無担保ローンとは?金利や限度額・審査について徹底調査!

カードローンの広告や金融機関などで『無担保ローン』といった文字を見掛けることがあります。そもそも『無担保ローン』とはどのような商品なのでしょうか。

今回は、無担保ローンの金利、限度額・審査に関する情報を解説するとともに、審査から融資までのスピードや、審査の難易度について詳しくご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

無担保ローンってなに?

無担保ローンとは、担保を用意せずにお金を借りることができるローンのことを指します。『ローンを組む』というと、土地・家などを担保としてお金を借りるイメージがありますが、無担保ローンの場合、そのような担保は一切不要です。

無担保ローンは大きく分けると3種類あります。消費者金融系、信販系、銀行系です。金融機関ごとでサービス内容は若干異なりますが、個人の信用を基にお金を貸しているという点は共通しています。

厳密にいうと、銀行系のローンを利用する場合は、必ず保証会社を付けることになるため、担保を用意する必要はないものの、保証会社が保証人のような役割を果たしているのが現状です。

無担保ローンの仕組みや概要は、後ほど詳しく触れていきますが、この項では単純に『お金を借りるときに、担保を用意する必要がないローン商品』と覚えておけば間違いありません。

担保ローンと無担保ローン5つの違い

この項では、担保ローンと無担保ローンの違いをみていくことにします。代表的な違いは5つあります。詳しくまとめましたので、参考にしてください。

金利の違い

まず、担保ローンと無担保ローンは金利が異なります。一言で担保ローンといってもいくつか種類はありますが、この項では住宅ローンを例に挙げながら、無担保ローンであるカードローンと金利がどのくらい異なるのか解説していきます。

金融機関名 住宅ローン金利(変動) カードローン 金利
住信SBIネット銀行 年0.497% アコム 年3.0%~18.0%
イオン銀行 年0.57% プロミス 年4.5%~17.8%
三井住友銀行 年0.625%~0.775% アイフル 年4.5%~18.0%
みずほ銀行 年0.6%~1.075% 三菱UFJ銀行 年1.8%~14.6%
じぶん銀行 年0.497% 新生銀行レイク 年4.5%~18.0%
ソニー銀行 年0.549% オリックス銀行 年1.7%~17.8%

上記の表でピックアップした金融機関、カードローン会社はほんの一部です。担保ローンである住宅ローンの金利は、ほぼ1%以下であることが分かります。

一方、カードローンの場合、オリックス銀行の下限金利が1.7%だったものの、上限金利は10%を軽く超えている状況です。言うまでもなく、担保ローンの方が金利が低いといえます。

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上限借入額の違い

今度は、上限借入額の違いをみていくことにします。先ほどと同じ要領で、それぞれの金融機関とカードローン会社の上限借入金額をまとめました。まずは以下の図をご覧ください。

金融機関名 住宅ローン上限額 カードローン 借入上限金額
住信SBIネット銀行 500万円~1億円以下 アコム 1万円~800万円
イオン銀行 200万円~1億円以内 プロミス 500万円まで
三井住友銀行 100万円~1億円以内 アイフル 500万円以内
みずほ銀行 50万円~1億円以内 三菱UFJ銀行 10万円~500万円
じぶん銀行 500万円~1億円以下 新生銀行レイク 1万円~500万円
ソニー銀行 500万円~1億円以下 オリックス銀行 最高800万円

今回は住宅ローンで比較したため、上限金額が1億円となってしまいました。カードローンと比較すると、大きな違いがあることが分かります。

これがマイカーローンや教育ローンになってくると、また話は異なってくるため、上記の表だけを鵜呑みにしてはいけません。

たとえば、マイカーローンの上限金額ですが、住信SBIネット銀行では10万円から1,000万円となっています。更にいうと、イオン銀行の自動車ローンの場合は、30万円から700万円、三井住友銀行ですと10万円以上300万円以内でした。

上限金額にばらつきはあるものの、こうして見てみると、カードローンとほぼ変わりはありません。つまり上限借入金額に関しては、担保の有無は関係がないといえそうです。

借入用途の違い

借入用途の違いですが、これは担保ありと無担保では一部異なります。まず担保ありの場合、借入用途は限定されているものです。

住宅ローンであれば、借入用途は住宅の購入やリフォームなどに限られていますし、マイカーローンは自動車の購入や自動車の修理などが対象となっています。

一方、無担保ローンでは、借入用途は限定されていません。カードローン会社によっては、事業使途や投機性のあるものに対して、借り入れたお金を使うことを禁止していますが、なんらかの制限をしていることはほぼないのです。

ただし無担保ローンの中でも、フリーローンは利用使途が限定されていることがあります。カードローンのように、自由にお金を借り入れることはできませんし、どんなことにお金を使うのか、領収書や見積書などを提出しなければなりません。

つまり担保ローンは必ず借入使途を明確にしなければならず、無担保ローンは金融商品によって話が異なるということになりそうです。

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審査スピードの違い

審査スピードの違いですが、無担保ローンの場合は、担保を確認するための書類が要りませんし、質件の設定などの面倒臭い手間は掛りません。そのため、それほど時間が掛らないのが現状です。

また、カードローンは個人の信用を基に融資を行っていることもあり、どんなに審査に時間が掛ったとしてもせいぜい1週間程度です。近年は、即日融資が当たり前になってきましたので、審査スピードはまだ早くなる可能性があります。

一方、担保ローンの場合ですが、一通りの書類を揃えて担保を調査してから融資するといった流れとなるため、どうしても審査に時間が掛るのです。そのため、審査のスピードは、断然無担保ローンの方が早いといえます。

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費用の違い

担保があるローンは、諸費用が掛ります。たとえば住宅ローンの場合だと、不動産調査費用、登記費用、事務手数料など様々です。

無担保ローンの場合、このような手数料は不要ですので、申込み時に金銭的な面で何らかの諸費用を支払うことはありません。

無担保ローンの仕組みを公開!

そもそも無担保ローンの仕組みとはどのようなものなのでしょうか。あまり詳しく解説されていることがないため、よく分からない人は多いといえます。

無担保ローンの仕組みについて解説する前に、まずは担保ローンについて簡単に触れておくことにしましょう。担保ローンの代表的な商品としては、住宅ローン、マイカーローンなどがあります。

返済が困難となった場合、住宅ローンは担保としていたマイホームを差し出しますし、マイカーローンは自分の自家用車を差し出します。

このマイホームとマイカーは、残債分と同等程度の価値があるため、それ以上返済をしなくても良いケースが多いのです。

では、無担保ローンに置き換えて解説していくことにします。まず、無担保ローンの場合は、有担保ローンのように担保を差し出しません。ということは、返済が出来なくなった際、貸金業者の元にお金が返ってこないことになります。

返済が滞ってしまうと、当然、貸金業者は困ってしまうものです。そのため無担保ローンの場合は、申込み時に『個人の信用情報』、『属性』を詳しく調べた上で『この人ならお金を貸しても返済して貰えそうだ』という信用を担保に融資を行っています。

信用を担保にするとはいっても、そもそも安定した収入がなければ借入はできませんし、返済能力に欠けると判断された場合は、審査の段階で落とされてしまうものです。

なお、個人の信用情報は、日本国内にある3つの情報機関で大切に保管されています。『JICC』、『CIC』、『全国銀行個人信用情報センター』の3箇所です。カードローン会社は、必ずこのいずれかの信用情報機関に加盟しています。

そのため、過去の利用実績をはじめ、勤務先、年収、雇用形態、家族構成、居住環境、返済の経歴などを、審査の際にすべてチェックしているのです。

当然、申込み時の情報と実際の個人情報に相違はないかも確認します。その上で信用できるとの判断が下れば、はじめて限度額が決まり融資を受けることができるのです。

無担保ローンには種類がある

無担保ローンにはいくつかの種類があります。代表的なものを以下にまとめましたので、まずはこちらをご覧ください。

消費者金融系・信販系のカードローン

個人向けの小口融資です。使い道は自由ですので、どのような用途で使用しても問題はありません。無担保・保証人なしとなっており、銀行系カードローンと比較すると金利は高めです。ただし、借入限度額が上がるにつれて金利は低くなります。

利用限度額内であれば何度でも借入出来ますし、コンビニATMや振込みでの借入にも対応しているため大変便利です。

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銀行系カードローン

サービスの内容は、消費者金融系・信販系のカードローンと大きく異なりません。ただし、金利、借入限度額、保証会社利用有無の3点に関しては、消費者金融系や信販系と異なります。

消費者金融系や信販系の場合、初めての申込みだとほぼ年18%の上限金利が適用されますが、銀行系だとせいぜい年利14%程度です。オリックス銀行のカードローンなどは、年利1.7%~17.8%ではあるものの、そのような銀行系カードローンはそれほど多くありません。

また借入限度額は500万円以上1,000万円前後となっているケースが多く、消費者金融系と比較すると300万円前後高く設定されています。

最後の保証会社利用有無ですが、銀行系の場合は『保証会社の保証を受けることができる方』といった利用条件が必ずあります。

保証会社の多くは個人の小口融資に強い消費者金融系や信販系の企業ですが、貸し倒れがあった際に保証会社が返済を立て替えてくれるのです。

高金利であれば毎回の返済で利息収入が入るため、貸し倒れのリスクヘッジができますが、金利が低いため利息収入がそれほどありませんし、そもそも担保がありません。そのため、保証会社の利用を義務付けているのです。

銀行系のフリーローン

利用用途は自由ではありますが、審査時に使い道を必ず申告しなければなりません。また、1度借入をすると、完済まで新たな借入は出来ないことになっています。審査にやや時間はかかりますが、カードローンと比較すると金利は低めです。

クレジットカードキャッシング枠

消費者金融系や信販系とさほど変わらない金利です。クレジットカードの利用限度額の範囲内であれば、自由に借入をすることができます。利用使途は自由ですが、限度額が低いためあまり多くのお金を借入することはできません。

このように、無担保ローンの種類はあまり多くはありませんが、非常に自由度の高い商品であることが分かります。ようするに、借りたお金をどのように使うかは、利用者の判断に委ねられているケースが多いということです。

担保ローンよりも借入限度額は低くなってしまうものの、自由に借入と返済を行いたいのであれば、コンスタントにカードローンを利用しましょう。

順調に返済を続けていれば、遅くとも6カ月以内にカードローン会社から増額の案内連絡が入る可能性はあります。

もしくは、担保ローンの審査に通過する自信がなく、融資して貰える他の方法を探しているのであれば、無担保ローンの銀行フリーローンあたりを狙ってみると良いかもしれません。

なお、借入限度額に合わせて金利は決まるため、『より多くのお金を借りる予定』がある場合は、増額できるタイミングで限度額を上げることをお勧めします。

無担保ローンの金利について

無担保ローンは、担保ローンと比較すると金利が高めです。どの程度違うのか、比較してみることにしましょう。

今回は、消費者金融系・銀行系カードローン、銀行フリーローン、マイカーローン、住宅ローンを比較していきます。

以下の表にまとめましたので、まずはこちらをご覧ください。

消費者金融系(無担保)

カードローン 金利
アコム
年3.0%~18.0%
プロミス
年4.5%~17.8%
アイフル
年4.5%~18.0%
SMBCモビット
年3.0%~18.0%
ノーローン
年4.9%~18.0%

消費者金融系の場合、独自審査を行っており保証会社を利用しないということと、担保や保証人を取らないということから、金利が高く設定されています。利用者の多くの方は、新規契約当初、上限金利が適用されているものです。

銀行カードローン(無担保)

カードローン 金利
三菱UFJ銀行
1.8%~14.6%
三井住友銀行
年1.5%~14.5%
オリックス銀行
1.7%~17.8%
新生銀行レイク
4.5%~18.0%
楽天銀行
1.9%~14.5%
じぶん銀行
2.2%~17.5%

消費者金融系と比較すると、下限金利はそれほど変わらないものの、上限金利は最大で4%程度異なることが分かります。4%という数字では分かりづらいため、もう少々詳しく解説します。

たとえば、10万円を年18%と14%で借りたとしましょう。10回に分けて返済をすると、それぞれの利息は次の通りとなります。18%は8,429円、14%は6,523円です。借入金額や返済回数が増えれば、利息の差はより大きくなります。

つまり銀行系カードローンは、利息の負担が少ない便利な商品なのです。

銀行フリーローン(無担保)

カードローン 金利
三菱UFJ銀行
年5.475%
三井住友銀行
年5.975%
イオン銀行
年3.8%~13.5%
ジャパンネット銀行
年14.75%~17.75%
りそな銀行
年6.0%
常陽銀行
年6.175%

ジャパンネット銀行のように、カードローンの金利とあまり変わりがないケースもありますが、基本的に金利は一ケタ台となります。

利用用途は自由ですが、借りたお金の使い道を申告する必要があったり、審査基準が厳し目になっていることが金利の低さにつながっているといえそうです。

マイカーローン(担保あり)

カードローン マイカーローン金利
三菱UFJ銀行
年1.99%~2.975%
三井住友銀行
年4.475%
住信SBIネット銀行
年2.075%~3.975%
常陽銀行
年2.3%
JAバンク
※地域によって異なる
年1.85%~1.95%
北陸銀行
年3.875%

今回は6つの金融機関の金利しか取り上げていませんが、無担保ローンであるカードローンと比較すると明らかに違うことが分かります。

とはいえ、無担保のフリーローンと比較すると、それほど違いはありません。金利がやや低いと感じる程度です。

つまり、担保を用意出来ない場合、銀行の無担保フリーローンに挑戦し、もしも担保を用意することができるなら、最初からマイカーローンを利用するといった活用方法がお勧めです。

住宅ローン(担保あり)

カードローン マイカーローン金利
三菱UFJ銀行
年2.475%
三井住友銀行
年2.475%
オリックス銀行
年4.975%~6.975%
常陽銀行
年2.475%
楽天銀行
年1.157%
じぶん銀行
年0.497%

住宅ローンの場合も、無担保ローンと比較すると金利は低めです。金利が低い理由はいうまでもなく、担保として不動産や土地を差し出すことが関係しています。

オリックス銀行のように、無担保のフリーローンと変わらない金利となることはありますが、このようなケースはそれほど多くありません。

以上、無担保ローンの金利をご紹介するために、敢えて担保ありのローンについてもご紹介してみました。無担保のフリーローンは金利が低めですが、基本的に無担保ローンは金利が高いと考えて間違いありません。

審査と融資までに掛るスピードとは?

審査と融資までに掛るスピードは、一体どの程度なのでしょうか。無担保ローンである消費者金融系・銀行系と、銀行系フリーローン、担保ローンの代表格である住宅ローンを比較してみることにします。

審査から融資までに掛るスピードは金融機関ごとで様々ですが、実際に金融機関をピックアップしながら解説していきましょう。ぜひ参考にしてください。

消費者金融系カードローン(アコム)の審査の流れとスピード

申込み

WEB、電話、アコム窓口、無人契約機、郵送のいずれかで申込みをします。
※今回はネット経由で申込みした方法をご紹介しています。

↓
アコムより連絡が入る

メールか電話にて、申込み確認の連絡が入ります。

↓
本人確認書類を提出

アコムが指定する方法で、本人確認書類を提出します。その後、本審査が始まります。審査時間は最短で30分です。

↓
契約

審査に通過するとメールにて契約手続きの案内が届きます。メールの内容に従って契約を完了し借入可能となります。借入時に必要となるカードは郵送で届きますが、急いでいる場合は無人契約機で受け取りましょう。

審査から融資までに掛る時間は、だいたい1時間から2時間です。審査内容や申込み内容に不備があった場合、申込みの時間帯によっては、もう少々時間が掛ることもあります。

銀行系カードローン(バンクイック)の審査の流れとスピード

申込み

WEB、テレビ電話、電話のいずれかで申込みをします。
※今回はネット経由で申込みした方法をご紹介しています。

↓
審査

申込みの時間帯、審査の状況によっては翌日以降の対応となるケースがあります。本人確認書類もこの時に提出します。
※50万円超の利用限度額をご希望の場合は収入証明書をお持ちください。

↓
契約手続き

審査に通過したら、三菱UFJ銀行が指定する方法で契約手続きを行います。その後、申し込みから最短翌営業日にカードが発行され借入することが可能となるのです。
カードの郵送を希望の場合は、審査・契約後、約1週間※で自宅へ届きます。
※地域、配送状況により一部異なります。

ちなみに、三菱UFJ銀行バンクイックの場合は、審査時間が短めに設定されております。

しかし、このような銀行系カードローンは稀です。多くの銀行系カードローンは、借入までに最低でも3日前後の時間を要します。

銀行カードローン(三井住友銀行)の審査の流れとスピード

申込み

WEB、ローン契約機、電話のいずれかから申込みをします。その際、年収確認書類や資金使途の確認書類を必ず提出します。
※今回はネット経由で申込みした方法をご紹介しています。

↓
審査

審査は、三井住友銀行と保証会社のSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の2箇所が行います。審査の結果は、電話かメールにて報告されます。申込み時間帯が早ければ、最短翌営業日に回答があるようです。

ただし、審査の所要時間に関しては、明確に案内されていませんでした。

↓
契約手続き

無事に審査に通過したら、三井住友銀行本支店内、もしくはSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)店頭にあるローン契約機で手続きを行います。

↓
借入

あらかじめ指定した返済用預金口座へ入金されます。

↓
必要書類の提出

入金された後、支払い済みが確認できる書類を提出する必要があります。以上が一連の流れでした。審査から融資までに掛る時間ですが、明確に案内されているわけではないものの、約1週間前後は見ておいた方が良さそうです。

住宅ローン(みずほ銀行)の審査の流れとスピード

事前審査の申込み

※今回はネット限定商品『ネット住宅ローン(住宅新規購入向け)』をご紹介します。

ネットから事前審査に申込みをします。内容を確認するために、自宅や勤務先に連絡が入ることもあるようですが、5営業日辺りまでに電話か郵送で事前審査の結果報告があるようです。その後、正式な申込書類が郵送されます。

↓
正式審査の申込み

必要事項を記入・捺印してみずほ銀行へ返送します。その後、正式な審査が始まります。在籍確認以外でも連絡が入るケースがあるため、すぐに対応できるようにしたいものです。

↓
契約手続き

無事に審査に通過したら、契約書が郵送されます。必要事項を記入・捺印して必要書類と一緒に返送します。連帯保証人がいる場合は、連帯保証人の自署と捺印が必要です。また、みずほ銀行から連帯保証人宛に意思確認の連絡が入ります。

↓
抵当権設定手続き

みずほ銀行が指定する司法書士と面談をして、抵当権設定書類の手続きを行います。連帯保証人が居る場合は同席が必要です。

↓
借入

みずほ銀行普通預金口座へ入金されます。また、登記の手続きはみずほ銀行指定の司法書士が行います。以上が一連の流れですが、みずほ銀行の公式WEBサイトによると、申し込みから借り入れまでは最短でも1カ月半以上掛るようです。

書類に不備があったり、申込みが殺到して混在している場合は、更に時間が掛るため、2カ月を超えることも珍しくありません。

以上が審査と融資までに掛るスピードでした。住宅ローンは借入金額が高額なため、どうしても時間が掛ってしまうようです。

つまるところ担保有無に関係なく、借入金額が高額になる場合は、借入までに時間が掛るといえます。

無担保ローンのメリットとデメリットについて

この項では、無担保ローンのメリットとデメリットについて解説していくことにしましょう。以下にまとめましたので、参考にしてください。

メリット

申込みから融資までに掛る期間が短い

これまで解説してきたとおり、無担保ローンの場合は申込みから融資までに掛る期間が短めです。特に大手の消費者金融系カードローンであれば、1時間から2時間程度で融資可能となるケースも珍しくありません。

手続きがシンプル

借入希望限度額によって必須となる書類は異なります。少額の融資であれば、本人確認書類と申込書のみで手続きが完了するため、手続き内容がとてもシンプルです。

フリーローンの場合、お金の使い道が分かる書類や、所得証明書を提出するケースがあるため、その点は少々手間ではあります。とはいえ、担保ローンと比較すると手続きは断然簡単です。

手数料がかからない

担保ローンの中でも住宅ローンの場合、登記費用や保証料、事務手数料などが発生します。しかし無担保ローンの場合は、このような手数料を支払うことはまずありません。

継続的に安定した収入があれば利用できる

無担保ローンの審査で最も重視しているのは、『継続的に安定した収入があるか』という点です。そのため、アルバイトやパート勤務であっても、月々の収入が安定していれば、審査に通過することが多々あります。

一方、担保ローンの場合は高額融資となるケースが多いことから、貸し倒れのリスクを軽減するために、職業や雇用形態、勤続年数などをシビアにチェックします。安定した収入があったとしても、それだけでは通過しないのです。

借入したお金の使い道が自由

無担保ローンでは、借入したお金を自由に使うことができます。フリーローンは使い道を申告しなければなりませんが、それでも比較的自由に使うことが可能です。

一方、担保ローンの場合は、使い道が予め限定されているため、借り入れたお金をその他の用途として使うことができません。

デメリット

金利が高く設定されている

無担保ローンの場合、担保なし・保証人なしとなるため、貸し倒れがあったときのリスクが高めです。このリスクを軽減するために、金利を高くして利息収入を増やし、リスクヘッジをしています。そのため、どうしても金利が高くなってしまうのです。

最大で800万円から1,000万円前後しか借入出来ない

初回申込み時は、最大でも50万円程度までしか借入出来ませんが、800万円から1,000万円程度まで借入可能なことになっています。

しかし、余程の信用がなければ高額融資は不可能ですし、連帯保証人が求められることもあるようです。つまり、無担保ローンは高額融資向けのサービスではないといえます。

返済に困っても担保を差し出すことができない

返済できない場合は、任意整理、特定調停、個人再生、自己破産の道しかありません。

返済が長引くと利息額が増える

これは担保ローンで返済が長引くと利息額が増えるも同じことがいえますが、無担保ローンの場合は少々お話が異なります。なぜなら、延滞利息が20%となっているケースが多いため、滞納状態を続けてしまうと、驚くほどの利息額にまで膨れ上がってしまうからです。

利用し過ぎると担保ローンの審査に響くことがある

複数社の無担保カードローンを利用している方は、『お金に困っている可能性が高い』として担保ローンの審査に響くことがあります。

無担保ローンの審査は厳しい?

最後の項では、無担保ローンの審査について解説していくことにしましょう。まず結論から言いますと、無担保ローンの審査が厳しくなるかどうかは、利用者によって異なります。そのため、一概に厳しいと言い切ることはできないのです。

たとえば、『継続的に安定した収入がある』、『他社からの借入がない』、『返済が滞ったり、借金を踏み倒した前歴がない』とのことであれば、高い確率で審査に通過する可能性はあります。

そもそも審査の内容は、無担保ローンも担保ローンも大きく異なりません。違いがあるとすれば、重要視する項目が全く違うのです。

たとえば住宅ローンの場合、『借入時・完済時の年齢』、『返済負担率』、『職業』、『勤務形態』、『借入比率』あたりを特に重要視します。

『職業』、『勤務形態』はあまり重視されないという声もありますが、近年40代以降の働き盛りの方がリストラされるケースが増えているため、返済能力を図る上で職業や勤務形態はより慎重にチェックしているようです。

なお、担保ローンよりも無担保ローンの審査の方が厳しいのかという件に関してですが、両者とも内容が異なるローン商品であるため、比較するのは困難だといえます。

ただし敢えて比較するのであれば、いざというときに担保を差し出すことができる担保ローンよりも、差し出すものがなにもない無担保ローンの方が、審査は厳しくなるといえそうです。

一見、担保ローンの方が厳しいように見えますが、それは融資額が高額であったり、担保や保証人の調査が含まれているからだといえます。

実際のところ、担保の資産価値や連帯保証人によっては、申込み者の年収が少々低いなど属性に不安があったとしても、融資が可能となるケースがあるため、必ずしも審査が厳しいとは言えないのです。

一方、無担保ローンの場合、個人の信用に基づいて融資を行います。煩わしい調査などはありませんが、本人の状況次第となるため、借入希望金額が高額になるほど審査の難易度は高くなってしまうのです。

以上のことから、すべての人に当てはまるわけではないものの、無担保ローンは審査が厳しめだと覚えておきましょう。

まとめ

今回は、無担保ローンについて詳しく解説しました。ただ単に、『担保を用意するか、しないか』という違いがあるだけではなく、利用条件や借入限度額など様々な違いがあることが分かりました。

無担保ローンは気軽に利用できるだけではなく、『今すぐお金が必要!』といった急な借入に対応している利便性の高い金融商品です。

しかし気軽に使えるということは、ついつい使い過ぎてしまうという危険性をはらんでいるといっても過言ではありません。

無担保ローンの特性やメリットデメリットをよく把握した上で、計画的に利用したいものです。

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