した商品の代金を一回でまとめて支払ってしまう方法のこと。
「1回払い」と呼ぶカード会社もありますが、同じ意味になります。
ほとんどすべてのクレジットカードで採用されている一般的な支払方法になります。
2回払い
2回払いとは、文字通り、支払いを2回に分けて支払う方法です。
高額な買い物でも回数を分けることができるので、毎月の負担が軽くなるというメリットがあります。
分割払いと似ていますが、分割払いは「3回以上の支払い」で金利手数料が発生するのに対し、2回払いでは金利手数料が発生しません。
ただし、一部のクレジットカードでは例外があり、金利手数料が発生する場合があります。
ボーナス一括払い
ボーナス一括払いとは、夏または冬のボーナスが入る月の翌月にまとめて一括で支払う方法です。期間は発行するクレジットカード会社によって異なります。
ボーナス払いは、ボーナスがない人でも利用できます。
夏のボーナスや冬のボーナス時期に、支払い時期が来るため、この名称がついています。

クレジットカードの金利手数料が発生するケースは下記になります。

分割支払い

分割払いは、支払いを3回以上に分割しておこなうというものです。分割できる回数はカード会社ごとに違います。

JCBや三井住友カードは、3・5・6・10・12・15・18・20・24回の中から、希望の支払い回数を指定できます。

支払い回数を分割することで、月々の支払いの負担を軽くできますが、手数料が発生するため、あまり多用しない方が良いでしょう。

リボ払い

自身であらかじめ設定した金額を月々支払っていく支払方法。リボ払いは正式名称を「リボルビング払い」といいます。

自分で支払い額を決められるというメリットがある一方で、残金に対して約15%の金利が発生し、金利手数料が高額になるというデメリットがあります。

キャッシング

クレジットカードを使ってお金を借りることができる方法です。コンビニのATM、キャッシュディスペンサーから借入や返済を行うことができます。

キャッシングを利用するには、クレジットカード契約時に「キャッシング枠」を設定しておく必要があります。

手数料は、キャッシングを利用した翌日から返済日当日まで発生します。

大手クレジットカード各社の金利手数料一覧

大手クレジットカード9社の「分割払い」「リボ払い」「キャッシング」の金利手数料を一覧表にまとめました。

カード名 分割払い リボ払い キャッシング
JCBカード
7.92%~18.0%
15.00%
15.0%~18.0%
楽天カード
12.25%~15.00%
15.00%
18.00%
三井住友VISAカード
12.0%~14.75%
15.00%
15.0%~18.0%
ニコスカード
12.25%~15.00%
15.00%
14.94%~17.94%
ライフカード
12.2%~14.9%
15.00%
15.0~18.0%
オリコカード
12.2%~15.00%
15.00%
15.0%~18.0%
ジャックスカード
12.25%~15.00%
15.00%
18.00%
イオンカード
10.05%~12.40%
15.00%
7.8%~18.0%
ダイナースクラブ
15.00%
15.0%~20.0%

上記の表を見て頂くとわかりますが、リボ払い手数料はどこも年15.0%で設定しています。

分割払いの金利手数料は、実質年率12%~15%、キャッシングの金利は、15.0~18.0%が平均的のようです。

カードローンの金利一覧

カードローンは、大きく分けると銀行系、消費者金融系、信販系の3種類に分かれます。それぞれの金融機関によって金利は異なるものの、銀行系は年3%から14%前後、消費者金融系は年3%から18%、信販系は年3%から17%程度になります。

銀行カードローン

カードローン 年金利 限度額
住信SBIネット銀行カードローン
(プレミアムコース)
1.59%~7.99%
10~1,200万円
りそな銀行
りそなカードローン
3.5%~12.475%
10万円~800万円
ソニー銀行カードローン
2.5%~13.8%
10万円~800万円
イオン銀行カードローン
3.8%~13.8%
30~800万円
年2.0%~14.0%
最大800万円
年1.5%~14.5%
10~800万円
楽天銀行スーパーローン
1.9%~14.5%
10~800万円
1.8%~14.6%
10~500万円
東京スター銀行カードローン
1.8%~14.6%
10~1,000万円
住信SBIネット銀行カードローン
(スタンダードコース)
8.99~14.79%
10~300万円
新生銀行
スマートカードローンプラス
4.5%~14.8%
1万円~500万円
セブン銀行カードローン
14.0%~15.0%
10万円~100万円
じぶん銀行じぶんローン
2.2%~17.5%
10~800万円
オリックス銀行カードローン
1.7%~17.8%
最高800万円
ジャパンネット銀行
ネットキャッシング
2.5%~18.0%
10~1,000万円

※みずほ銀行の金利は、住宅ローンの利用で金利が年0.5%引き下げ。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%

信販系カードローン

カードローン 年金利 限度額
三菱UFJニコスローンカード
6.0%~17.6%
1~500万円
セディナフォーライフDXカード
8.0%~18.0%
1~300万円
三井住友カードゴールドローン
3.5%~9.8%
700万円まで(下限金額不明)
マネーカードゴールド(セゾン)
6.47%~8.47%
200万円(8.47%)/300万円(6.47%)
オリックスVIPローンカード
1.7%~16.8%
30~800万円

消費者金融のカードローン

カードローン 年金利 限度額
プロミス
4.5%~17.8%
1万円~500万円
アコム
3.0%~18.0%
1万円~800万円
SMBCモビット
3.0%~18.0%
1万円~800万円
アイフル
4.5%~18.0%
1000円~500万円

基本的に高額融資を受けない限り、下限金利が適用となることはありません。そのため、50万円程度の借入額であれば、上限金利が適用されることがほとんどです。

通常クレジットカードのキャッシングやカードローンを利用した際、必ず金利は掛りますが、カードローンの場合は初回限定で無利息期間が設けられているケースがあります。

クレジットカード会社では、このような無利息サービスを提供しているケースがないため、ごく短期間のみ借入したいときにカードローンは大変お得になります。

年会費の有無

多くのクレジットカードでは、年会費が発生します。初年度無料や永年年会費無料のクレジットカードも存在しますが、金利が高く利用限度額も低めに設定されているなど、利用する上で制限があります。

一方、カードローンの場合は年会費が存在しません。借入した際に利息が発生するだけです。ちなみに、延滞した際の利息ですが、クレジットカードでは29%前後、カードローンでは18%から21%前後の延滞利息がかかります。

審査の基準が違う

基本的にカードローンもクレジットカードも、審査の基準はほぼ同じです。年齢や職業、年収、性別、居住形態などの属性を確認し、信用情報に事故情報がないかチェックをした上で、在籍確認をして最終的に返済能力があると判断されれば審査に通過します。

ただし、決定的に1つだけ審査の基準が異なる項目があります。それは、総量規制です。クレジットカードの場合、総量規制は関係ありませんが、カードローンですと年収の1/3を超える借入はできません。

また利用目的が商品代金の支払いに限られているクレジットカードとは異なり、カードローンの場合は利用目的が自由で限定されていないものです。そのため、クレジットカードローンの審査よりもやや厳しくなるといわれています。

【関連】カードローンの審査に通るためのコツ!審査基準や審査通過率を徹底調査

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クレジットカードとカードローン審査が厳しいのはどっち?

ここでは、カードローンとクレジットカード審査の違いの中でも、難易度についてピックアップし、もう少々詳しくみていくことにしたいと思います。

既に触れましたが、カードローンもクレジットカードも、審査の違いはほぼありません。ただし、現金を借入するカードローンの方が、審査は厳しいとされています。

更にいうと、消費者金融系のカードローンよりも、銀行系のカードローンの方が審査は厳しいようです。クレジットカードの本来の役割は、商品代金を立て替えることにあります。つまり完済するまでの間、商品の所有権の一部はクレジットカード会社にあります。

カードローンの場合、クレジットカードのような担保はありません。万が一貸し倒れがあった場合、カードローン会社は痛手を被ることになります。このような背景から、個人の信用を基に融資をするカードローンの審査は、やや厳しくなっているのです。

カードローンの審査は、基本的に「スコアリング」 と呼ばれる点数付けで評価・判断されます。

スコアリングとは、借入希望者の「属性」をコンピューターによる自動計算で項目ごとに点数付けをしていく作業のことです。

属性というのは、下記の9項目が審査され、項目ごとに点数が付けられます。

年齢
居住形態
居住年数
家族構成
健康保険
勤続年数
年収
勤務先
連絡先

属性と評価は概ね次のような内容となっていますので目安にしてください。

属性 高い 普通 低い 厳しい
年齢
20~30代
40~50代
60代
70代
居住形態
持家、家族所有
社宅・賃貸・アパート
公営住宅
-
居住年数
10年以上
5~10年未満
3~5年未満
1~3年未満
1年未満
家族構成 独身・家族同居
既婚・家族同居・子供無し
既婚・家族同居・子供有り
既婚・同居家族無し・子供無し
独身・同居家族無し
-
健康保険 共済保険(公務員)
組合保険(大手企業)
社会保険(中小企業) 国民健康保険
(自営業・アルバイト)
-
勤続年数 10年以上
5~10年未満
1~5年未満
半年~1年未満
半年未満
年収
400万円以上
200万円~400万円未満 200万円未満
-
勤務先
公務員
大手企業
中小企業
自営業
アルバイト
無職
連絡先
自宅・携帯
自宅のみ
携帯のみ
無し

クレジットカードの審査は、キャッシング機能を付帯させると、貸金業法が適用されることから、通常のクレジットカードの審査よりも厳しくなります。

つまるところ、クレジットカードをショッピング目的で利用する場合は、クレジットカードの方が審査が緩い傾向にあるのです。もしも、クレジットカードのキャッシング枠を付帯させるのであれば、カードローンの審査の難易度とほぼ変わらないか、やや厳しくなります。

カードローンとクレジットカード!どちらを使った方がお得になる?!

カードローンとクレジットカードローンの違いの中でも、『どちらがお得になるのか』という点は、利用を検討する上でチェックしておきたいものです。

そこで、今回は、プロミス、三菱UFJ銀行カードローンバンクイック、JCBの3つを利用した際にかかる利息を比較しながら、実際にどれを利用した方がお特になるのか、詳しくみていくことにします。

ケース1:プロミス、バンクイック、JCB(リボ払い)でそれぞれ10万円の買い物をし、毎月1万円を返済した際のトータル返済金額を比較

金利は、それぞれ上限金利で計算しています。
・プロミス:17.8%
・バンクイック:14.6%
・JCB : 15.0%

上記の条件で計算した結果、それぞれの返済総額と利息総額、返済回数は以下のようになりました。

金利 返済総額 利息総額 返済回数
プロミス
17.80%
109,043円
9,043円
11回
バンクイック
14.60%
107,280円
7,280円
11回
JCB(リボ払い)
15.00%
106,661円
6,661円
10回

JCB(リボ払い)の金利は、バンクイックよりも高いのですが、返済回数が1回少なくなっているので、結果的に返済総額と利息総額が少なくなりお得です。

では次に、JCBでキャッシングを利用した場合にどうなるのか?を見てみたいと思います。

ケース2:プロミス、バンクイック、JCB(キャッシング)でそれぞれ10万円の借入をし、毎月1万円を返済した際のトータル返済金額を比較

金利は、それぞれ上限金利で計算しています。
・プロミス:17.8%
・バンクイック:14.6%
・JCB : 18.0%

上記の条件で計算した結果、それぞれの返済総額と利息総額、返済回数は以下のようになりました。

金利 返済総額 利息総額 返済回数
プロミス
17.8%
109,043円
9,043円
11回
バンクイック
14.6%
107,280円
7,280円
11回
JCB(リボ払い)
18.0%
109,484円
9,484円
10回

今回は、JCBのキャッシングとカードローン(プロミス・バンクイック)を比較しました。ご覧のとおり、今度はクレジットカード会社の方が割高となっています。

リボ払いでは、一番利息が多かったプロミスよりも多くなっています。

つまり、買い物をする際はクレジットカードの方がお得になる確率が高く、キャッシングを利用するのであれば、カードローンの方がお得になることがあるという結論に至りました。

ここまではトータル返済金額という観点から、どのくらいお得になるか解説しました。その上でもう1つご紹介しておきたいのが、それぞれのサービス内容です。

カードローンとクレジットカードには、それぞれ異なったお得なサービスがあります。以下にまとめましたので、参考にしてください。

カードローンのお得なサービス

コンビニや銀行のATMなどで気軽に借入することができる。
限度額の範囲内であれば、何度でも借入することができる。
急な出費のときに現金を用意することができる。
買い物以外にも好きな用途で利用することができる。(事業資金は除く)
短期間の借入であれば無利息で利用できるケースがある。

クレジットカードのお得なサービス

利用時に貯まったポイントは商品やサービスと交換することができる。
不正利用、盗難、商品破損時に補償してもらうことができる。
海外で現地通貨を調達することができる。
提携しているショップでお得な特典や割引を受けることができる。
海外で身分証明証として利用することができる。

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カードローンを利用していると新規でクレジットカードは作れないのか?

カードローン利用中に、新規でクレジットカードを作ることは可能なのでしょうか。結論から言いますと、カードローンを利用していても、新規でクレジットカードを作ることは可能です。

ただし実際のところ、クレジットカードローン会社によって違いがあります。審査基準は公開されていないため、具体的な違いについて解説することは困難ですが、最低限抑えておきたい2つのポイントがあります。

この2つのポイントを抑えておけば、カードローンを利用していても新規でクレジットカードを作ることができるはずです。

総量規制内でカードローンを利用している

総量規制が適用されるのは、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠です。年収の1/3以内まで借入することができます。たとえば、年収が300万円であれば100万円までキャッシングをすることができるのです。

たとえば、カードローンですでに50万円分を利用しており、新規でdinersカードに申込みをするとしましょう。Dinersカードには、カードローンサービスがついています。実際に審査をしてみなければ、diners カードローンの上限金額は分かりませんが、50万円までなら総量規制内となるのです。

もしも複数社のカードローンサービスを利用しており、すでに100万円分借入をしている際は、Dinersカードのカードローンサービスは利用できません。ただし、キャッシング枠を外すことで、審査に通過する可能性を高めることはできます。

とはいえ、これはあくまでも可能性の話です。そもそも審査の段階で複数社から100万円もの借入をしていることが分かれば、生活に困窮している可能性があると判断されてしまいます。つまりDinersカードの審査を受ける前に、カードローンの借入額を減額した方が良いのです。

最初からキャッシング枠を外しておく

先程も少し触れましたが、新規でクレジットカードを作る際、最初からキャッシング枠を外しておくことで審査に通過しやすくなることがあります。ただし、既に3社以上のカードローン会社から借入している場合は、審査に落ちてしまうかもしれません。

借入金額がトータルで30万円程度であれば、審査に通過する可能性は残されているものの、格式が高いクレジットカード会社は審査が厳しいため避けた方が無難です。

以上、2つのポイントを取り上げてみました。借入金額や利用件数に限らず、キャッシングを利用しているという情報は個人情報に記録として残されるため、少なからず審査に影響を及ぼすものです。

ようするに、カードローンの利用状況によって審査結果は左右されるため、一括で返済できる場合は返済してしまうか、もしくは借入金額や件数を減らしてから新規でクレジットカードの申込みをすることをお勧めします。

クレジットカードとカードローンは特性を知って使い分けよう!

これまで解説してきたとおり、クレジットカードとカードローンはそれぞれ特性が異なります。簡単にいうと、クレジットカードはショッピングで商品を購入する際に利用し、現金を用意する必要がある際はカードローンを利用しましょう。

たとえば、イオンクレジットカードローンの場合、毎月20日と30日は買い物代金が5%OFFとなったり、ポイントが最大21倍となったり、旅行やレジャーで活用できる割引や特典があります。

このようなサービスは、カードローンには付帯していないため、断然クレジットカードの方がお得です。ただし、給料日前の急な出費で現金が必要なときは、カードローンを活用して無利息期間中に返済するとお得に利用することができます。

使い分ける方法は他にもありますが、それぞれのカードの特性を把握しておくと、自分に合った利用方法が見つかると思います。

ちなみに、クレジットカードのショッピング枠は、金利が高めに設定されているため、極力使わないことをお勧めします。またカードローンを利用している最中に、クレジットカードのキャッシングを使ってしまうと、返済がだんだんと苦しくなっていくため注意が必要です。

クレジットカード会社のホームページには、返済シミュレーションが多数あるものの、お金の管理に自信がない方は、クレジットカードのキャッシング枠を外しておきましょう。

そもそも、クレジットカードのキャッシング枠は、上限金額をそこまで広げることができません。返済実績を作ったとしても、ショッピング枠ほど広げることができないのです。多重債務の原因の多くは、クレジットカードとカードローンの二枚持ちだといわれています。

たとえ遅れずに返済を続けていても、借入件数や借入総額によっては、マイカーやマイホームの購入、クレジットローンを組む際に支障をきたすことがあるものです。このように、クレジットカードとカードローンのサービス内容・特性を理解した上で、必要に応じて使うようにしましょう。

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