カードローンの利用者はどんな人?なぜお金を借りるの?

どんな人がカードローンを利用しているのか?といった利用者の属性については、金融庁や全国銀行協会、日本貸金協会などが興味深い調査結果を公表してくれています。

このページでは、それらの調査結果をもとにカードローンの利用数、カードローンを利用している人の属性、カードローンでお金を借りた理由、一人当たりの借入残高など、詳しくご紹介していきます。

カードローンの基礎知識について知りたい方は、「今さら聞けないカードローンとは?」をご覧ください。

カードローンを使ったことがある人はどのくらいいる?

カードローンの利用者数については、正確な人数を調査している機関がないため、実際の数値がわからないのが現状です。

ただ、金融庁や信用情報機関(JICC)、日本貸金協会など様々な機関が、利用者の実態調査結果を報告しているので、それらのデータを調べることでおおよその利用者数を把握することができます。

ちなみに、私がカードローンの利用者数を調べる際は、信用情報機関(JICC)の統計データを参考にしています。

「信用情報提供等業務に関連する統計(2019年7月度)」の公表に関するお知らせ |JICC公式

JICCの統計データは、JICCに加盟している貸金業者の利用者を対象にしています。そのため、カードローンの利用者数を正確に把握できるわけではないのですが、どれくらいの人がお金を借りているのか?ということは知ることができます。

JICCに加盟してる貸金業者の割合は、下記のようになっています。

消費者金融会社、流通系・銀行系・メーカー系クレジット会社、信販会社、金融機関、保証会社、リース会社など与信事業を営む幅広い事業者が加盟しています。
特に、消費者向け貸金業者の加盟は、信用情報機関でナンバーワンの加盟率を誇っています。

JICCに加盟している貸金業者の一覧は、「当社に加入する貸金業者の一覧」で確認することができます。

下記は、JICCが公表している貸金業者の利用数の統計データです。

借入件数 登録者数 登録件数 借入残高
(1人当たり)
借入残高
(1契約あたり)
1件
725.8万人
725.8万件
60.1万円
60.1万円
2件
240.3万人
480.6万件
90.9万円
45.5万円
3件
87.0万人
261.0万件
117.2万円
39.1万円
4件
27.0万人
108.1万件
150.6万円
37.7万円
5件以上
9.6万人
51.4万件
248.9万円
46.0万円
合計
1,089.7万人
1,626.8万件
75.4万円
50.5万円

株式会社日本信用情報機構(JICC)公式WEBサイトより引用
2019年7月現在

実際に借り入れを行っている人数を知りたい場合は、「登録者数」のデーターを参考にします。2019年7月末現在で、1,089.7万人が賃金業者を利用していることがわかります。

さらに、2件以上の利用者が「363.9万人」と全体の3割を占めていることもわかります。

なお、別の統計データーによると、一人当たりの利用件数は1.5件となっています。

また、補足情報として20歳以上の人口における、貸金業者の利用者数の割合を調べてみました。

少し古いデーターになりますが、【総務省統計局「人口推計」-2018年10月報】によると、日本の20歳以上の人口は「1億511万人」になります。そのうち、1,089.7万人が賃金業者を利用しているということになりますので、実に10人に1人が利用していることになります。

2018年と少し古いデータになりますが、「日本貸金業協会」に下記のイラストがあったので、こちらを見ると利用者のイメージがしやすいのではないでしょうか。

引用元:日本貸金業協会

プロミス・アコム・アイフルからお金を借りている利用者数

JICC の統計データでは、賃金業者の利用者数がわかりましたが、カードローンや消費者金融以外の事業者も含まれているため、実際のカードローンの利用者数よりも数値が大きくなっています。

そこで、もう少し具体的な利用者数を知りたいという方のために、プロミス・アコム・アイフルの利用者数をまとめてみました。

プロミス・アコム・アイフルは年4回、決算発表の際に利用者数を公表しています。

その資料をもとに、2018年3月31日と2019年3月31日の各社の利用者数をまとめました。

プロミス・アコム・アイフルの利用者数一覧

2018年3月31日 2019年3月31日
プロミス
134.2万人
140.4万人
アコム
148.6万人
153.9万人
アイフル
78.8万人
86.1万人
合計
361.6万人
380.4万人

プロミス・アコム・アイフル3社とも前年よりも利用者数が増えていることがわかります。

また、消費者金融大手3社と言われているので、3社とも利用者数がほぼ同じかと思っていたのですが、実際はプロミスとアコムの2強で、アイフルがその後を追いかけているという状況のようです。

上記でJICCに加盟してる貸金業者の割合を掲載しましたが、消費者金融会社が53%を占めていました。つまり、1,089.7万人の53%ですから、577.5万人が消費者金融を利用しているということがわかります。

プロミス・アコム・アイフルもJICCに加盟しているので、それを踏まえて利用者数の割合を見てみると、

380.4万人(プロミス・アコム・アイフルの合計) ÷ 577.5万人 = 65.8%

消費者金融の利用者のうち、7割近くがプロミス・アコム・アイフルを利用しているということがわかります。実際には重複して消費者金融を利用している方も多いため、もう少し数値は低くなると思いますが、それでも5割以上の方が利用しているのではないかと思います。

銀行カードローンの利用者数の推移

2010年の改正貸金業法の完全施行で、「総量規制」と「グレーゾーン金利の撤廃」が実施された影響で、消費者金融系カードローンの利用者が大幅に減少しました。

特に「総量規制」は、年収の3分の1を超える貸し付けができなくなったため、貸金業者の数も減少していきました。

下記は、貸金業者数の推移を表したグラフになります。

99 年に3 万290 社の貸金業者が登録していましたが、17年には1,865社に激減しています。

そんな中、銀行法が適用される銀行カードローンは、総量規制の適用対象外になるため、大幅に貸付残高を増やしていき、2015年に銀行カードローンの貸付け残高が貸金業者の貸付け残高を追い抜きました。

下記は、金融庁がまとめた「銀行カードローン検査 中間とりまとめ」に掲載されていた【国内銀行によるカードローン等残高と 貸金業者による消費者向け貸付け残高の推移】のグラフになります。

銀行カードローンと貸金業者の貸付け残高の差は、08年に約10兆円あったのですが、10年の改正貸金業法の完全施行で徐々に差が縮まり、14年にほぼ同じ残高になり(貸金業者:4.6兆円、銀行:4.5兆円)、15年に逆転しているのがわかります。

銀行カードローンと貸金業者の貸付残高が逆転したことは、日経新聞でもニュースとして取り上げられました。

消費者ローン、銀行が貸金業者逆転 15年度末残高 | 日本経済新聞

2017年に状況が一変!?銀行カードローンが減少に転じる

2010年の改正貸金業法の完全施行以降、銀行カードローンは右肩上がりで貸付け残高を伸ばしてきましたが、2016年頃から以下のような問題が取り上げられるようになりました。

総量規制である年収の3分の1をはるかに超える貸し付けを実施するケースが散見された
「総量規制対象外」「収入証明書不要」「低金利」などを過剰にアピールする広告が目立っていた
融資残高が増加し、過剰融資の恐れがあるとの批判・指摘等がなされてきた
2015年から増加に転じた自己破産件数と銀行カードローンの関係性が取りざたされるようになった

これらの問題を受け銀行は、17年に「融資審査の厳格化」「広告・宣伝の不適切な文言を削除」「収入証明書の提出条件を限度額50万円超に引き下げ」「即日融資の撤廃」などの自主規制を実施しました。

これにより、融資の拡大にブレーキがかかり、18年から減少に転じるようになりました。

ただ、2019年3月1日に全国銀行協会が実施した【銀行カードローンに関する消費者意識調査】によると、消費者金融よりも銀行カードローンを利用している方が多いという結果になりました。

【調査の条件】

・一般消費者(20~60代)の借入利用経験は、10,000サンプル中「銀行カードローン」が1,365人(13.7%)、「消費者金融」が1032人(10.3%)、「クレジットカード会社のキャッシング」が1,699人(17.0%)、「無登録業者(ヤミ金)」が132人(1.3%)となっている。
・銀行カードローンの利用経験者のうち、現在借入残高がある人は568人(41.6%)、消費者金融、クレジットカード会社のキャッシングでは、約3割が借入残高あり。
・ 前回は、銀行カードローン利用経験者のうち、現在借入残高がある人は527人(43.8%)

カードローンを利用しているのはどんな人?

どんな人がカードローンを借りているのか?といった利用者の属性についても、金融庁や全国銀行協会、日本貸金協会などの調査結果で公表してくれています。

ここでは、それらの調査結果を基に、カードローン利用者の「性別」「年代別」「職業別」「年収別」の割合について見ていきたいと思います。

日本貸金協会が平成30年にまとめた「資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告」を見ると、性別・年代別・年収別の借入経験者の比率がわかります。

カードローン利用者の「性別・年代別」の割合

性別

男女別のカードローン利用者の割合をみると、男性が63.7%、女性が36.3%となっており、やはり男性の利用者が多いようです。

参考:平成30年資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告

ただ、2013年度~2015年度の調査結果を見ると、男女比の割合は8:2だったので、近年は女性の利用者も増えていることがわかります。

参考:平成27年度 資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告

最近では、アコムやプロミス、アイフルなどが、女性向けのカードローン商品(レディースローン)や女性専用の相談ダイヤルなどを設置し、女性がお金を借りやすい環境を作っているのが影響しているかもしれません。

年代別

年齢別では男女共に40歳代がそれぞれ16.2%、9.3%と最も高くなっています。

男女ともに、年代は40代が最も多く、次いで50代、30代と続きます。結婚して家族が増え、住宅ローンの返済や子供の学費など、出費が多くなる年代でもあるので、お金が足りない分を借り入れに頼っていると推察できます。

また、30~50代が多い理由として、「審査が通りやすい」ということも言えます。カードローンで借りやすい年齢層というのは、言い換えれば「利益につながりやすい」という条件を満たしている人たちになります。

カードローン会社は、働きながらお金を確実に返せる人たちを厚遇したがります。その点、30~50代の人は正規雇用率が高く、勤続年数もある程度長いことが多いため、審査には非常に有利な世代になります。

どんな職業の人がお金を借りてるのか?

続いては、職業別のカードローンの利用者を見てみたいと思います。

下記のグラフは、「貸金業者の経営実態等に関する調査結果報告」に掲載されている『職業別の貸付け構成比になります。』

職業 割合
給与所得者(正社員)
55.7%
契約社員、派遣社員、嘱託社員、パート・アルバイト
16.6%
自営業
8.6%
会社・団体の経営者・役員
4.5%
公務員・非営利団体職員
3.2%
教職員・医師・弁護士など
2.4%
専業主婦(主夫)
0.8%
無職・その他(フリーター含む)
8.2%

職業別の構成比をみると、「給与所得者(正社員)」が55.7%と最も高 く、次いで「契約社員、派遣社員、嘱託社員、パート・アルバイト」が16.6%、「自営業」が8.6%となっています。

収入が安定しているといわれる「正社員」、「公務員・非営利団体職員」、「教員、医師、弁護士」を合わせると60%を上回ることが分かります。やはり、カードローンから借りてる人の多くは、収入が安定した職業に就いている方が多いといえます。

カードローンは、契約社員や派遣社員、パート・アルバイトの方も利用することができますが、年収がそれほど高くはないため高額融資は難しい傾向にあります。

また申込み時から高額な融資を申し出てしまうと、カードローン会社は審査に慎重になることから、それなりの年収を稼いでいる正社員の方よりも、審査に通過しづらくなるものです。

もしも少額融資を希望している場合は、積極的に少額融資を行っている消費者金融系のカードローンを検討しましょう。

たとえば、プロミス、アコム・アイフルの場合、2人に1人は審査に通過するほど、審査の承認率が高くなっています。一方、銀行系のカードローンの場合は、保証会社と銀行の審査を受ける必要があるため、どうしても審査が厳しくなるものです。

参考までに、下記にプロミス・アコム・アイフルの2018年1月~2019年3月の審査通過率をまとめました。

アコム プロミス アイフル
2018年1月
42.0%
44.6%
45.8%
2月
44.1%
45.9%
45.9%
3月
43.2%
45.6%
46.5%
4月
43.4%
46.4%
44.9%
5月
46.3%
47.3%
48.2%
6月
43.8%
45.7%
46.2%
7月
41.6%
44.6%
45.3%
8月
43.7%
46.4%
46.0%
9月
43.4%
45.9%
46.3%
10月
45.0%
47.0%
45.9%
11月
44.7%
45.9%
45.5%
12月
43.7%
43.4%
42.8%
2019年1月
42.4%
42.0%
43.6%
2月
45.2%
44.4%
45.0%
3月
44.7%
42.9%
42.5%
平均
43.81%
45.20%
45.36%

3社とも平均の貸付率が40%を超えており、プロミス・アイフルは45%を超えています。貸金業法が改定されてから、消費者金融の利用者が減少していることもあり、少額融資を希望している新規契約者の獲得に力を入れていることが契約率の上昇につながっていると思われます。

カードローンによっては、パート・アルバイトが不可のところもある

カードローンによっては、アルバイトやパート勤務は利用不可なことがあります。そのため、アルバイトやパート勤務でも利用できるのか事前に確認しておきましょう。

なお、アルバイト勤務やパート勤務は可能なものの、アルバイトをしている学生は不可としてるケースがあります。その点だけ注意してください。

下記にカードローン各社のホームページに掲載されている貸付条件をまとめてみましたのでご覧ください。

ホームページに記載されている貸付条件
プロミス アルバイト・パート・派遣社員・契約社員の方も、現在お仕事をされていらっしゃる方は主婦、学生でも、ご審査のうえご契約いただけます。
お申込みいただける方の条件は、年齢20~69歳のご本人に安定した収入のある方です。 主婦や学生でもパート・アルバイトなど安定した収入のある方はご審査のうえご利用が可能です。
アコム 学生、パート、アルバイト、派遣社員でも、20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であればご契約いただけます。
主婦の方もご本人に安定した収入がある方であればご利用可能です。(※専業主婦は除く)。
アイフル 満20歳以上69歳までの定期的な収入と返済能力を有する「給与所得者、自営業者、パート・アルバイト、派遣・出向・嘱託社員、主婦(専業主婦除く)、学生」の方で、当社基準を満たす方
<注意点> 専業主婦、年金受給のみ、無職の場合は、お仕事(パート、アルバイト可)が決まりましたら申込いただけます。
SMBCモビット 年齢満20歳以上69歳以下の安定した定期収入のある方。アルバイト、派遣社員、パート、自営業の方も利用可能です。
住信SBIネット銀行 主婦でパート収入のある方であれば、カードローンの申込みはできます
みずほ銀行 ◇カードローン契約時の年齢が満20歳以上66歳未満の方
◇安定かつ継続した収入の見込める方
三菱UFJ銀行 ◇パート・アルバイトの方・・・原則安定した収入がある方であれば、申込可能です。
※学生の借入は不可
ベルーナノーティス 主婦・パート・アルバイトの女性の方も安定した収入がある場合は申込み可能。
初めての方や70代の方でもお気軽にお問合せください。
※専業主婦の方は、配偶者に収入があれば利用可能です。審査の結果、ご希望に添えない場合もございます。

高年収世帯へもカードローンが普及してきている

カードローンを利用する人は、「お金に困っている人」というイメージを持つ方も多いと思いますが、統計データを見るとある程度の水準の所得を得ている人の方が、利用頻度が高いということがわかりました。

下記のグラフは、「平成30年度 貸金業者の経営実態等に関する調査結果報告」に掲載されている『年収別の貸付け構成比になります。』

最も多かったのは「年収300万円超~500万円以下」(23.2%)で、僅差で「年収100万円以下」(23.0%)、3番目に「年収200万円超~300万円以下」(18.4%)となっています。最も少なかったのは、「1,000万円越」(2.2%)ですが、高年収世帯へもカードローンが普及してきていることが見て取れました。

なぜある程度の年収のある層がカードローンを利用しているのか?

「年収300万円超~500万円以下」の方は、平均以上の年収を得ていると思いますが、なぜカードローンの利用が最も多い層になるのでしょうか?

これに関しては、少し古いデーターになりますが、ジャパンネット銀行が2013年に公表した「カードローン利用に関する実態・意識調査を実施」が参考になりました。

世帯年収 娯楽・交際費 生活費 車関連費 旅行費用 トラブル対応費
(事故・入院)
他の金融機関
への支払い
教育費 慶弔費 投資資金
400万円未満 41.4% 56.0% 19.5% 10.4% 12.1% 10.3% 9.0% 9.1% 3.6%
400万円以上
600万円未満
46.4% 44.6% 17.5% 13.7% 15.0% 11.7% 9.4% 6.8% 6.7%
600万円以上
800万円未満
54.9% 37.0% 20.2% 11.9% 9.3% 9.6% 11.1% 8.0% 6.0%
800万円以上
1,000万円未満
54.3% 32.5% 18.9% 12.5% 11.8% 12.9% 11.8% 6.8% 6.8%
1000万円以上 53.6% 23.2% 13.0% 16.3% 14.1% 8.7% 10.5% 6.2% 12.0%

統計データを見ると、「世帯年収400万円以上600万円未満」の利用者の約半数が、娯楽・交際費にカードローンを利用していることがわかります。つまり、お金に困って借りたのではなく、趣味や娯楽に使うためのお金が足りなくて借りたというニーズがうかがえます。

ただし、「世帯年収1,000万円以上」の利用者のうち約4人に1人(23.2%)が生活費を目的にカードローンを利用しています。長引く不況で、増税や物価上昇が見込まれるなか、高年収世帯の家計も決して安泰ではないという様子もうかがえます。

一方で、投資資金(12.0%)という回答も多く、資産形成のための利用も多いことがうかがえます。

なぜカードローンでお金を借りるのか?

カードローンは、気軽にお金を借りることができるイメージがあります。とはいえ、なぜカードローンからお金を借りる人は絶えないのでしょうか。

ここでは、全国銀行協会が2019年3月に発表した「銀行カードローンに関する消費者意識調査」を参考にしてご紹介します。

多くの方が生活や娯楽のために利用

「銀行カードローンに関する消費者意識調査」では、『銀行カードローンのみ利用者』と『貸金業のみ利用者』の借入の利用動機について公表しています。

借入の利用動機 銀行カードローン
のみ利用者
貸金業のみ利用者
日常的な生活費の
支出増加を補うため
16.1%
17.4%
給与・ボーナス前の
一時的な資金不足を補うため
12.1%
14.2%
レジャー・趣味・娯楽を
楽しむため
9.2%
12.2%
冠婚葬祭・医療費等
急に多額の資金が必要になったため
11.5%
9.2%
所得(収入)が減少したため
7.1%
9.8%
クレジットカードの
引き落とし負担の軽減
4.5%
4.4%
現在の生活レベルを
維持するため
3.4%
5.6%
パチンコ・競馬・競輪・競艇等の
ギャンブルのため
2.7%
8.0%
学費・教育費の負担軽減
6.1%
2.8%
住宅ローン等の
返済負担の軽減
6.0%
1.4%
自己啓発や自身の
ステップアップのため
2.5%
2.6%
高額の耐久消費財を
購入するため
4.5%
2.8%
家賃の支払い負担の軽減
1.9%
2.6%
その他
7.2%
4.4%
特にない
5.0%
2.6%

両者とも、1位の利用動機は「日常的な生活費の 支出増加を補うため」という結果になっています。カードローンや消費者金融からお金を借りたと聞くと、特別な事情を想像してしまうかもしれませんが、この統計結果を見ると、カードローンが日常の中に浸透してきていることがわかります。

ただ、カードローンで生活費の不足分を支払うことは、お勧めできません。そもそも、生活費が不足しているということは、『借金をしても返済に充てるお金がない』ということです。

つまり、収入よりも支出が上回っているため、多重債務に陥る原因となってしまいます。計画的に利用できているのならともかく、収入の不足を補填するかたちでカードローンを使用している場合、家計を見直すべきかもしれません。

両者の利用動機を比較すると、銀行カードローンのみ利用者は、「学費・教育費の負担軽
減」や「住宅ローン等の返済負担の軽減」といった利用動機が高く、貸金業のみ利用者は、「ギャンブルのため」が高くなっています。

銀行カードローンのみ利用者は、金利の低いカードローンなら返済計画も立てやすいことから、学費・教育費や住宅ローン等で利用する人が多いのかもしれません。

何を重視して選んでいるのか?

一般的にカードローンを選ぶ際のポイントとして、「借入先の金利の低さ」が最も重要なポイントといわれています。

「資金需要者等の現状と動向に関する調査結果報告」のレポートでも、借入経験のある個人に対して、借入先を選定する際に重視するポイントを調査したと ころ、「金利が低いこと」が49.6%と最も高く、次いで「保証人を立てずに借りられるこ と」が35.3%、「無担保で借入れできること」が31.9%となっています。

借入先を選定する際に重視するポイント 構成比
金利が低いこと
49.6%
保証人を立てずに借りられること
35.3%
無担保で借入できること
31.9%
申込み手順が分かりやすいこと
30.2%
借入手続きが可能な
店舗・ATM・無人契約機が多い/近いこと
28.9%
いつでも返済できること
24.0%
少額で申込み可能なこと
22.6%
審査が通りやすいこと
21.6%
他人に気づかれないことへの配慮
個人情報管理の安心感がある
19.5%
いつでも借入れできること
19.4%
返済手続きが可能な店舗
ATMが多い/近いこと
19.2%
借入額/借入限度枠が大きいこと
17.1%
申込みから審査結果がわかるまでのスピードが早いこと
15.8%
いつでも申込みできること
14.6%
スマホ等携帯電話からの申込み手続きが簡単であること
14.4%
無人機からの申込み手続きが簡単であること
14.2%
パソコンからの申込み手続きが簡単であること
13.9%
毎月の返済額が小さいこと
13.1%
店頭窓口での申込み手続きが簡単であること
12.7%

統計データでも「金利が低いこと」が1位になっていますが、過去に貸金業者が他社に先駆けてカードローン金利の引き下げを実施した際、適用金利の低下によるカードローン残高・シェア増大への影響は認めらなかったようです。

このような実態と異なる調査結果が得られる背景について、「NTTデータ経営研究所」によると、カードローン借入先の選択には、カードローンの契約が初めてか否か、資金ニーズが突発的なものか否かなど、その場面ごとに影響する要因が大きく異なると考えられ、それぞれの場面を考慮していない従来のアンケートにおける質問方法では適切な行動要因を把握することが難しい事情があるとのことです。

そこで、「NTTデータ経営研究所」では、カードローンの借入経験を【新規契約者】【追加借入者】【借換者】の3つに分類して、2018年に「カードローン借入にいたる消費者行動調査」を実施しました。

それによると、3つの分類で下記のような傾向がわかりました

新規契約者は「借入先金融機関の信頼感、知名度を重視する傾向」

比較的緊急性の高い資金需要に対応するためにカードローンの契約を行っているケースが多い
複数の金融機関を比較検討した上でカードローンの申込先を選定している割合は38.8%と低い
申込先としては「いつも使っている金融機関だから」という理由で普段から利用しているメガバンクや地方銀行に申し込むケースが多い

追加借入者は「利便性や秘匿性を重視する傾向」

複数の金融機関を比較検討した上でカードローンの申込先を選定している割合は約48.0%
他のセグメントと比較して、「スマートフォン・パソコンで申し込みができるから」「簡単に借りられそうなイメージだから」「他人に気付かれずに借入ができるから」といった理由で、消費者金融に申し込むケースが多い

借換者は「経済合理性を重視する傾向」

複数の金融機関を比較検討した上でカードローンの申込先を選定している割合は約50.3%
他のセグメントと比較して、「金利が低そうだった(実際に低かった)から」という理由で、新設銀行に申し込むケースが多い

また、【新規契約者】【追加借入者】【借換者】に、カードローンの契約時に、複数のカードローン会社を比較して選んだか?を調査した結果、【借換者】では「複数の金融機関を比較した上で、カードローンの申込先金融機関を選んだ」と回答した割合が50.3%となった一方で、【新規契約者】では、「複数の金融機関を比較することはせず、特定の金融機関にカードローンを申し込んだ」と回答した割合が61.2%と過半数を占めており、【借換者】と比較して借入先候補となる金融機関カードローンの商品性を十分に検討している層は少数であることが伺えることわかりました。

どのようにして申し込み先を選んでいるのか

カードローンを申し込んだ方は、何をきっかけにして申込し込み先を選んだのでしょうか?

引き続き、「NTTデータ経営研究所」の統計データーを元に見ていきたいと思います。

カードローン契約時に「複数の金融機関を比較することはせず、特定の金融機関にカードローンを申し込んだ」と回答した方に対して、申込先金融機関を選定した理由を調査したところ、【新規契約者】では、「いつも使っている金融機関だから」が23.2%と最も高くなりました。

一方、【追加借入者】では、「インターネット広告を見たから」が37.5%と最も高く、次いで「簡単に借りられそうなイメージだから」「店舗やATMが自宅・職場から近かったから」「他人に気付かれずに借入ができるから」といった利便性に関する要素が、【新規契約者】と比べて重視されている傾向が読み取れました。

また【借換者】では、「金利が低そうだった(実際に低かった)から」が20.2%と高く、返済を意識して借入先を選んでいる傾向がうかがえました。。

一人あたりどのくらい借りているの?

JICCの統計データによると、貸金業者が一人当たりに貸付けしている金額は、平均で50.5万円になるそうです。

さらに、大手消費者金融4社の平均貸付残高をまとめてみましたのでご覧ください。

消費者金融名 1件あたりの平均貸付残高
アコム
54万円
プロミス
55万3千円
アイフル
44万円
SMBCモビット
59万円

先ほどご紹介したJICCのデータによると、一人当たりの平均貸付残高は50.5万円です。

そのため、アイフル以外の3社は若干平均を上回っているものの、ほぼ平均並みの貸付残高だといえます。また、最も貸付残高が多かったのは、SMBCモビットでした。

アコム、プロミス、アイフルは、「貸付金額別残高」というものを公表しているので、どの金額帯が一番借りている人が多いのかを知ることができます。

消費者金融大手3社の貸付金額別残高

消費者金融大手3社の貸付金額別残高を下記にそれぞれまとめてみました。

各社が公表している貸付金額の幅は、微妙に違うのですが、どの金額帯が一番借りている人が多いのかはイメージしやすいと思います。

プロミスは「30万円超~50万円」、アコムは「30万円超50万円以下」、アイフルは「40万円超50万円以下」の金額が一番利用者が多いようです。これを見ると、「30万円~50万円」を借りている層が一番多いということがわかりました。

プロミス

貸付金額 2018年3月 2019年3月
~10万円
19.1%
19.7%
10万円超~30万円
19.0%
19.2%
30万円超~50万円
29.3%
29.8%
50万円超~100万円
15.7%
15.2%
100万円超
16.8%
16.0%

プロミス 2019年3月期決算資料

アコム

貸付金額 2018年3月 2019年3月
10万円以下
12.6%
12.9%
10万円超
30万円以下
23.1%
23.6%
30万円超
50万円以下
33.7%
33.5%
50万円超
30.5%
29.9%

アコム 2019年3月期 有価証券報告書

アイフル

2018年3月 2019年3月
10万円以下
26.7%
26.1%
10万円超
20万円以下
10.5%
10.5%
20万円超
30万円以下
12.2%
12.0%
30万円超
40万円以下
8.7%
8.8%
40万円超
50万円以下
16.6%
16.4%
50万円超
100万円以下
13.9%
14.7%
100万円超
9.6%
9.8%

アイフル 2019年3月期 有価証券報告書

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