三井住友銀行は都市銀行の最大手であり、国内最大級の金融グループ「三井住友フィナンシャルグループ」の中核企業。ちなみに、消費者金融のプロミスも、同グループの一員です。
三井住友銀行カードローンは銀行のカードローンですから審査は厳しい部類になりますが、お申込時には口座を開設していない方でも申し込めます。また、普通預金口座を返済口座にすると自動融資も利用できるので、公共料金などの引落口座にしておくと、残高不足を回避できて便利です。
金利(実質年率 最低~最高) | 借入限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
年1.5%~14.5% | 10万円~800万円 | - |
担保・保証人 | 来店 | パート・アルバイト |
不要 | 不要 | 借入れ可能 ※原則安定したご収入のある方 |
- | 返済方式 | 土・日借入れ可能 |
- | 残高スライド元利定額方式 | ○ 審査通過後、土日祝でもローン契約機でカードを受取れば融資可能 |
三井住友銀行カードローンのチェックポイント
・セブン銀行をはじめ、ほとんどの提携コンビニATMで手数料無料で利用可能
カードローンの金利は、業者によって微妙に違う部分があるのですが、一口に言ってしまえば、融資額が大きいと金利は低くなり、融資額が小さいと金利は大きくなります。
三井住友銀行カードローンは実質年率「年1.5%~14.5%」となっておりますが、実際に適用される金利は借入額によって以下のように設定されています。
ご利用限度額 | 実質金利 |
---|---|
100万円以下 | 年12.0%~14.5% |
100万円超 ~ 200万円以下 | 年10.0%~12.0% |
200万円超 ~ 300万円以下 | 年8.0%~10.0% |
300万円超 ~ 400万円以下 | 年7.0%~8.0% |
400万円超 ~ 500万円以下 | 年6.0%~7.0% |
500万円超 ~ 600万円以下 | 年5.0%~6.0% |
600万円超 ~ 700万円以下 | 年4.5%~5.0% |
700万円超 ~ 800万円以下 | 年1.5%~14.5% |
この場合、融資額が100万円なら年12.0%~14.5%の金利が適用され、300万円の場合は年8.0%~10.0%の金利が適用されるということになります。
三井住友銀行カードローンの金利がどれくらい低いのかイメージしやすいように、下記に50万円、100万円、200万円、300万円、400万円をそれぞれ借入した場合の金利を表にしてみました。
■ 三井住友銀行カードローンと他社カードローンの金利を比較
カードローン会社 | 50万円借りた場合の金利 | 100万円借りた場合の金利 | 200万円借りた場合の金利 | 300万円借りた場合の金利 | 400万円借りた場合の金利 |
---|---|---|---|---|---|
年12.0%~14.5% |
年12.0%~14.5% |
年10.0%~12.0% |
年8.0%~10.0% |
年7.0%~8.0% |
|
オリックス銀行 |
12.0%~17.8% |
6.0%~14.8% |
5.0%~12.8% |
5.0%~12.8% |
4.5%~8.8% |
住信SBIネット銀行 |
10.0% |
10.0% | 9.0% |
6.0% |
6.0% |
りそな銀行 |
12.475% |
11.5% |
9.0% |
7.0% |
5.5% |
レイク |
15.0%~18.0% | 12.0%~15.0% |
12.0%~15.0% |
9.0%~15.0% | 7.0% |
この表を見ると、三井住友銀行カードローンは、銀行カードローンの中ではとりたてて低金利というわけではなく、ちょうど平均的な金利ということが言えるでしょう。銀行カードローンの中で低金利を求めるのであれば、住信SBIネット銀行、オリックス銀行の方がベストな選択肢になります。
ただし、三井住友銀行カードローンにはこの2銀行にはない、メリットもありますので、この金利差であれば三井住友銀行カードローンも選択肢の一つに入れておいても良いかもしれません。
今日中に1~5万円の少額を借りたい方は、「今日中に1・3・5万円をカードローンで借りたい!少額のお金を今すぐ借りる方法」で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてみてください。
三井住友銀行カードローンは、提携コンビニATMを利用して借入・返済が可能です。つまり三井住友銀行から発行されたカードを使い、提携コンビニATMから現金が引き出せます。
このときに注意したいのが、提携しているATMでなければカードローンを利用できないということです。例えば、セブンイレブンのATMで現金を引き出したい場合、三井住友銀行カードローンがセブン銀行ATMと提携していなければ、NGということになります。
ちなみに、三井住友銀行カードローンは、セブン銀行をはじめ、ローソンATM、E-netと提携しているので、ほぼすべての提携コンビニATMでカードローンを利用することができます。
また、通常なら提携コンビニATMを使ってカードローンを利用する場合、利用額が1万円以下なら108円、1万円を超える場合で216円といったATM手数料が発生するのですが、三井住友銀行カードローンの場合、ATM手数料が発生しません。
また、銀行の預金残高(自分の口座)から現金を引き出す場合などは、夜間に引き出すと時間外利用手数料として210円のATM手数料が発生するのですが、三井住友銀行カードローンは時間外利用手数料も無料なので、時間を気にせず提携コンビニATMから現金が引き出すことができます。
「私の場合は、住宅ローンを三井住友銀行で利用していたので、年利の1%引き下げが適用されています。とくにお金に困っているわけではなかったが、万一に備えて準備することにしました。支出がかさんだ月は、公共料金の支払がきつい時もありますが、普通預金口座を返済口座にしているので安心です。
一度、ローンカードを紛失したときは焦りましたが、三井住友銀行のサポートセンターは、電話がつながりやすくて、すぐ対応してもらえました。でもローンカードの再発行には手数料がかかりますので、カード紛失は損ですね。」
「20代のころから利用しています。カードローンをつくった動機は、万一の資金不足に対応するためで、普段はほとんど使いません。ですから必要なときに引き出しても、早めに返済して、極力利用残高ゼロを心がけました。そうしたことが評価されたのか、現在は50万円に増枠されました。カードローンは、延滞などを繰り返していると枠を減額されることもあると聞きましたので、返済で延滞だけはしないように注意していたのですが、逆に増額となりましたので、これからも上手に使っていきたいと思います。」
「私は、10年ほど三井住友銀行のカードローンを使っていたのですが、先日、残債を一括返済して完済できたので解約しました。理由は、カードローンがあると、どうしてもそれに頼ったお金の使い方をしてしまうからということと、近々、住宅ローンを検討しているからです。住宅ローンの審査では、たとえ使っていないカードローンでも解約していないと、枠分の借り入れがあると見られると聞きました。解約方法は簡単で、書類のやりとりだけで済みます。
銀行のカードローンですから、金利も高くないので、あればたしかに便利ですが、目的ローンを組むとき、カードローンなどのフリーローンは審査の足かせになるようですね。」
銀行のカードローンとしては標準的な内容ですが、三井住友銀行をメインバンクにしているのなら、自動融資にも対応しているので便利に使えます。