消費者金融の利用を検討している方の多くは、できるだけ申し込み当日中に融資を受けたいと考えているケースが目立ちます。
しかし、平日ならまだしも、土日祝日でも即日融資を受けることはできるのでしょうか。
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そこで今回は、即日融資可能な消費者金融に焦点を当てながら、即日融資に対応している消費者金融の紹介、即日融資の流れと注意点、平日と土日祝日の条件の違いなどを詳しくご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
消費者金融の中で即日融資が可能な企業は、銀行系のカードローンと比較すると多めです。
この項では大手5社の消費者金融が、即日融資に対応しているのか詳しくご紹介していくことにしましょう。まずは以下の表をご覧ください。
カードローン名 | 即日融資 対応可否 |
申込み資格一覧 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
年齢 | 学生 | 専業主婦(夫) | 年金受給者 | カードローン発行 | 来店の必要性 | 口座開設 | 申込書類 | ||
アコム | ○ | 20歳~69歳 | 安定した収入があれば利用可能 | 利用不可 | 年金に安定した収入が必要 | あり | 不要 | 不要 | 本人確認書類 ※原則、借入希望額が50万円を超える場合、もしくは他社からの借入残高と合わせて100万円を超える場合、収入証明書必須。 一部の会社は借入希望額が50万円以下の場合でも、収入証明書提出必要 |
プロミス | 20歳~69歳 | なしにできる | |||||||
アイフル | 20歳~69歳 | あり | |||||||
SMBCモビット | 20歳~69歳 | なしにできる | |||||||
ノーローン | 年齢制限なし | 年金以外の収入不要 | あり |
上記の通り大手5社の消費者金融は、即日融資に対応しています。
ただし、即日融資を受けるためには各社でそれぞれ注意点があるため、事前に把握しておきましょう。
次の項では、即日融資の方法についてご紹介していきます。
即日融資の方法は、消費者金融ごとで異なります。手続きのスピードが早く、即日融資が可能となる方法は以下の3パターンです。それぞれ解説しましたので、参考にしてください。
WEBから申込み手続きを行い、審査通過後に振込融資を選択する方法です。ただし、必ずしも全ての消費者金融で対応しているわけではありません。また、振込先の銀行営業時間によって、即日融資が困難となることがあります。
WEBから申込み手続きを行い、審査通過後に自動契約機でカードを受け取る方法です。ローンカードを使って、消費者金融のATM、コンビニATM、提携金融機関ATMからお金を引き出すことができます。
自動契約機の営業時間は、各消費者金融で異なるものの、おおよそ21時前後まで営業しています。そのため、振込融資とは異なり、そこまで時間を気にする必要はありません。
大手の消費者金融であれば、必ず自動契約機を設置しています。申込みから融資までに掛る時間は、おおよそ1時間半から2時間前後です。
なお、自動契約機ですべての手続きを行う場合、借入方法は振込・カードのどちらも利用が可能となります。
ただし、振込融資の申し込みをする手間などを考えると、ローンカードを使った方が、断然早く借入をすることが可能です。
以上が、基本的な即日融資の方法でした。つまるところ、借入方法に合わせて手続きの方法が変わるといっても過言ではありません。
あくまでも一般的な傾向ですが、周囲にばれたくなかったり、手続きの手間を省きたい方は、振込融資を希望するケースが多いようです。
ちなみに、ローンカードや契約書の受取りを省きたい方は、SMBCモビットやプロミスが提供しているWEB完結で申し込みをすると便利だといえます。
ただし、通常とは異なった書類を提出する必要があったり、即日融資希望であれば振込融資しか借入方法がないため、その点だけ注意が必要です。振込融資の利用が困難な場合、自動契約機までローンカードを取りに行くしか方法はありません。
通常とは異なった書類といっても、該当するのはSMBCモビットのみです。公式WEBサイト上で案内されていた、WEB完結での申し込み時に必須となる書類は以下のとおりとなります。
※以下のすべてに該当する方のみ、WEB完結での手続きが可能です
・三井住友銀行、もしくは三菱UFJ銀行に普通預金口座がある方(本人名義限定)
・社会保険証、もしくは組合保険証を持っている方
・本人確認書類として、運転免許証、もしくはパスポートの写しを提出できる方
・収入を証明する書類として、源泉徴収票、税額通知書、所得証明書、確定申告書、給与明細書のいずれかの写しを提出できる方
・収入を証明する書類として、給与明細以外を提出した方は、給与明細直近1カ月分を提出することができる方
前項で解説したとおり、即日融資を利用するためには、『振込融資』、『ローンカード発行』のいずれかを選択することになります。
それぞれの手続きの流れを、簡単に解説していくことにしましょう。
なお、申込み手続き時は、必須書類を用意しなければなりません。必須書類とは、主に本人確認書類を指しています。
消費者金融ごとで、本人確認書類の種類は若干異なるものです。たとえば、アコムとプロミスの本人確認書類は、以下の表の通りとなります。
本人確認書類 | |
---|---|
アコム | 運転免許証 個人番号カード 健康保険証 など |
プロミス | 運転免許証 パスポート 健康保険証 住民票 個人番号カード など |
また、消費者金融は、貸金業法の総量規制を遵守しています。そのため、以下の2点に該当する場合は、収入証明書類が必要です。
ちなみに、アコムとプロミスの公式WEBサイトで案内されていた収入証明書の内容は、以下の表のとおりとなります。(上記2つに該当しない場合でも、審査の状況によって収入証明書が必要となることがあります)
収入証明類 | |
---|---|
アコム | 源泉徴収票(最新年度) 給与明細書(直近1カ月分) 市民税・県民税額決定通知書(最新年度) 所得証明書(最新年度) 確定申告書(第一表)(最新年度) |
プロミス | 源泉徴収票(最新) 確定申告書(最新) 給与明細書(直近2カ月) ※賞与があれば1年分の賞与明細書 |
WEB、電話、スマホアプリ、FAX、自動契約機から申込み手続きを行います。即日融資を希望する方は、WEBかスマホアプリから申込み手続きを行いましょう。
電話やFAXから申込みを行っても、即日融資は不可能ではありませんが、大手消費者金融の公式WEBサイトによると、『WEBから申込み手続きを行う』やり方が、最もスピーディーだとしています。
即日融資は時間との勝負ですので、できるだけ早く手続きを終わらせるためにも、WEBかスマホアプリから申込みを行うようにしましょう。
審査を行う前に、メールもしくは電話で契約の意思確認や、申込み内容の確認を行います。審査時間は消費者金融ごとで異なるものの、最短30分から1時間程度です。審査内容によっては、翌日以降の対応となることがあります。
借入希望額が50万円以下の場合、指定された本人確認書類を提出します。厳密にいうと、本人確認書類を提出するタイミングは、消費者金融ごとで異なるものです。
申込みのタイミングで提出することもありますし、審査終了後に提出することもあります。事前に公式WEBサイトから確認しておきましょう。
④契約手続き
即日融資を希望する場合、契約手続きはWEBやスマホアプリから行う方法と、自動契約機で行う方法に分かれます。
⑤振込依頼
振込依頼方法は、消費者金融ごとで異なります。会員専用ページへアクセスして依頼する方法、電話で依頼する方法、自動契約機から依頼する方法が一般的です。
『①申込み』、『②審査』、『③必要書類提出』は、上記でご紹介した方法と同じです。そのため、『④契約手続き』以降から解説していきます。
契約手続きは、自動契約機で行いましょう。その際に、ローンカードが発行されるため、必ず受け取るようにします。
ローンカードを受け取ったら、自動契約機のすぐ側に設置されている専用ATM、もしくはコンビニATM、提携金融機関ATMから借入することができます。
以上が、即日融資の一連の流れでした。なお、注意点は大きく分けると3つあります。ポイントを以下にまとめましたので、こちらをご覧ください。
ようするに、いつまでに何を終わらせれば良いのか、事前に把握しておく必要があるのです。詳細は、次の項で詳しく解説していくことにしましょう。
ここでは、平日に申込みで即日融資を希望した場合の条件について見ていくことにします。『振込融資を希望する場合』、『カード発行を希望する場合』に分けて解説しますので、参考にしてください。
なお、今回も大手5社の消費者金融の情報を取り上げています。
カードローン名 | 振込融資の条件 | 振込融資申込み方法 |
---|---|---|
プロミス | 平日14時までに契約完了 三井住友銀行、ジャパンネット銀行は24時間、それ以外の銀行は14:50まで受付可能 |
契約後、WEBから依頼 |
アイフル | 受付時間によっては翌営業日となる ※明確な時間の案内はなし |
契約後、WEBもしくは電話で依頼 |
SMBCモビット | 14:50までの振込手続き完了が必要 | 契約後、WEBもしくは電話で依頼 ※お急ぎ専用窓口から申込んだ場合、審査完了後スタッフがその場で振込手続きを行うことも可能 |
ノーローン | 『楽天銀行口座あり』 当日17時までに審査完了 『楽天銀行口座なし』 当日12:30までに審査完了 |
契約後、WEBもしくは電話で依頼 |
アイフルは、明確な時間の案内がありませんでした。しかし、その他の企業の場合、『振込融資利用時は14時前後までに契約手続きを終わらせる』などといった、タイムリミットがあります。また振込融資を行うためには、必ず申し込み手続きが必要です。
振込先に指定する銀行によって、受付可能な時間帯が異なりますので、事前に公式WEBサイトから確認をしておきましょう。
カードローン名 | 審査結果連絡の時間帯 | 自動契約機営業時間 |
---|---|---|
アコム | 9:00~21:00の範囲 ※審査内容によって異なる |
9:00~21:00/年中無休 年末年始は除く ※一部店舗は営業時間が異なる |
プロミス | 9:00~21:00の範囲 ※審査内容によって異なる |
9:00~22:00/年中無休 ※一部店舗は営業時間が異なる |
アイフル | 9:00~21:00の範囲 ※審査内容によって異なる |
・無人契約機電話BOX「てまいらず」 8:00~21:45/年中無休 ・アイフル自動契約機 8:00~22:00/年中無休 ※一部店舗は営業時間が異なる |
SMBCモビット | 平日は19時までに申し込みをすると最短30分で審査が完了する ※審査内容によって異なる 土日祝日に関する案内なし |
9時から21時 ※営業時間は店舗により異なる。 (三井住友銀行ローン契約機) |
ノーローン | 9:00~20:30(年末年始は除く) ※審査内容によって異なる |
8:45~21:00/年中無休 ※第3日曜日は19:00まで |
カード発行を希望する場合、大きく分けると2つの手段があります。
アコム、アイフル、SMBCモビットなど、一部の消費者金融では、お急ぎ専用窓口を設置していることがあります。
通常の申し込みよりも優先的に審査を行ってもらえるため、大変便利です。
利用を希望する場合、WEBか電話から申し込み手続きを行い、振込融資を選択するか、または自動契約機でローンカードを受取ることになります。
できるだけ早く借入をしたい場合、ネットと自動契約機のどちらから手続きを行えばよいのでしょうか。結論からいいますと、ネットから手続きを行った方がよいといえます。
前項でも触れましたが、アコム、アイフル、SMBCモビットなどの一部の消費者金融では、お急ぎ専用窓口を設けています。
なぜネット手続きがよいのか詳しく解説する前に、3社でお急ぎ専用窓口を利用した場合の、基本的な手続きの流れを簡単に解説していくことにしましょう。
① ネットもしくは電話で申し込みを行う(24時間365日対応)
② 審査に通過したら、来店契約・来店しない契約のいずれかを選択する
③ 来店契約の場合、アコムの店頭窓口か自動契約機で手続きを行う。来店しない契約を場合は、FAXで契約書を受取り振込融資にて借入する。なお、契約書はコンビニでも取り出すことも可能。
① ネットから申し込み手続きを行う
② 申し込み手続き完了度、専用窓口へ連絡する(フリーダイヤル)
③ 電話・もしくはメールにて審査結果報告
④ 振込予約をネットもしくは電話から行うか、自動契約機までローンカードを取りに行く
① ネットから申し込み手続きを行う
② 申し込み手続き完了後、専用窓口へ連絡する(フリーダイヤル)
③ 審査完了後、電話にて結果報告がある
④ 振込融資の場合、SMBCモビットのスタッフがその場で手続きを行う。ローンカード受取り希望の場合は三井住友銀行のローン契約機で受取る。
上記のとおり、必ずWEBから申し込み手続きを行っていることが分かります。なお、大手消費者金融5社の公式WEBサイトを確認しましたが、自動契約機の方が早いといった案内は見当たりませんでした。
以上のことから、やはりネットから申し込みをした方が早いといえそうです。ちなみに、ネットからの申し込み手続きを推奨する理由は、手続きのスピード以外にも理由があります。
自動契約機から手続きを行うと、審査中はそのまま待たなければなりません。早い方で30分程度ですが、時間がかかる場合は1時間以上待たされることがあります。
この待ち時間を作らないためにも、事前にWEBから申し込み手続きを行い、審査まで終わらせてから自動契約機まで足を運んだ方がよいのです。
結論からいいますと、2つ違いがあります。以下にまとめましたので、参考にしてください。
銀行振込による借入を希望する場合、基本的には翌営業日に振り込まれることになります。なぜなら、銀行営業日に左右されてしまうからです。
ただし、一部の消費者金融では、土日祝日でも振込融資を利用することができるケースがあります。たとえば、アコムの場合は楽天銀行、プロミスの場合は三井住友銀行、ジャパンネット銀行を利用することで、いつでも即日融資を受けることが可能です。
消費者金融の申し込み手続きの際、必ず在籍確認を行います。勤務先が土日祝日休業となる場合、在籍確認が取れないため、翌営業日の対応となることがあるのです。
アコムやプロミスなど一部の企業では、翌営業日に在籍確認を行う条件で、5万円から10万円程度の少額融資を行うことはありますが個人差があります。
どうしても土日祝日に融資を受けたい場合は、書類のみで在籍確認が可能か相談をしてみましょう。必要となる書類は消費者金融ごとで異なりますが、一般的には以下の通りとなります。
夜間しか空いている時間がない場合でも、即日融資を受けることはできるのでしょうか。結論からいいますと、大手消費者金融であれば可能だといえます。
銀行振込、ローンカードを使った借入のどちらも利用可能ですが、それぞれタイムリミットが設けられています。
また、銀行振込による融資の場合、契約完了はもちろんのこと、指定された銀行の口座がなければ利用することができません。
その点さえ注意すれば、夜間でも安心して即日融資を受けることが可能です。
振込融資、ローンカードを使った融資、それぞれのタイムリミットに関しては、『いつまでに何をすれば即日融資できる?各社の即日融資条件について』の項で述べた通りとなります。
ちなみに、営業時間が変更される可能性があるほか、銀行側でメンテナンスが行われるケースがあるものです。
事前に各消費者金融の公式WEBサイト、金融機関の公式WEBサイトを確認した上で、変更事項はないか必ず確認をしておきましょう。