近年、カードローンを利用する女性が増えているようです。その背景には、女性専用のレディースローンの登場が関係しているといわれています。そもそも、女性専用のレディースローンとは、どのようなサービスなのでしょうか。
そこで今回は、レディースローンの概要について取り上げながら、レディースローンの特徴、メリット・デメリット、専業主婦でも利用できるのかなど、詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
カードローンを利用する女性は、年々増えているといわれています。ある機関が実施した調査結果によると、2017年現在の利用者は『男性7割、女性3割』とのことでした。
2010年に貸金業法が施行される前は、多重債務などで消費者金融のイメージが悪かったこともあり、女性の利用者は全体の2割程度と少なかったのです。しかし、現在は貸金業者のイメージが変わり、女性も利用しやすい環境が整ってきたといえます。
また、女性専用カードローンサービスが増えていることも、利用者増加のきっかけとなっていそうです。そもそも、一般的なカードローンと女性向けの商品は、どのような違いがあるのでしょうか。
女性専用のカードローンサービスは、『レディースローン』と呼ばれることもあり、サービスを扱っているカードローン会社は限られています。
サービスの詳細は、カードローン会社ごとで異なるものの、基本的には通常のカードローンサービスと変わりはありません。
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ただ単純に、サービスの名称が違うだけです。そうなると、『通常のカードローンサービスと、女性専用サービスに分ける必要はないのでは?』と疑問に思ってしまうかもしれません。
しかし、先程も触れたとおり、カードローンサービスは女性にとって敷居の高いサービスでした。カードローン会社としては、敷居を低くして女性の顧客を増やしたかったのです。
そのため、通常のカードローンサービスと、サービスの内容はほぼ変わらないことが大半なものの、若干の差別化はきちんと図っています。
代表的な内容としては、『女性のみ利用可能』、『女性スタッフが対応』、『専用の問合せ窓口が設けられている』ことなどが挙げられます。
その他、女性専用カードローンサービスのホームページや、申込みページが設けられていたり、借入可能な上限金額を低めに設定しているカードローン会社も存在するものです。
ちなみに、通常のカードローンサービスの内容と、女性専用カードローンサービスを完全に分けているカードローン会社も存在します。ただし、このような形でサービスを提供しているカードローン会社はごく一部です。
先述したとおり、レディースローンは目立った特徴はありません。たとえば、アイフルの「SuLaLi」のように、通常のカードローンサービスと完全に内容が分かれていることもありますが、それは大変珍しいケースです。
とはいえ、この項では代表的なレディースローンの特徴を3つピックアップしていくことにしましょう。これからカードローンを利用したい女性の方は、ぜひ参考にしてください。
具体的にいうと、対応するスタッフが全て女性であったり、初めて利用する女性でも安心して申込みができるよう、WEBサイトに掲載されている案内の内容が分かりやすかったりなど、利用しやすい環境が整っています。
また、レディースローンを利用する女性の中には、多くの主婦が含まれているものです。『旦那に借金がバレないようにしたい!』といった要望が目立つため、プライバシーの配慮が徹底されていることも、レディースローンの特徴だといえます。
もちろん通常のカードローンサービスも、プライバシーの配慮や個人情報の保護は徹底されています。しかしレディースローンの場合は、『家族にカードローンの利用がバレないように、最大限の配慮がなされている』といった点に違いがあるのです。
たとえば、アルバイトやパートで働いており、収入がそれほど多くはなくても、継続的に安定した収入がある場合は利用することが可能となっています。
ただし、銀行系カードローンの場合は、本人に収入が無くとも配偶者に安定した収入があれば利用が可能です。
審査が厳しいカードローン会社の場合だと、アルバイトやパートは利用が難しいケースもあるのですが、その点レディースローンは審査に甘いといえます。
カードローン会社が定めている基準や条件をクリアしなければなりませんが、それでも審査内容は極端に厳しくはないといわれています。
一般的なカードローンの場合、職業や雇用形態、収入によって審査時の評価は異なっており、アルバイトやパート勤務だと評価はやや低くなってしまうものです。しかし、このあたりの事情は、カードローン会社も最初から把握しています。
だからこそ、レディースローンの場合は審査の際に柔軟な対応が行われるケースが多く、比較的審査に通過しやすい環境となっているのです。
すべてのレディースローンに当てはまるお話ではありませんが、基本的には利用限度額が低い傾向にあります。利用限度額が低い主な理由は、以下の3つです。
レディースローンの利用を検討する女性の多くは、パート勤務や派遣社員などであることから、年収がそれほど高くはありません。
消費者金融系や信販系のカードローンの場合、総量規制により年収の1/3までの借入額となるため、利用限度額は低くなってしまうのです。
また銀行系カードローンの場合、総量規制は該当しないことから、年収による借入額の制限はないものの、年収に対する返済率で限度額がほぼ決まってくるため、やはり利用限度額は低くなることが多いといえます。
利用限度額が高くなると、より厳しく返済能力について審査が行われることになります。審査が厳しくなると、年収がそれほど高くはない女性は属性の面で不利になりやすく、借入が困難となるものです。
そのため、年収が高くなくても融資可能な限度額を設定し、更に貸し倒れのリスクを軽減した上で、柔軟に審査を行っているカードローン会社が多い傾向にあります。
消費者金融系や信販系の場合は50万円まで、銀行系は200万円から300万円程度までは、本人確認書類のみで審査が行われます。つまり、身分証明書と申込書さえあれば審査を受けることができるのです。
一方、限度額が上記の金額よりも高くなると、収入証明書などの必要書類を揃える手間が掛ってしまいます。
ようするに、予め限度額が低く設定し、申込みの手間を軽減しておくことで、カードローンを利用する女性を増やそうとする狙いがあるのです。
この項では、大手のレディースローンサービスを比較していくことにします。
今回取り上げるのは、『プロミスレディース』、『レディースレイク』、『レディースフタバ』、『みずほMyWing』、『アイフルSuLaLi』の5社です。
それぞれの金利、限度額、審査時間、サービス内容をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
利用限度額 | 金利 | 審査時間 |
---|---|---|
500万円まで |
年4.5%~17.8% |
最短30分 |
利用限度額 | 金利 | 審査時間 |
---|---|---|
500万円まで |
年4.5%~18.0% |
最短50分 |
利用限度額 | 金利 | 審査時間 |
---|---|---|
50万円まで |
年14.959%~17.950% |
最短即日 |
利用限度額 | 金利 | 審査時間 |
---|---|---|
200万円まで ※配偶者に安定した収入があれば、本人に収入が無くても30万円まで融資可能 |
年9.0%~14.0% |
ネット:最短即日 店舗:原則翌営業日 |
みずほ銀行の普通預金キャッシュカードを利用したローンサービス
マイホームの購入、住宅ローンの借り換えなどで利用出来るサービス
月々の収入、支出をスマホアプリで管理できるサービス
家計、貯蓄、資産運用など、お金に関連する相談を電話にて行うことができるサービス
わたし応援ローン、わたし応援住宅ローンの返済シュミレーションサービス
お得な情報を専用のWEBサイトやメルマガでお知らせしてくれるサービス
わたし応援ローン利用時は抽選でプレゼントが当たる
わたし応援住宅ローン利用時は、利用金額や借入期間によってプレゼントが進呈される
役立つセミナーやイベントを案内して貰うことができるサービス
利用限度額 | 金利 | 審査時間 |
---|---|---|
10万円 |
18.00% |
最短即日 |
この項では、レディースローンのメリット、デメリットについて詳しく解説していくことにします。以下にまとめましたので、参考にしてください。
前項でご紹介した、カードローン会社のサービスの特徴を見ると分かりやすいのですが、対応スタッフはすべて女性となっています。
そのため、男性スタッフには相談しづらい家庭の事情も、話しやすいといったメリットがあります。
また、レディースローンの口コミを見ると、不明点や聞きづらいことは女性スタッフの方が質問しやすかったといった声が多く寄せられていました。
つまり、女性スタッフ限定で対応しているレディースローンが多いのは、利用者の声を反映した結果であるといえそうです。
その他としては、在籍確認の電話も女性が行うため、職場の方からも怪しまれづらいといったメリットもあります。
男性スタッフが対応しても問題ないという方は、特に気にする必要はありませんが、女性同士の方が安心感は得られやすいものです。
通常のカードローンであっても、周囲にバレないように配慮されているものですが、レディースローンの場合は事情が少々異なります。
特にレディースローンを利用する専業主婦の方は、絶対にご主人にバレたくないという事情があるものです。
その点、レディースローンの場合、絶対にバレないように、きめ細かなところまで配慮されています。
たとえば、郵便物を送付する際に必ず本人限定郵便で郵送してもらえたり、延滞などの問題を起こさない限りは、メールやSMSを使って連絡をしてもらえたりなど、各社によって対応は異なるものです。
そのため、レディースローンを夫に内緒で利用したい女性や、初めてカードローンサービスを利用する女性であっても、家族にバレることなく安心して利用することができます。
プロミスやレイクのレディースローンは、最大借入額が高額な設定となっています。しかし、誰でも100万円近くのお金を借りることができるのかというと、そういうわけではありません。
属性や信用情報をチェックした上で、最大借入額は決まります。一般的な傾向としては、借入上限額が50万円程度に留まるケースがほとんどです。
50万円程度であれば、絶対に返済することができない金額ではありませんので、多重債務になりづらいといえます。
レディースローンを扱っているカードローンは、それほど多くはありません。年々増加してはいるものの、一般的なカードローン商品を比較すると、まだレディースローンの数は劣ります。
大手のカードローン会社であれば、大抵レディースローンを扱っていますが、SMBCモビット、ノーローンなどの有名どころではまだ扱っていません。
レディースローンを利用している女性の多くは、それほど年収が高くありません。そのため、50万円以上の高額融資を希望する場合は、消費者金融系ではなく銀行系のカードローンを利用する必要があります。
また、銀行系のカードローンに申込みをしたからといって、必ず借入ができるわけではないものです。年収が低かったり、他社から借入がある場合は、高額借入どころか審査に通過しないといったことがあります。
レディースローンの場合、表向きは女性専用サービスのように見えますが、サービス内容や利用条件、借入・返済方法を細かくチェックすると、通常のカードローンサービスとあまり変わりはないことが分かります。
レディースローンを扱っているプロミスでは、レディースローンも通常のカードローンも上限は500万円です。ようするに、レディースローンだからといって、必ずしもサービス内容が異なるわけではないということです。
つまり、レディースローンを利用したとしても、極端に金利が低くなるなど目立ったメリットはありません。
違いがあるとすれば、先程もご紹介したアイフルのSuLaLiや、レディースローンのフタバのように、借入上限が10万円や50万円までとなっているくらいだといえます。
ちなみに、カードローン会社によっては、レディースローンの金利がやや低いケースもあるものです。
ただし収入が不安定だったり、収入が安定していても年収が低かったりすると、低金利は困難となり少々高めの金利が適用されます。
基本的に、レディースローンの審査はカードローン会社ごとで異なります。厳しいといわれているカードローン会社もありますし、それほど厳しくはないといわれているカードローン会社も存在するのです。
つまり、通常のカードローンの審査内容と、ほぼ変わりはないと考えていて問題ありません。ただし、あきらかに違う点が1つあります。それは、最初からパートやアルバイト、主婦でも借入可能であることを謳っている点です。
カードローン会社によっては、利用条件の項目で詳しく述べていないものの、パートやアルバイトなどで収入を得ている人に対し、融資を行っていないケースがあります。
その点、レディースローンは柔軟に対応しており、それほど職業や年収の金額を気にする必要はないため、気軽に利用することが可能です。
なお、レディースローンを利用している女性の多くは、10万円から30万円が借入上限金額となっています。属性や信用情報に問題は無く、借入限度額が低いと比較的審査のスピードは早くなるものです。
審査スピードが早いからといって、適当に審査が行われているわけではありません。借入上限金額が低めだと、貸し倒れのリスクが高くないことが関係しています。借入条件を満たしており、個人信用情報に傷がない場合は、即日融資も可能なのです。
ちなみに、普段からクレジットカードを定期的に利用している方は、個人信用情報に利用実績が記録されています。
延滞が1度もなく、コンスタントに利用している場合は、良好な借入状況にあるとして短時間で審査に通過するケースが多いようです。
これはクレジットカードだけに限らず、銀行口座の場合もあてはまります。普段から頻繁に使っている預金口座がある場合、その銀行のカードローンサービスに申込みをすると、口座の利用実績が審査の際に良い影響を与えることがあるのです。
以上のことから、女性向けカードローンの審査は、通常のカードローン審査と同じと考えておきましょう。
結論からいいますと、専業主婦でも申込みは可能です。ただし、消費者金融系や信販系のレディースローンは利用することができません。あくまでも、銀行系のレディースカードローンのみ利用可能です。
理由は、貸金業法の総量規制にあります。年収の1/3を超える借入はできないルールですが、総量規制は消費者金融系や信販系のカードローンのみ適用される法律です。
全く収入がない専業主婦は年収が0円ですので、当然のことながら年収の1/3は0円となります。そのため、借入をすることができないのです。
一方、銀行系のカードローンの場合、貸金業法ではなく銀行法が適用されます。年収による制限はないことから、専業主婦であっても配偶者に安定した収入がある場合は、条件付きで借入ができるのです。
条件付きとは、借入上限が10万円であったり30万円であったりと、融資金額に制限が設けられることを指しています。
審査方法は銀行ごとで異なりますが、場合によっては配偶者の職場へ在籍確認が行われるため、申込み前に必ず確認しておくようにしましょう。
もしくは、配偶者の同意が必要となるケースもあるものです。この辺りの利用条件については、必ず公式WEBサイト上にあるレディースローンの案内ページで説明されているものです。
もしも分かりづらいときは、女性のオペレーターが対応してくれる専用窓口へ電話を架けて確認してください。
先述したとおり、レディースローンと一般的なカードローンの違いはほぼありません。とはいえ、より細かな箇所をみていくと、若干の違いが設けられていることが分かります。
この項では、レディースローンと一般的なカードローンの違いを3つ取り上げながら、詳しく解説していくことにしましょう。以下にまとめましたので、参考にしてください。
レディースローンの専用WEBサイトでは、とにかく安心感を全面にアピールしているケースが目立ちます。なぜ安心感をウリにしているのかというと、カードローンを利用することに抵抗を感じている女性が多いからです。
冒頭でもお伝えした通り、近年は女性の利用者が増加傾向にあるものの、それでもまだ男性の利用者の方が多いといわれています。
そのため、一般的なカードローン商品とサービス内容はほぼ同じであるものの、『安心感』という面で差別化を図っているのです。
ここでいう金利の違いとは、契約時に設定された金利が違うという話ではありません。契約時の金利に関しては、レディースローンも一般的なカードローンもほぼ同じとなります。
では、どのような点で金利に違いが表れるのかというと、レディースローンは借入限度額が最大でも50万円程度となるため、どうしても金利が固定となってしまうということです。
一般的なカードローンも、通常は50万円程度までならば同じ金利となりますが、利用状況によって借入限度は上がります。そのときに、今までよりも金利が低く設定されることがあるのです。
一部のレディースローンでは、利用条件の中で100万円以上の借入を可能としている場合でも、実際にはそこまで高額な融資を行っていません。
なぜなら、高額な年収を得ている女性は少ないため、年収に伴って借入限度額も低く設定される傾向にあるからです。
つまるところ、年収がアップしない限り、借入上限金額は上がりづらくなるため、長い目で見ると一般的なカードローンよりも、金利が高くなってしまう傾向にあるということです。
【参考】知らないでは済まない!カードローンの金利・利率の計算方法
レディースローン、一般的なローン共に、カードローン会社の利用条件に沿って増額をすることが可能です。コンスタントに利用することや、できるだけ借入上限金額一杯まで借入をすること、一度も返済に遅れないことなど増額の条件は様々です。
ただし増額に関しては、カードローン会社が融資可能としている金額が上限となります。また、上限金額には個人差があり、属性や利用状況によって増額の幅が決まってくるため、必ずしも大幅な増額が可能となるわけではありません。
更にいうと、レディースローンを利用している女性は、それほど年収は高くないことから、増額が可能な条件が揃ったとしても、増額ができないケースが多いのです。
なぜなら、増額することで総量規制に抵触したり、年収に対する返済利率が高くなってしまうことが関係しています。
一般的なカードローンを利用している人の中にも、それほど年収が高くない方は含まれていますが、レディースローンの利用者ほどではありません。
以上のことから、必ずしも増額は不可能ではないものの、レディースローンの方が増額しづらい傾向にあるといえるのです。
それでは最後に、レディースローンの注意点とポイントについて解説していくことにします。それぞれ分けて解説しますので、参考にしてください。
先述したとおり、一般的なカードローンとの違いはほぼありません。つまり、レディースローンだからといって、特別注意が必要となることはないのです。
ただし『安定した収入が必要かどうか』という点と、『専業主婦でも利用できる場合、どのような審査を行うのか』という点は必ず確認しましょう。
安定した収入が必要であれば、消費者金融系や信販系のレディースローンは利用することができません。必ず銀行系カードローンを利用することになります。
また、専業主婦でも借入できるレディースローンを利用するのであれば、配偶者の同意や在籍確認の有無について事前に確認しておくようにしましょう。
これからレディースローンを利用するのであれば、『金利』、『最低返済額』、『借入・返済方法』、『書面や電話による連絡の有無』は必ずチェックしておきたいものです。
金利は低ければ低いほど、利息の負担を軽減することができます。たとえばみずほ銀行は年14%となっていますが、アイフルのSuLaLiは18%です。
それぞれのカードローンで10万円借入をして最低返済額で返済をすると以下のような結果となります。
カードローン会社 | みずほ銀行 | アイフルSuLaLi 35日サイクル/約定日制 |
---|---|---|
返済回数 | 12回 |
25回/32回 |
利息合計金額 | 8,274円 |
23,709円/26,260円 |
総返済額 | 108,274円 |
123,709円/126,260円 |
アイフルの場合、返済方法が2パターンあるためそれぞれの結果を記載しました。ご覧のとおり、金利が4%異なるだけで15,435円から17,986円違うことが分かります。
アイフルの最低支払額は35日サイクルが5,000円、約定日制が4,000円ですので、もう少々支払い金額を増やせば利息の負担を軽減することが可能です。
とはいえ、金利が低いみずほ銀行を利用した方が、断然お得であるといえます。
それから、最低返済額に関してですが、つい先程も少々触れたとおりカードローン会社ごとで金額は異なるものです。
そのため、公式WEBサイト上で提供されている、無料のシミュレーションツールを活用して、必ず最低返済額をチェックしてください。
最低返済額が低いと、毎月の支払いで家計に与える負担を軽減することができます。ただし、返済期間が長くなってしまうため、無駄に利息を支払い過ぎないように調整をしましょう。
借入・返済方法に関しては、一般的なカードローンとそれほど変わりはありません。提携金融機関のATMが利用できる他、振込融資や自動振替による返済など複数設けられているものです。
ただし、レディースフタバのように、振込融資にしか対応していないケースがあるなど、カードローン会社ごとで対応は分かれます。そのため、申込み前に必ず確認することをお勧めします。
最後に、書面や電話による連絡の有無に関してですが、在籍確認や本人確認、契約書の郵送、カードローン専用カードの郵送は、カードローン会社ごとで対応が異なるものです。
たとえばアイフルのSuLaLiの場合、契約はネット上で行うことが可能なもの、カードローンのカードの受け取りは書留郵便による郵送となっています。審査時の電話連絡に関しては詳しい案内がなかったものの、原則SMSでの連絡です。
一方、プロミスのレディースローンの場合は、WEB完結を選択することで、カードローンのカードや郵便物を無しにすることが可能となっています。
また審査時の電話連絡ですが、職場への在籍確認の電話はあるものの、返済の遅れ以外の電話連絡は控えてもらうことが可能です。
上記でご紹介した内容は、各レディースローンのWEBサイト上で案内があるものです。良く分からない場合は、直接問い合わせをすることで教えてもらうことができます。
今回は、レディースローンについて詳しく取り上げました。一般的なカードローンと比較すると、大きな差はないことが分かりましたが、初めてカードローンを利用する女性は、レディースローンの方が利用しやすいかもしれません。
元々高額な融資を行わない傾向にあるため、多重債務となるケースは比較的少ないものですが、計画的な利用を心掛けるようにし、レディースローンを有効活用したいものです。
金利 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 800万円 |
審査時間 | 最短30分 |
融資時間 | 最短即日も可能 |
金利 | 4.5%~17.8% |
---|---|
限度額 | 500万円 |
審査時間 | 最短30分 |
融資時間 | 最短1時間 |
金利 | 3.0%~18.0% |
---|---|
限度額 | 800万円 |
審査時間 | 最短30分 |
融資時間 | 最短1時間 |