アイフルで初めてお金を借りようと思った時に、金利が何%になるのか気になる方は多いと思います。
アイフルのホームページを見ると、金利は「3.0%~18.0%」と記載されています。ただ、これだと何%の金利が適用されるのか分かりません。
また、実際にお金を借りたら利息は、どれくらい支払う必要があるのか?ということも気になります。
このページでは、初めてアイフルを利用する方が気になっている、下記のような金利・利息の疑問について解説したいと思います。
「アイフルの金利は、高いの?」
「アイフルで10万円を借りたら利息はいくら?」
「アイフルの金利を引き下げる方法は?」
「金利0円サービスって本当に金利、利息はただなの?」
「アイフルで20万円を借りたら金利は何%になる?」
上記以外にも、他社のカードローンとの金利の比較やアイフルの返済方式と返済期日についても解説していますので、アイフルとの契約を検討されている方は、参考にして頂けると嬉しいです。
アイフルの金利「3.0%~18.0%」は、消費者金融系カードローンとしては、一般的な金利になります。ただし、銀行カードローンと比較すると高めの金利となります。
アイフルの金利が高いかどうかは、他のカードローンと比較すると一目瞭然です。ただし、比較するためには、いくつかポイントがあります。
そのポイントをおさえないで、見た目の金利のみで比較すると、無駄に多くの利息を支払ってしまう可能性があります。
そこで、まず最初に簡単な金利の仕組みを解説して、その後に他のカードローンとアイフルの金利を比較して、アイフルの金利が高いのか、それほどではないのか?を見ていきたいと思います。
カードローンを借りた時に適用される金利は、借入限度額によって変わってきます。
下記は、アコムのホームページに掲載されている「貸付利率」の表です。(アイフルのホームページには、貸付利率の記載がなかったのでアコムの内容を掲載しています。)
融資限度額 | 501万円~800万円 | 301万円~500万円 | 100万円~300万円 | 1万円~99万円 |
---|---|---|---|---|
適用金利 | 3.0%~4.7% |
4.7%~7.7% |
7.7%~15.0% |
7.7%~18.0% |
これを見ると、融資限度額が「501万円~800万円」の時は、金利が3.0%~4.7%、融資限度額が「1万円~99万円」の時は、適用金利が7.7%~18.5%になっています。
このように、カードローンの金利は融資限度額によって、適用される金利がかわるため、アイフルの金利も「3.0%~18.0%」のように、幅を持たせて表示されています。
ちなみに、低い方の金利(3.0%)を下限金利、高い方の金利(18.0%)を上限金利と呼びます。
カードローンの金利は、業者によって微妙に違う部分があるのですが、一般的に融資額が大きいと金利は低くなり、融資額が小さいと金利は高くなります。
先ほどのアコムの貸付利率を見ても、融資額が大きい(501万円~800万円)場合は、金利が低く(3.0%~4.7%)、融資額が小さい(1万円~99万円)と金利は高く(7.7%~18.0%)なっています。
アイフルの場合、100万円未満の融資額の場合、18.0%の金利が適用され、100万円以上になると、15%の金利が適用されるようです。
カードローンの金利は、「3.0%~18.0%」のように表記されているため、つい下限金利(3.0%)に注目してしまいがちですが、残念ながら初回の借入で下限金利が適用されることは、ほぼありません。
なぜなら、カードローンで、実際に適用される金利は借りる人の年収や勤続年数といった「信用力」や、ローンの利用実績などによって変わっていくため、利用実績がない初回の借入では、上限金利が適用される可能性が高いからです。
私もプロミス、アコムで契約した時は、限度額50万円で上限金利の17.8%(プロミス)と18.0%(アコム)の金利が適用されました。
そのため、カードローンの金利を比較する際は、下限金利ではなく上限金利で比較するようにしましょう。
アイフルの金利は、消費者金融系カードローンの中では、一般的な金利でアコム、SMBCモビットと同じ金利になります。プロミスと比較すると、上限金利が0.2%高く、下限金利は、1.5%低くなります。
カードローン | 年金利 | 限度額 |
---|---|---|
アイフル | 3.0%~18.0% |
1万円~800万円 |
アコム | 3.0%~18.0% |
1万円~800万円 |
プロミス | 4.5%~17.8% |
1万円~500万円 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% |
1万円~800万円 |
上記でもお伝えしましたが、初回借入時は基本的に上限金利が適用されるので、プロミスが一番低金利ということになります。
ここまで、大手消費者金融系カードローンとアイフルの金利を比較してきました。では、中小の消費者金融系カードローンと比較すると、どうでしょうか?
中小の消費者金融系カードローンの金利は、下記のようになっています。
中小消費者金融 | 年金利 |
---|---|
アイフル | 3.0%~18.0% |
スカイオフィス | 15.0%~20.0% |
ライフティ | 8.0%~20.0% |
ダイレクトワン | 4.9%~20.0% |
アロー | 15.0%~19.94% |
ハローハッピー | 10.0%~18.0% |
キャレント | 7.8%~18.0% |
フクホー | 7.3%~18.0% |
いつも | 7.0%~18.0% |
セントラル | 4.8%~18.0% |
フタバ | 14.959%~17.950% |
中小の消費者金融系カードローンになると、上限金利が20%のカードローンも出てきます。また、アイフルと同じ18%台のカードローンもありますが、多少下限金利が高くなっています。
しかし、初回借入時は基本的に上限金利が適用されるので、あまり気にしなくてもよいでしょう。
フタバは、上限金利が17.950%と唯一アイフルよりも上限金利が低く設定されています。ただし、下限金利をみると14.959%とかなり高いです。
カードローンの金利を比較する際は、下限金利ではなく上限金利で比較するので、この場合、アイフルよりもフタバの方が低金利のカードローンということになります。
しかし、アイフルの場合、借入限度額が200万円~300万円になると、金利を7%~10%くらいまで引き下げれる可能性があります。そうなってくると、下限金利が14.959%のフタバの方が高金利になってしまいます。
そのため、上記のように高額な借入をする可能性がある方は、ある程度下限金利も考慮して、カードローンを選んだ方がよいでしょう。
最後に、一般的に金利が低いと言われている銀行カードローンとアイフルの金利を比較したいと思います。
ここでは、金利を比較しやすいように代表的な銀行カードローンを上限金利の低い順にピックアップしました。
カードローン | 年金利 | 限度額 |
---|---|---|
アイフル | 3.0%~18.0% |
1万円~800万円 |
住信SBIネット銀行カードローン (プレミアムコース) |
1.59%~7.99% |
10~1,200万円 |
りそな銀行 りそなカードローン |
3.5%~12.475% |
10万円~800万円 |
ソニー銀行カードローン |
2.5%~13.8% |
10万円~800万円 |
イオン銀行カードローン |
3.8%~13.8% |
30~800万円 |
みずほ銀行カードローン |
年2.0%~14.0% |
最大800万円 |
三井住友銀行カードローン |
4.0%~14.5% |
10~800万円 |
楽天銀行スーパーローン |
1.9%~14.5% |
10~800万円 |
三菱UFJ銀行カードローン |
1.8%~14.6% |
10~500万円 |
東京スター銀行カードローン |
1.8%~14.6% |
10~1,000万円 |
住信SBIネット銀行カードローン (スタンダードコース) |
8.99~14.79% |
10~300万円 |
新生銀行 スマートカードローンプラス |
4.5%~14.8% |
1万円~500万円 |
セブン銀行カードローン |
14.0%~15.0% |
10万円~100万円 |
じぶん銀行じぶんローン |
2.2%~17.5% |
10~800万円 |
オリックス銀行カードローン |
1.7%~17.8% |
最高800万円 |
ジャパンネット銀行 ネットキャッシング |
2.5%~18.0% |
10~1,000万円 |
消費者金融系カードローンと比べると、金利が低いのが一目瞭然で、ほとんどの銀行カードローンが15%以下の上限金利になります。今回取り上げた銀行カードローンの上限金利の平均値を求めたところ「14.5% 」でした。
この中で、唯一ジャパンネット銀行だけが、アイフルと同じ18.0%の金利になります。ただし、ジャパンネット銀行のホームページに掲載されている適用金利を見ると、利用限度額「150万円以上200万円未満」の金利が12%になっています。
ご利用限度額 | 金利(%) |
---|---|
1,000万円 |
1.59% |
900万円以上1,000万円未満 |
3.0% |
800万円以上900万円未満 |
3.5% |
700万円以上800万円未満 |
4.0% |
600万円以上700万円未満 |
5.0% |
500万円以上600万円未満 |
5.5% |
400万円以上500万円未満 |
6.0% |
300万円以上400万円未満 |
6.5% |
250万円以上300万円未満 |
8.0% |
200万円以上250万円未満 |
10.0% |
150万円以上200万円未満 |
12.0% |
100万円以上150万円未満 |
15.0% |
100万円未満 |
18.0% |
アイフルを含めた消費者金融系カードローンは、利用限度額「150万円以上200万円未満」で、金利が12%になることはほとんどないので、150万円以上借入する方は、アイフルよりもジャパンネット銀行の方が低金利になります。
また、下限金利だけを見ると、オリックス銀行の「1.7%」が一番低金利のため選びたくなりそうですが、何度もお伝えしている通り、初回借入時にこの金利が適用されることはまずないので、上限金利の「17.8%」が適用されることになります。
上限金利の17.8%は、アイフルとほぼ同じ金利になります。上限金利がアイフルとほぼ同じであれば、銀行カードローンよりも、比較的審査に通過しやすいアイフルを選択した方が無難でしょう。
カードローンでお金を借りる際、利息を支払いますが、利息をどれだけ取って良いかというのは、「利息制限法」という法律で決められています。
利息制限法とは、借金の金利の上限を定めたもので、これを超える金利は無効となります。利息制限法の上限金利は、貸付金額によって変わりますが、最大でも年20%までの金利となります。
利息制限法による利息の上限利率は、下記のようになっています。利息制限法を超える金利で契約しても、その超える部分については、法律上に無効になります。
貸付額 | 利息制限法の 上限金利(年) |
---|---|
10万円未満 | 20% |
100万円未満 | 18% |
100万円以上 | 15% |
つまり、カードローン会社は利息制限法の範囲内で金利を設定しないといけないため、融資額10万円未満なら20%まで金利を設定できますが、100万円以上の場合は15%までしか設定できないということになります。
アイフルの金利も「利息制限法」の範囲内で金利が設定されます。アイフル、アコム、SMBCモビットの上限金利が18%で横並びになっているのも、「利息制限法」で定められているからです。
現在、アイフルの実質年率は3.0%~18.0%となっていますが、過去には、65.7%というとんでもない金利の時がありました。アイフルの上限金利の推移を見ると、以下のようになっています。
金利を引き下げた年 | 上限金利 |
---|---|
1982年(昭和57円) | 65.7% |
1983年(昭和58年) | 54.75% |
1986年(昭和61年) | 49.932% |
1987年(昭和62年) | 39.931% |
1988年(昭和63年) ~ 1994年(平成6年) |
36.427% |
1995年(平成7年) | 29.2% |
2000年(平成12年) ~ 2006年(平成18年) |
28.835% |
2007年(平成19年) | 20.0% |
現在 | 18.0% |
こちらの数値は、金融庁が公開している下記の資料を参考にしています。
現在の18.0%という金利は、それほど低い金利ではありませんが、過去の49.932%や65.7%という金利と比べると低く見えてしまいます。
ちなみに、これらの金利で30万円を1年間借入した時の利息を計算してみました。
上限金利 | 利息総額 |
---|---|
65.7% | 117,120円 |
54.75% | 96,205円 |
49.932% | 87,177円 |
39.931% | 68,766円 |
36.427% | 62,426円 |
29.2% | 49,530円 |
28.835% | 48,889円 |
20.0% | 33,480円 |
18.0% | 30,044円 |
一番金利が高い65.7%の時と現在の18.0%を比較すると、約4倍ほど利息がかかることがわかります。昔は、それだけ利息を払っていたというのに驚きですね。
上限金利は、利息制限法(上限を超えた金利が無効となる法律)と出資法(刑事罰の対象となる上限金利を定めた)の2つの法律で規制されています。
1995年までは、利息制限法の上限金利が15%~20%、出資法の上限金利が29.2%で、2つの法律で上限金利が異なっていました。この金利差は「グレーゾーン金利」と呼ばれていました。
もともとは利息制限法の方を貸金業者は守らなければならないとされていました。 しかし、実際は出資法の上限金利(29.2%)を順守するという貸金業者が多くいるのが現状でした。なぜかというと、出資法の上限金利の方が利息を多く取れ、かつ利息制限法を守らなくても罰則適応がないからです。
しかし、2010年6月18日に貸金業法と出資法が改正され、出資法の上限金利が29.2%から20%に引き下げられ、「グレーゾーン金利」が撤廃されました。
アイフルは、2007年8月1日以降に新規で契約した顧客に対して、上限金利を20.0%に引き下げました。改正貸金業法によって2010年までに貸出金利が20%以下になるため、前倒しで引き下げたようです。
すでにお伝えしましたが、ほとんどの方が初回の借入では、18.0%の金利が適用されます。ただし、最初に設定された金利がずっと適用されるというわけではありません。利用中に金利を引き下げることが可能です。
ここでは、アイフルで金利を引き下げる方法について解説したいと思います。
何度かお伝えしましたが、カードローンの金利は、利息制限法で決められています。
貸付額 | 利息制限法の 上限金利(年) |
---|---|
10万円未満 | 20% |
100万円未満 | 18% |
100万円以上 | 15% |
上記を見て頂くとわかりますが、貸付額が100万円以上の場合、上限金利が15%になっています。つまり、借入額(限度額 )が100万円以上になれば、自動的に金利を15%以下にすることが可能です。
実際、私もプロミス、アコムで借入額(限度額 )を100万円に増額をした際、金利が15%になりました。
カードローンで適用される金利は、利用限度額で決まるのであって、借入額ではないということに注意してください。
例えば、増額申請が通り、限度額が100万円になったとします。そして、実際に借入するのが10万円だったとしても、適用される金利は「年15.0%」になります。
このように、実際の借入額が少なくても、利用限度額で決定した金利が適用されるので、その点を勘違いしないようにしましょう。
増額するためには増額審査に申し込み、審査に通過しなければなりません。私の経験では、下記の条件を満たしていれば、増額の審査に通過すると思います。
消費者金融の場合、総量規制の関係上、年収の1/3を超える借入ができません。そのため、上記の3つのポイントを満たしても、限度額を上げることができないケースがあります。
しかし、アイフルである程度の利用実績(信用実績)を積んでいれば、借入限度額を増額しなくても、金利が低くなる事があります。
利用実績とは実際にカードローンで借入や返済を行った期間や回数を指します。
半年以上の利用実績、1年以上は返済遅延なしという信用実績があれば、金利交渉をして、利用限度額はそのままで金利を引き下げてもらうことも可能です。
なぜ、金利交渉をするために半年以上の利用実績が必要かというと、きちんと返済する能力があるかどうかを見極めてもらうためです。そのため、利用期間が長ければ長いほど、交渉は有利になります。
また、限度額いっぱいまで借入し、そのあと一度も遅れることなく返済をしていると、計画的にカードローンを利用しているという印象を与えることができます。
このような顧客は優良顧客として扱われるケースが多く、金利交渉をしても話がスムーズに進むことがほとんどです。
ちなみに、頻繁に借入を繰り返し、返済が追い付いていないような状況だと、計画性がないと判断されることにつながるため、金利引き下げ交渉に失敗する可能性が高くなります。
そのため、完済したタイミングや、間もなく完済するタイミングで金利引き下げ交渉を行うようにしましょう。
おまとめローンとは、複数の金融機関(銀行、クレジット会社、消費者金融会社など)から借りている借金を一本化し、借り換えるためのローンです。
目的は、高金利で借りている複数ローンをまとめて、1つの金融機関から低金利で借り換え、返済負担を減らすことにあります。
このケースでは、金利が高いA~C社から、金利が低いD社で1つのローンにまとめて借り換えることによって支払利息を減らすことができます。
アイフルには、「おまとめMAX」「かりかえMAX」というおまとめローン専用の商品があります。金利は両方とも3.0%~17.5%で全く同じです。
実は、「おまとめMAX」「かりかえMAX」の商品内容には違いがなく、全く同じ商品となっています。それでは、なぜ2つの商品があるのかというと、おまとめMAXは、『アイフルを利用中・利用されたことがある方限定』。かりかえMAXは、『アイフルを初めて利用される方限定』になっているからです。
つまり、現在、過去にアイフルを利用している方がおまとめMAX、初めて利用する人が、かりかえMAXという内容になっています。
アイフルの返済日は、「約定日制」と「サイクル制」の2つのサイクルから選ぶことができます。
ここでは、それぞれの返済サイクルの特徴や注意点、どちらの返済サイクルを選んだ方が良いかについて解説したいと思います。
「約定日制」は、自分で指定した返済日(返済期日)に、毎月返済する方法のことです。毎月の指定日がアイフルの休業日(土・日・祝日、年末年始)にあたる場合は、返済期日は翌営業日になります。
ただし、返済方法を口座振替にしている場合、返済期日は「3日」「26日」「27日」「28日」から選択することになります。
返済期日までの10日間が返済期間となります。これについては、具体例をあげて解説したいと思います。
この場合、返済期日までの10日間が返済期間となるので、毎月15日~25日までに返済すると返済日が次月に更新されます。
例えば、今回の返済日が7月25日だったとします。その際、7月15日~7月25日の期間に返済すると返済日が更新され、次回返済日が8月25日になります。下記の画像では7月20日返済をしています。
返済期日までの10日間が返済期間とお伝えしましたが、10日間よりも前に返済することも可能です。
例えば、上記の場合だと7月14日に返済することができます。その際、注意しなければいけないのが、11日以上前に返済した場合、追加入金(返済)扱いになってしまうということです。
追加入金(返済)
「繰り上げ返済」や「随時返済」とも呼ばれ、通常の支払いとは別に好きなタイミングで返済することができる方法のことです。たとえば、臨時収入があったり、ボーナスが支給された際に多めに返済することが可能です。追加入金(返済)でお金を返した場合、すべて元金に充当されるため利息節減につながります。
少しわかりづらいと思いますので、具体例をあげて説明したいと思います。
この場合、次回返済日は更新されず、返済期間内(15日~25日)に再度返済する必要があります。
例えば、今回の返済日が8月25日だったとします。その際、8月15日~8月25日の期間に返済すると返済日が更新され、次回返済日が9月25日になります。しかし、8月13日返済をした場合、上記でお伝えした「11日以上前に返済した場合」に該当するため、追加入金扱いとなり、再度、8月15日~8月25日の期間内に返済をおこなわなければなりません。
下記の画像では8月13日返済をしています。
「サイクル制」を選択した場合、前回の返済日の翌日から数えて35日目に返済する必要があります。つまり、35日ごとに返済をしていく方法になります。
初めて借入する人は、借入日の翌日から35日後が返済期日になります。
少しわかりづらいと思いますので、具体例をあげて解説したいと思います。
1回目の返済は、8月8日~9月11日までに実施する必要がある。
「サイクル制」では、借入日の翌日~35日後までの期間はいつでも返済できるので、翌日の8月8日に返済してもOKですし、35日後の9日11日返済してもOKです。
下記の画像では、9月7日に返済をしています。
次のケースは、2回目の返済日はどうなるのか?について、例をあげて解説します。
2回目の返済は、9月8日~10月12日までに実施する必要がある
「サイクル制」は、前回の返済日の翌日から数えて35日目に返済する必要があります。そのため、2回目の返済は、1回目の返済日(今回のケースでは、9月7日)の翌日の9月8日から35日後の10月12日の期間になります。
下記の画像では、10月7日に返済をしています。
このように、「サイクル制」では、返済した日によって、返済日が毎月変わるので、次回の返済日を忘れやすいというデメリットがあります。
一方で、返済日が毎月15日とか毎月末日のように決まっていないため、自分の都合に合わせて返済できるというメリットもあります。そのため、しっかりと返済スケジュール管理ができる方には、オススメの返済方式になります。
アイフルでお金を借りたいけど、どれくらい利息がかかるのか、わからないので不安という方は多いかと思います。
利息の計算方法というと、難しい計算式をイメージしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、実はとてもシンプルです。
式にすると下記になります。
実際に借りる金額(借入額)、金利、お金を借りる期間(利用日数)がわかっていれば、上記の式に当てはめて計算すれば、利息を簡単に求めることができます。
式だけを見てもわかりづらいと思いますので、具体例を挙げながら解説したいと思います。
借入額:10万円
金利(年率):18.0%
借入日数(借入期間):1ヵ月(30日)
これからアイフルを利用する方は、金利が何%になるのかわからないという方もいらっしゃると思います。
ざっくり言ってしまえば、100万円未満の借入額なら18%、100万円以上なら15%と思ってもらえばれば、間違いないです。
それを踏まえて、上記の計算式に当てはめれば、利息を求めることができるのですが、ポイントになるのが借入日数(借入期間)です。
計算式では、「〇日 ÷ 365日」と記載されています。なぜ、365で割っているのかというと、カードローンの金利は、「年率」が使われているからです。
「年率」というのは、「1年間で何%の利息がかかるか」を示したものです。今回の例では、30日の利用期間なので、利用日数に応じた日割り計算にする必要があります。
そのため、計算式の利用日数は「30日 ÷ 365日」になります。これを踏まえて計算式を作ると
計算の結果、10万円を金利18%で30日借りると、利息は「1,479円」になります。
上記では利息の計算式を説明しましたが、利息の総額や毎月の利息額は、アイフルが提供している「シミュレーションツール」を利用すると簡単に調べることができます。
アイフルの返済シミューレーションでは、「借入希望額」「返済回数」「金利」を 入力すると月々と累計の返済額・元金・ 利息・残高をシミュレーション出来ます。
「ご返済シミュレーション」に下記の条件を入力して「シミュレーション実行」すると、
借入額:10万円
返済回数:10回
金利(年率):18.0%
下記のように返済計画が表示されました。
累計の利息額を見ると、「8,293円」という結果になりました。
「ご返済シミュレーション」を利用すれば、このように利息の総額だけでなく、毎月の返済額の内訳(元金 + 利息)も簡単に調べることができますので、ぜひ借入を検討している方や返済計画を立てたい方は、利用してみてください。
ここまで、他のカードローンと金利を比較しましたが、ここでは支払う利息がどれくらい違うのかを比較したいと思います。
比較するカードローンは、同じ消費者金融系カードローンのプロミスと銀行カードローンの三菱UFJ銀行カードローンバンクイックの2サービスになります。
利息を比較する時は、金利だけでなく、毎月の返済額と返済回数も考慮して比較する必要があります。
カードローンの最低返済額とは、『必ず支払わなければならない返済金額』のことを指しています。毎月最低金額を返済していれば、遅延や・延滞になることはありません。
最低返済額は、カードローン会社ごとで異なるため、事前に確認しておくようにしましょう。
アイフルの最低返済額は、下記のようになっています。
借入直後残高 | 返済金額 | |
---|---|---|
サイクル制 | 約定日制 | |
1円~100,000円 | 5,000円 |
4,000円 |
100,001円~200,000円 | 9,000円 |
8,000円 |
200,001円~300,000円 | 13,000円 |
11,000円 |
300,001円~400,000円 | 13,000円 |
11,000円 |
400,001円~500,000円 | 15,000円 |
13,000円 |
500,001円~600,000円 | 18,000円 |
16,000円 |
600,001円~700,000円 | 21,000円 |
18,000円 |
700,001円~800,000円 | 24,000円 |
21,000円 |
800,001円~900,000円 | 27,000円 |
23,000円 |
900,001円~1,000,000円 | 30,000円 |
26,000円 |
1,000,001円~3,000,000円 は10万円毎 |
1,000円ずつ加算 |
|
3,000,001円~3,100,000円 | 51,000円 |
47,000円 |
3,100,001円~4,900,000円 は10万円毎 |
1,000円ずつ加算 |
|
4,900,001円~5,000,000円 | 70,000円 |
66,000円 |
5,000,001円~7,900,000円 は10万円毎 |
1,000円ずつ加算 |
|
7,900,001円~8,000,000円 | 100,000円 |
96,000円 |
上記を見て頂ければわかりますが、最低返済額は、借入直後残高によって金額がかわってきます。また、サイクル制と約定日制によっても金額がわかれます。
ここでは、サイクル制の最低返済額を用いて、利息の比較をしたいと思います。プロミス、バンクイックもそれぞれ月々の返済額のルールが違います。
そこで、まず最初にそれぞれの毎月の返済額を5万円、10万円、30万円、50万円、100万円の借入額ごとにまとめてみました。
借入額 | 毎月の返済額 | ||
---|---|---|---|
アイフル | プロミス | バンクイック (借入利率 年8.1%超の場合) |
|
5万円 | 5,000円 |
2,000円 |
2,000円 |
10万円 | 9,000円 |
4,000円 |
2,000円 |
30万円 | 13,000円 |
11,000円 |
6,000円 |
50万円 | 18,000円 |
13,000円 |
10,000円 |
100万円 | 30,000円 |
26,000円 |
20,000円 |
借入額が、5万円、10万円までは、プロミスとバンクイックの返済額は同じですが、30万円以降は、バンクイックの返済額が最少金額になります。月々の返済負担が少ないカードローンを選びたい方は、バンクイックがおすすめということになります。
ただし、月々の返済負担が少ないということは、返済期間が長引くことになります。毎月の返済額には、利息が必ず含まれているため、完済までに時間がかかるほど利息の負担は増えていきます。
ですから、利息をできるだけ払いたくない方は、月々の返済負担が多くなってしまいますが、返済期間が短くなるアイフルがよいでしょう。
では、毎月の返済額が違うと、どれくらい利息に差が出るのでしょうか?
ここからは、上記の返済額を元に、それぞれの借入額別の利息をまとめてみました。
アイフルは、借入額が100万円以上になると金利が18.0%から15.0%に引き下げになります。
借入額 | 金利 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 利息総額 |
---|---|---|---|---|
5万円 | 18.0% |
11回 |
5,000円 |
4,576円 |
10万円 | 18.0% |
13回 |
9,000円 |
10,218円 |
30万円 | 18.0% |
29回 |
13,000円 |
70,993円 |
50万円 | 18.0% |
37回 |
18,000円 |
151,629円 |
100万円 | 15.0% |
44回 |
30,000円 |
301,674円 |
プロミスもアイフル同様、借入額が100万円以上になると金利が18.0%から15.0%に引き下げになります。
プロミスは、アイフルよりも毎月の返済額が少なくてよい反面、支払う利息額がアイフルよりも多くなっています。10万円の借入額でも、利息の差は1万5千円になっています。
借入額 | 金利 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 利息総額 |
---|---|---|---|---|
5万円 | 17.8% |
32回 |
2,000円 |
12,923円 |
10万円 | 17.8% |
32回 |
4,000円 |
25,864円 |
30万円 | 17.8% |
36回 |
11,000円 |
87,289円 |
50万円 | 17.8% |
58回 |
13,000円 |
246,160円 |
100万円 | 15.0% |
58回 |
26,000円 |
371,743円 |
アイフルよりも金利が3.4%も低いバンクイックですが、月々の返済額が少ないため、利息額は、アイフルよりも増えていることがわかります。
しかも、ビックリすることに100万円の借入額の場合、利息を50万円も支払わなければいけないのです。アイフルとの差は、「178,417円」にもなります。
これを見てもわかる通り、毎月の返済額が少ないと、利息が増えるということがご理解頂けたのではないでしょうか。
借入額 | 金利 | 返済回数 | 毎月の返済額 | 利息総額 |
---|---|---|---|---|
5万円 | 14.6% |
30回 |
2,000円 |
9,955円 |
10万円 | 14.6% |
30回 |
2,000円 |
19,929円 |
30万円 | 14.6% |
51回 |
6,000円 |
103,023円 |
50万円 | 14.6% |
78回 |
10,000円 |
275,050円 |
100万円 | 14.6% |
78回 |
20,000円 |
550,160円 |
借入額 | アイフル | プロミス | バンクイック |
---|---|---|---|
5万円 | 4,576円 |
12,923円 |
9,955円 |
10万円 | 10,218円 |
25,864円 |
19,929円 |
30万円 | 70,993円 |
87,289円 |
103,023円 |
50万円 | 151,629円 |
246,160円 |
275,050円 |
100万円 | 301,674円 |
371,743円 |
550,160円 |